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LINEで告白するか、会って言うか。両方やった結果

LINE告白2回、対面告白2回。成功と失敗が1回ずつ。4回の告白で見えたのは「どっちが正解か」じゃなくて、「どっちに向いている関係か」だった。マッチングアプリで出会った相手への告白タイミングと方法。

29歳・男性の体験
·橘みあ·7分で読める

4回告白して、2回成功して、2回失敗した。


LINEが1勝1敗。対面が1勝1敗。きれいに分かれた。「じゃあどっちでも同じじゃないか」と思うかもしれないけど、成功と失敗の中身が全然違った。


LINE告白・1回目(失敗)


Pairsで知り合った彼女と、3回デートした後のことだった。


3回目のデートは吉祥寺のハモニカ横丁で飲んで、井の頭公園を少し歩いて、駅で別れた。「今日も楽しかったです」というLINEを送って、既読がついて、スタンプが返ってきた。


その夜、布団の中でスマホを握りながら、告白の文章を40分かけて書いた。何度も消して、書き直して、最終的に送ったのがこれだった。


「突然ですみません。3回会って、〇〇さんのことがすごく好きだなって思いました。付き合ってほしいです」


送信ボタンを押した瞬間、指先が冷たくなった。心臓がうるさくて、天井の模様を数えながら待った。既読がついたのは翌朝の7時。返信が来たのは12時。


「気持ちはすごく嬉しいです。でも、まだそういう気持ちになれなくて。ごめんなさい」


丁寧な断りだった。「まだ」という言葉に一瞬期待したけど、それ以降のLINEは来なかった。


LINE告白・2回目(成功)


Tappleで出会った彼女には、5回目のデートの後にLINEで告白した。


5回目のデートは表参道のカフェ。帰り際に「次はいつ会えますか」と聞いたら、「来週の土曜日」と即答された。その返事のスピードで、いけるかもしれないと思った。


その夜、今度は5分で書いた。


「今日も楽しかった。もう友達って感じじゃない気がしてる。付き合いたいです」


前回と違って、手が震えなかった。送ってからお風呂に入って、出てきたら返信が来ていた。


「私もそう思ってた。よろしくお願いします」


湯上がりの肌がじわっと熱くなった。スマホを握ったまま、しばらく洗面台の前で立っていた。


対面告白・1回目(失敗)


withで知り合った彼女に、4回目のデートの帰り道で言った。


代官山から渋谷に向かって歩いている途中。夜の8時半で、街灯のオレンジ色の光が道路を照らしていた。隣を歩いていて、彼女が旧山手通りのイルミネーションを見上げたとき、口が動いた。


「あのさ、俺……付き合いたいんだけど」


声がうわずった。自分の声じゃないみたいだった。彼女が足を止めて、こっちを見た。3秒くらい、何も言わなかった。その3秒で、ダメだとわかった。


「……ごめん、今はちょっと考えられない」


「今は」じゃなくて「ちょっと」の方が刺さった。「ちょっと」ってなんだ。少しも考えたくないってことか。帰りの電車で、膝の上に置いた手がずっと冷たかった。


対面告白・2回目(成功)


Omiaiで出会った彼女には、6回目のデートで言った。場所は恵比寿ガーデンプレイスの広場。冬で、イルミネーションが光っていて、吐く息が白かった。


ベンチに座って、ホットのカフェラテを飲んでいた。彼女が「今日、寒いね」と言ったタイミングで、「あのさ」と切り出した。


「前から言おうと思ってたんだけど」

「うん」

「付き合ってほしい」


短く言った。飾らなかった。彼女が少し笑って、それからカフェラテのカップを両手で包んだ。


「……うん。私も、そう思ってた」


そのとき、肩の力がふっと抜けた。イルミネーションの光がにじんで見えた。寒いはずなのに、耳の先が熱かった。


LINE告白と対面告白、何が違うのか


4回やってわかったことがある。


LINE告白の利点は「考える時間がある」ことだ。自分も相手も。言葉を選べるし、返事を急がなくていい。緊張で頭が真っ白になることもない。特に「まだ好きかどうかはっきりしないけど、嫌いじゃない」くらいの温度の相手には、LINEの方が返事しやすい。断る側も、対面より断りやすい。


対面告白の利点は「空気が伝わる」ことだ。声のトーン、目線、表情。「本気で言っている」という情報量が、テキストの何倍もある。相手の反応もリアルタイムで見える。「うん」の一言でも、対面なら表情で温度がわかる。


それぞれの「向き不向き」


失敗した2回に共通していたことがある。「相手の温度を読み間違えた」ということだ。


LINEで失敗した1回目は、3回のデートで「まだ早い」段階だった。相手はまだ友達の延長で会っていた。そこにテキストで告白しても、「重い」と感じさせてしまう。LINEの文字は、対面の声より重く見える。「付き合ってほしいです」という一文がスマホの画面に残り続けるから。


対面で失敗した1回目は、「タイミングは悪くなかったが、相手にその気がなかった」パターンだった。4回会っていたし、楽しそうにしていたけど、恋愛対象じゃなかった。対面で断るのは、相手にとっても負担が大きい。断られた側の顔を見ながら断るのは、誰だってつらい。


成功した2回に共通していたのは、「告白する前に、相手が同じ方向を向いていると感じていた」ことだ。LINEで成功した2回目は、相手の返事のスピードや「来週の土曜」という即答から、温度が高いと読めていた。対面で成功した2回目は、6回デートを重ねて、お互いに「もうこの関係は友達じゃない」という空気があった。


結局、方法より温度


LINEか対面かは、正直どっちでもいい。


「相手が自分のことをどう思っているか」の読みが合っていれば、どちらでも成功する。読みが外れていれば、どちらでも失敗する。告白の方法で結果が変わると思いたくなるけど、変わるのは「伝え方の印象」だけで、「YES/NOの結果」は方法じゃ変わらない。


ただ、一つだけ言えるのは、対面で言ったときの「うん」は、一生忘れない。LINEの「よろしくお願いします」は嬉しかったけど、恵比寿ガーデンプレイスで聞いた「うん」の声のトーンは、今でも耳に残っている。


告白は、正解を選ぶものじゃなくて、後悔しない方を選ぶものだった。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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