恋愛体験談
「なんでもいいです」の四文字に、私はたぶん恋をした
3回目のデートの帰り道、社交辞令だと思って言った「肉じゃがが食べたい」。彼は本当に作ってくれた。土曜の昼過ぎ、玉ねぎの匂いとかすかな距離の近さの中で、私の何かが静かに溶けていった。
女性25歳
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マッチングアプリで出会った相手とのデート体験談。初デートの場所選び・会話・服装・次につなぐ方法まで、成功と失敗の両方から学べます。
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3回目のデートの帰り道、社交辞令だと思って言った「肉じゃがが食べたい」。彼は本当に作ってくれた。土曜の昼過ぎ、玉ねぎの匂いとかすかな距離の近さの中で、私の何かが静かに溶けていった。
「可愛いですね」より「その話の仕方が好きです」の方が、相手の目が変わった。
30回以上の初デートを経験して気づいた。マッチング数でも顔でもメッセージのうまさでもない。付き合えた人には、ある共通点があった。
話すのが苦手でも、テキストなら伝えられる。内向型の戦い方がある。
品川の水族館、クラゲの青い光の中で言えなかった言葉。でも帰り際、改札の前でほんの少しだけ、本当のことが口から出た夜の話。
3時間話し続けて、帰宅してから「やりすぎた」と思った。沈黙が怖い人が恋愛でやってしまいがちなこと。
話題がないんじゃなく、質問が下手なだけだった。
オシャレなレストランを予約して、緊張させてしまった。うるさいカフェで、会話が聞こえなかった。場所選びにも、センスがいる。
デートが楽しくないんじゃなく、やり方が合っていないだけかもしれない。
話が面白いより、聞き方が上手い人の方が、また会いたいと思われる。
「どこでもいいです」という返答から始まった小石川植物園でのデート。特別なことは何もないはずなのに、ただ一緒にいる時間が、ずっと心に残っている。
言葉より体が正直に語っている。