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別れる前に気づけなかった夜、後悔した5つの変化

3回別れた。Pairs、with、共通の友人の紹介——全部、終わり方は違った。でも終わる前に起きていたことは、驚くほど同じだった。毎回気づいていたのに見て見ぬふりをしていた、別れの前兆5つを体験から正直に書く。

27歳・女性の体験
·橘みあ·6分で読める

3回、別れた。


Pairs で出会った25歳の彼。with で知り合った社会人2年目の彼。そして、共通の友人に紹介されて付き合った、当時29歳の彼。

3回とも、終わり方は違った。でも、終わる前に起きていたことは、驚くほど同じだった。


毎回、気づいていた。気づいていたのに、見て見ぬふりをしていた。「気のせいかな」「忙しいだけかな」「私が気にしすぎなのかな」と、自分を言い聞かせながら、見えているものを見ないようにしていた。


終わりには、必ず前兆がある。

5つ、ある。



1. 連絡の「熱量」が下がる


内容は変わらない。温度が変わる。


最初に気づいたのは、LINEの文字数だった。「今日どうだった?」と聞くと、以前なら「あーもうマジで最悪でさ、上司が〜」と続いていたのに、「まあまあかな」で終わる。スタンプだけで返ってくる夜が増える。23時に送ったメッセージの既読が、翌朝になっている。


「忙しいのかな」と思った。たしかに、繁忙期だった。でも繁忙期は2ヶ月も続かない。


温度が変わる、というのは説明しにくい感覚だ。でも確実にある。「おはよう」の一言でも、最初の頃と比べると、何かが薄くなっている。言葉の裏に誰かの気持ちがあって、その気持ちが以前より遠くなっている感じ。


これが最初のサインで、一番わかりにくい。だから見過ごしやすい。



2. 「次いつ会う」が決まりにくくなる


3人目の彼と付き合っていた頃、最後の2ヶ月間、会う約束がなかなか決まらなかった。


「来週どうかな」と送ると、「都合見るね」と返ってくる。数日後にまた聞くと、「ちょっと忙しくて」。そのうちに週末が過ぎて、また「来週どうかな」から始まる。そのループが気づけば6週間続いていた。


以前は違った。「土曜空いてる?」と聞けば「空けとく」と5分で返ってきた。会う理由を探さなくても、当然のように会えていた。


「また今度」が増えたとき、何かが変わっている。会うことへの優先度が、以前と変わっている。それは悪意ではないかもしれない。ただ、気持ちが正直に行動に出ているだけかもしれない。


先延ばしになり続ける約束は、たいてい実現しない。



3. 「最近どうしてる」が増える


これは少し違うかたちで現れる。


毎日LINEしていた人が、急に「最近どうしてた?」という確認めいたメッセージを送ってくる。まるで久しぶりに連絡してきた知り合いみたいに。でも、昨日も話してた人なのに。


2人目の彼と別れる3週間前、そのメッセージが来た。「最近なんかあった?」。喉の奥に何かがつかえた。あれ、私たち、毎日話してたよね、と心の中で思った。口には出さなかったけれど。


日常的に繋がっていた人が「最近どう?」と聞いてくるのは、もう日常的に繋がっていないサインだ。関係が薄くなって、距離ができて、それを本人も感じているから、確認するように聞いてくる。


「えー、なんか急にどうしたの」と笑いながら流してしまった。あのとき聞けばよかった。



4. 会っているときの「間」が変わる


沈黙には種類がある。


付き合いたての頃の沈黙は、穏やかだ。言葉がなくても苦しくない。中目黒の川沿いを歩きながら黙っていても、それが心地よかった。


でも、終わりが近い頃の沈黙は違う。なんとなく、重い。誰かが何かを言わなきゃいけない気がするのに、何を言えばいいかわからない感じ。互いに気まずさを察知して、でも触れないようにしている感じ。


1人目の彼との最後のデートは、吉祥寺だった。いつもならたくさん話す2人だったのに、ランチからカフェの間に、何度か会話が途切れた。「あ、なんか話しちゃった」という感じじゃなく、「ここで何か言えばよかったのかな」という感じで。帰り道、駅までの10分間がやたらと長く感じた。


沈黙の「質」が変わったとき、2人の間で何かが変わっている。



5. スマホを伏せる時間が増える


書きにくいけれど、これも書く。


テーブルの上に置いてあったスマホが、いつからか伏せて置かれるようになる。トイレに行くとき持っていくようになる。通知が来たとき、少し体が固まる。


断定はできない。スマホを伏せることには色々な理由がある。でも、他の4つのサインが重なっているときに、これも重なっているなら、何かが起きている可能性がある。


「マジで?なんか隠してる?」と直接聞くのは怖い。怖いけれど、気になったまま放置する方が、もっと消耗する。



気づいたときにすること


ひとつだけ、後悔していることがある。


気づいていたのに、聞けなかった。「もしかして」を心の中で何度も転がしながら、確認する勇気が出なかった。時間が解決してくれると思った。向こうから何か言ってくれると思った。


でも、先延ばしにしてもいいことは何もなかった。むしろ、終わりがどんどん遠くなった。グズグズと関係が続いて、気づいたときには互いにすごく疲れていた。


気づいたなら、聞く。「最近なんか変わった?」でも「私、なんかしたかな」でもいい。完璧な言葉じゃなくていい。ただ、聞く。


直接聞くことは、怖い。でも知らないふりをして時間を潰すより、ずっと誠実だ。自分に対しても、相手に対しても。


引き延ばしたのに、向き合ったほうがずっとあとを引かなかった。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

#別れ#前兆#恋愛#サイン#気持ち
このテーマを読む:失恋・別れ体験談

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