7歳上の人とマッチングして知ったこと
年齢で判断するのをやめてみたら、自分の「好き」の基準が変わった。
プロフィールに「±3歳まで」と設定していた。それを外したのは登録から2ヶ月後、「もう少し範囲を広げてみようか」という気まぐれだった。
範囲を広げた翌日、7歳上の男性からいいねが来た。写真を見た瞬間、少し迷った。40代に近い年齢で、自分より明らかに社会人経験が長い。「話が合うかな」という不安と、「面白そうかも」という好奇心が半々だった。
いいねを返した。
最初の会話で感じた違い
メッセージのやりとりが、他の人と違った。返信のペースが均一で、文章が短くても密度があった。「今日は何をしていましたか」という質問ではなく、「○○について書いてましたね、もう少し聞かせてください」という切り込み方。
プロフィールを読んでいる。それが文章から伝わった。
実際に会って感じた温度差
恵比寿で会った。彼は待ち合わせ場所に先に来ていて、私が近づいたときに立ち上がった。細かいことだが、その動作が自然だった。
2時間の会話の中で、仕事の話、旅の話、家族の話が出た。どれも浅くなかった。「でも正直、その件については失敗したんですよ」という自己開示があって、7歳上なのに偉そうにする場面が一度もなかった。
逆に自分の方が話しすぎて、「もう少し聞いてあげたかった」と帰り道に思った。
年の差で実際に困ったこと
音楽・映画の世代ギャップ
リファレンスにする作品が違う。私がback numberの話をしたら「ちょっとわからない」と言われた。逆に彼がBUCK-TICKの話をして私がわからなかった。でもそのギャップは「知らなかった」という面白さにもなった。
将来の話のスピード感の違い
3回目のデートで、結婚についての話題が出た。私にはまだ先の話に感じた。彼は「現実として考えている」というトーンだった。温度差を正直に伝えたら、「そうか、そうだよな」と素直に受け入れてくれた。でもその後、やりとりの頻度が少し下がった気がした。
「引っ張ってほしい」と「自分で決めたい」の葛藤
年上だから「引っ張ってくれる」という期待があった。でも実際は、こちらの意見を尊重しすぎて決めてくれないことが多かった。年齢と「引っ張るタイプかどうか」は別の話だった。
結論として
年齢の差は、最初に感じるほどのハードルじゃなかった。価値観の差は年齢とは別のところにある。
あの7歳上の彼との3ヶ月は、今思えば「どんな人が自分に合うか」を考える材料になった。年齢フィルターを外したことで、「年齢じゃなくて何で選ぶべきか」が少しわかった気がした。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。