恋愛体験談
3歳サバを読んだ私が、誕生日ケーキのロウソクで詰んだ夜
Pairsのプロフィールに「25歳」と書いた。本当は28歳。3回目のデートで彼が用意してくれた誕生日ケーキのロウソクが25本だった瞬間、喉の奥に何かがつかえて、私は何も言えなくなった。
女性Pairs|28歳
7分♡
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Pairsのプロフィールに「25歳」と書いた。本当は28歳。3回目のデートで彼が用意してくれた誕生日ケーキのロウソクが25本だった瞬間、喉の奥に何かがつかえて、私は何も言えなくなった。
Tappleで知り合ったミナミくんのプロフィールに「3月15日が誕生日です」と書いてあった。5回目のデートの翌日がその日で、私はカップケーキを2個買って、余計なことは何も書かなかった。誕生日サプライズを計画した24歳の話。
1月の表参道、フレンチの予約を入れてサプライズを仕掛けた夜。4時間待って、花束は萎れ、予約は消えた。残ったのはデニーズと、止まらない笑い声だけ。盛大に失敗した誕生日サプライズが、今でも一番いい思い出になっている話。
「今日は普通の夜ご飯だから」と彼は言った。3日前から気づいていた。既読が遅くなり、スマホを伏せる回数が増えていた。全部知っていたのに、当日私は驚いてみせた。演じた喜びじゃない——本物の喜びが、ちゃんとそこにあったから。
25歳の誕生日、セブン-イレブンのショートケーキ、税込388円。誰にも「おめでとう」と言ってもらえない予定の夜だった。26歳は、川越のうなぎ屋で食べた——一人だった年と一人じゃなかった年の、誕生日の話。