マッチングアプリで出会った人と別れた夜。後悔しながら理由を考えた
マッチングアプリで出会った人と3人付き合って3人と別れた。「アプリで出会ったから別れやすい」という話を聞いて、本当にそうなのかを3人分正直に振り返った。アプリのせいではなかった理由と、毎回共通していた原因。
「マッチングアプリで出会ったら別れやすい」と言われたのに、信じてなかった。
私は3人と付き合って、3人と別れた。全員アプリで出会った相手だ。だから「やっぱりそうか」と思いたくなるけど、少し立ち止まって考えると、「アプリだから」ではない気がする。
なぜ別れたのかを、3人分正直に振り返る。
1人目:「良い人」に付き合った
22歳、Pairs。付き合って3ヶ月で別れた。彼が悪いわけじゃなかった。「断る理由がなかったから付き合った」と、別れた後に気づいた。「好き」という気持ちより「この人なら安心」という気持ちで始めた関係だった。
会うと楽しかったが、「会いたい」という気持ちが起きなかった。連絡が来るのは嬉しいが、自分から送りたいとは思わなかった。その感覚のズレが3ヶ月続いて、続けることが誠実じゃないと思って終わりにした。
別れ話をしたのは下北沢のファミレスだった。「なんで」と聞かれて、正直に言えなかった。「気持ちが整理できなくて」という言い方しかできなかった。それが余計に相手を傷つけたと思う。
別れた後、何週間も「なんで付き合ったんだろう」と考えた。良い人だったのに、という罪悪感がずっとあった。「好きかどうか」より先に「安心かどうか」で判断した結果だった。
2人目:「付き合った後」を想像していなかった
25歳、Omiai。6ヶ月で別れた。デートはいつも楽しかった。恵比寿で飲んだり、下北沢を歩いたり、映画を見たり。でも3ヶ月目ごろから「この先どうするの?」という話が出てきた。
彼は結婚を具体的に考えていたが、私はまだそこまで考えていなかった。「いつかはしたい」くらいの感覚で、「2〜3年で」という温度感はなかった。方向性のズレが積み重なって、「一緒にいるとしんどくなってきた」という感覚になった。
付き合う前に「どこに向かっているか」を話し合わなかったことが、後になって出てきた。Omiaiは「真剣交際」を前提にしているアプリだが、「真剣さの度合い」はそれぞれ違う。その確認を省いたツケを、6ヶ月後に払った。
3人目:「相手に合わせすぎた」
27歳、Pairs。4ヶ月で別れた。別れた理由が一番わかりにくかった。彼は優しくて、私のことを考えてくれていた。でも付き合いが進むにつれて、「私が何を言っても否定されない」ことが気になり始めた。
意見を言っても「そうだね」、提案しても「いいよ」、何か間違えても「大丈夫だよ」。衝突がないのに、空洞な感じがしてきた。一人でいるような孤独感だった。相手が「本当はどう思っているか」がわからなくて、壁に向かって話しているような感覚が続いた。
「怒ったりしないんですか」と聞いたことがある。「あなたに怒ることなんてないよ」と笑顔で返された。その笑顔がなんか怖かった。
「アプリで出会ったから」は本当か
3人と別れた理由を振り返ると、どれも「アプリで出会ったこと」は理由に入らない。「始め方」の問題(動機が弱い)、「すり合わせ」の問題(方向性を話し合わなかった)、「関係性の質」の問題(本音で衝突しなかった)。全部、アプリじゃなくても起きる話だ。
アプリで出会った恋愛が長続きしない理由があるとすれば、「相手の数が多い分、比較しやすい」という構造の問題だと思う。他にも選択肢があると思っていると、一つの関係に本気で向き合う前に「次の人」を探したくなる。それはアプリの構造的な問題かもしれない。
3つの別れを振り返って今思うのは、「どうして出会ったか」より「どう向き合ったか」の方がずっと関係に影響した、ということだ。
でも、それを乗り越えるのも、結局は自分の選択だ。
中目黒のスタバで、別れた理由をノートに書き出した
別れてから1週間後、中目黒のスタバでノートを開いた。「なぜ別れたのか」を書き出してみた。手が震えて、字がガタガタだった。
会わない日が増えた。LINEが事務連絡みたいになった。「おやすみ」を言わなくなった。一つひとつは小さいことだったのに、積み重なると取り返しがつかなくなっていた。
マッチングアプリの出会いが終わるパターン
アプリで出会った関係が壊れるときのパターンがある。最初のテンションが高すぎるのだ。毎日LINEして、週2で会って、1ヶ月で「付き合おう」。このスピード感は、アプリならではだった。
でも速く始まった関係は、冷めるのも速い。新宿御苑を一人で歩きながら考えた。次に誰かと付き合うなら、ゆっくり始めたい。喉の奥が熱くなって、公園のベンチで少しだけ泣いた。あの涙は後悔じゃなく、学びの涙だった。
アプリで出会った関係が終わるとき、始まり方を思い出す。恵比寿のカフェで初めて会った日の緊張を。心臓がバクバクだった。あの日に戻ることはできないけど、あの日の教訓は次に持っていける。手のひらの汗は、まだ温かい。
よくある質問
1人目:「良い人」に付き合った場合、どうすればいいですか?↓
2人目:「付き合った後」を想像していなかった場合、どうすればいいですか?↓
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。