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デート 解散 タイミング|次に繋がる終わり方と帰り際のコツ

デートの「帰り際」が全てを決めると気づいたのは、3回失敗してからだった

19時に会って22時に解散。「楽しかったです」と言い合って、その後LINEが続かなかった。デートの内容より、最後の5分間の終わり方が次のデートを決めているかもしれない。3回の失敗と1回の成功が教えてくれた、帰り際の空気の作り方。

29・maleの体験
·橘みあ·6分で読める

デートがうまくいかなかった原因を、私は長い間「会話」のせいにしていた。


「あの話題を出さなければ」「もっと笑いをとれれば」「もっと相手の話を聞ければ」。でも、3回目の失敗の夜に、表参道駅のホームで電車を待ちながらようやく気づいた。会話は悪くなかった。2時間半、笑いも盛り上がりもあった。なのに帰り際がぐずぐずして、なんとなく「また連絡します」で終わって、それきりになった。


問題は、終わり方だった。


その夜、ホームに入ってくる電車の音を聞きながら、「いつも帰り際に失速する」と気づいた。デートが楽しければ楽しいほど、終わらせ方に迷って、ずるずると続けてしまう。または逆に、早めに切り上げようとして相手をびっくりさせる。その両方をやっていた。


早すぎた解散、長すぎた解散——失敗パターンの全部


最初の失敗は、解散が早すぎた。


初デートで「あまり長居するのは迷惑かも」と思って、1時間半で「そろそろ」と言った。相手はびっくりした顔をした。「え、もう?」とは言わなかったけど、表情がそう言っていた。帰り際に「また連絡しますね」と言ったとき、声のトーンが微妙に下がっていた。次の連絡は来なかった。


1時間半では「次に会いたい」という気持ちが積み上がる前に終わっている。初対面で緊張がほぐれるのに1時間はかかる。そこで終わったら、「やっと話せてきた」というところで幕が降りる形になる。相手の中に「もう少し話したかった」という気持ちが残らないまま、関係が終わる。


2回目の失敗は逆で、長すぎた。4時間以上一緒にいた。話すことがなくなってきて、カフェから居酒屋に移って、でもなんとなく終われなくて、23時近くまで続いた。「楽しかった」は本当だった。でも疲労感もあった。帰り際に「今日はありがとうございました」と言い合ったとき、声が少しかすれていた。お互いに疲れていた。


疲れた状態で解散すると、「もう一回会いたい」じゃなくて「休みたい」が先に来る。その夜の気持ちが「また会いたい」より「疲れた」で終わったら、翌朝には記憶のトーンが変わっている。「楽しかったけど、なんかしんどかったな」という印象が、次の連絡を重くする。


3回目は、終わり方がぐずぐずした。「じゃあ、そろそろですかね」「あ、そうですね、じゃあ」「どっちの電車ですか」「ああ、じゃあ同じ方向ですね、じゃあ改札まで」——そういうやりとりが続いて、なんとなくバラバラになった。最後の印象がもやっとすると、デート全体の記憶もぼんやりする。「あの人、よかったかも」じゃなく「あの人、どうだったっけ」になる。


「2〜3時間、余韻がある状態で終わる」を覚えた日


4回目のデートで、ようやく成功した体験をした。


相手は中目黒に住んでいる人で、待ち合わせは中目黒駅の改札前、19時だった。イタリアンで食事して、川沿いを少し歩いた。話が盛り上がって、気づいたら21時半を過ぎていた。


「もうちょっと話したい」という気持ちがまだあるタイミングで、「そろそろ帰ります」と言ってみた。相手が「え、もう少しよくないですか」と言った。断って帰った。


翌朝、LINEが来ていた。「昨日ありがとうございました、また会いましょう」。それまでの3回と全然違う温度だった。


「余韻がある状態で終わる」というのはこういうことだったのかと、その朝に理解した。「もっと話したい」という気持ちが残っている状態で終わるから、「また会いたい」が生まれる。満足しきって解散したら、「また会いたい理由」がない。


時間でいうと、初デートは2〜3時間が体感上ちょうどいい。2時間はやや短く感じる人もいるが、「短かった」という感覚が「また会いたい」につながりやすい。3時間を超えると疲労感が出てくる人も増える。ただし、会話が盛り上がっているなら3時間超えても構わない。大切なのは「時間」より「まだ話したいのに終わる」という感覚だ。


帰り際の「最後の演出」で記憶が変わる


デートの記憶は、終わり際の印象で上書きされやすい。心理学的にも「ピーク・エンドの法則」と呼ばれる話で、体験全体の評価はピーク時と終了時の感情で決まるとされている。感覚としても、帰り際の5分間の印象が、デート全体の色を決める。


帰り際に言う言葉は、短い方がいい。「今日楽しかったです、ありがとうございました」で十分だ。そこに「特に○○の話がおもしろかった」という一言を足すと、「ちゃんと聞いてくれていた」という印象が残る。デートの内容を一つでも覚えていてくれた、というその事実が、相手の中に「この人、また会いたい」を芽生えさせる。


「次また会いたい」という気持ちを伝えるなら、帰り際がベストタイミングだ。別れ際の「また来ましょう」は、デートの途中で言うより100倍自然に伝わる。「次どこ行きますか」という具体的な話を別れ際にさらっと出すと、「次」が約束に近い形になる。


電車が違う方向でも、少し遠回りして改札まで一緒に歩くのも悪くない。その「もう少しだけ一緒にいる」という行動が、言葉より多くを伝える場合がある。隣を歩きながら話す最後の数分間が、その夜の最後の記憶になる。


デートの帰り際は、次のデートの予告編だ。そこで相手の心に何を残すか——それだけが、翌朝のLINEを決めている。


一つだけ、付け加えておく。「余韻がある状態で終わる」というのは、冷たく終わるとか、急いで帰るということじゃない。「もっと話したかったな」と相手が思うタイミングで、自分から笑顔で終わりにする、ということだ。その笑顔が、帰り道の記憶になる。


表参道の駅のホームで電車を待ちながら「終わり方の問題だ」と気づいたあの夜から、私はデートのたびに「どう終わるか」を少しだけ考えるようになった。会話の準備は10回やって、帰り際の準備は0回だった。その順番が、逆だったのかもしれない。


帰り際の5分間は、デートの5分じゃない。次の約束までの数日間の印象を、全部作り直せる5分間だ。そこに気づいてから、翌日のLINEの来方が変わった。

よくある質問

初デートは何時間で終わらせるのがベストですか?
初デートは2〜3時間が体感上ちょうどいいラインです。2時間はやや短く感じる場合もありますが、「もう少し話したかった」という余韻が「また会いたい」という気持ちを生みます。3時間を超えると疲労感が出てきやすく、解散時の印象が「楽しかった」より「疲れた」になりやすいです。大切なのは、「もっと話したい」という気持ちがまだある状態で自分から切り上げること。満足しきった状態で終わると、相手が「また会いたい理由」を持ちにくくなります。
デートの帰り際にどんな言葉をかければいいですか?次のデートにつなげるコツを教えてください。
「今日楽しかったです」という定番の一文に、「特に○○の話がおもしろかった」という具体的なエピソードを一つ足すだけで、「ちゃんと聞いてくれていた」という印象が残ります。「次また会いましょう」という言葉は、デートの途中より帰り際に言う方がずっと自然に伝わります。また、電車の方向が違っても改札まで少し遠回りして一緒に歩くという行動は、言葉より多くを伝えることがあります。帰り際の最後の5分間が、翌朝のLINEの有無を決めているといっても過言ではありません。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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