婚活アプリを始めた夜、後悔しなかった3つの気づき
「婚活」という言葉を自分のこととして使えるようになるまで1年かかった。Omiaiで婚活を始めて6ヶ月で見えた——婚活目的のマッチングアプリ利用で失敗しないための3つのことと、始める前に知っておきたい現実。
正直に言う。「婚活」を使えるまで1年かかったのに、変わった。
29歳の誕生日に、母から電話がかかってきた。「そろそろどうなの」という内容だった。イライラしながら「考えてる」と答えたが、実際には考えていなかった。その夜、布団の中でスマホを見ながら、「婚活 アプリ おすすめ」と検索した。
OmiaiとPairsとゼクシィ縁結びを候補に挙げて、最終的にOmiaiから始めた。「結婚を前提に」という言葉がプロフィールに書きやすそうだったから。
6ヶ月使って、3人と会い、現在も1人と会い続けている。その間に気づいた3つのことを書く。
1. 「条件」より「感覚」が先に来る
最初の1ヶ月、年収や学歴でフィルタリングしていた。「条件に合う人」を探すことに集中していた。でも実際に会い始めてわかったのは、条件が全部揃っている人でも「また会いたい」と思えないことがあるし、1項目くらい基準以下でも「また会いたい」と思える人がいる、ということだ。
最初に会ったのは、年収も学歴も「条件クリア」の人だった。赤坂のレストランで会って、2時間の会話は滑らかだった。でも別れたあと、スマホを確認する気持ちにならなかった。「また会いたいか」と自分に聞いて、正直答えが出なかった。
2人目は、学歴の欄を見たとき少し迷った。でも会ってみたら、神田のビストロで3時間半しゃべり続けて、気づいたら店が閉まる時間だった。帰り道に「次いつ空いてますか」と送った。
数値化できる条件は「下限値」として設定して、あとは感覚で選ぶ。「この人と話していると、時間が経つのを忘れる」という感覚は、年収や学歴では測れない。
2. 「婚活」と言わないことが逆効果になる
婚活目的なのに、それをなんとなく隠してメッセージや最初のデートで「軽い感じ」を演じていた時期があった。「重く思われたくない」という配慮から。でもそれで出会えた相手と3ヶ月後に「方向性が違った」となることが2回あった。
1回目は代官山のカフェで3回目のデートのとき、相手から「ところで、どのくらいのスパンで考えてますか」と聞かれた。「うーん、焦らずに」と答えたら、「そうですか」と言って表情が少し変わった。その後やりとりがフェードアウトした。
Omiaiで婚活目的と明示しているユーザーには、同じ目的の人が集まりやすい。プロフィールに「数年以内に結婚を考えている」と書くことで、同じ方向を向いている人だけが集まってくる。最初から「この人は何を求めているか」が合っていると、会話の無駄が減る。
3. 「決める」恐怖から逃げない
婚活の怖さは、「選ぶ」ことへの怖さだと気づいた。選んで断られることへの怖さと、選んで間違えることへの怖さが、両方ある。
でも、選ばなければ何も起きない。恋愛の長い経験の中で「選ばずに相手に動いてもらう」ことに慣れすぎていた。婚活では、自分から「この人と進みたい」と示す勇気が必要だった。
現在も会い続けている人は、私から「もっと会いたいです」と伝えたことが転機だった。それが言えるまでに2ヶ月かかったが、言えてよかった。言った翌日、返信が来たときに手が震えた。「私もです」という4文字だったが、その4文字が今でも鮮明に思い出せる。
「決める」ことへの恐怖は、経験を重ねても完全にはなくならない。でも少しずつ、「恐怖を感じながら決める」ことができるようになる。
婚活は、「相手を探す活動」ではなく「自分を知る活動」だった。6ヶ月で一番わかったのは、相手のことではなく、自分が何を求めているかだった。
丸の内のオフィス街で、婚活アプリを開いた昼休み
丸の内のオフィスビルの休憩室で、昼休みにOmiaiを開いた。同僚には内緒だった。「婚活してる」と言うのが恥ずかしかったんじゃない。「29歳で焦ってる」と思われるのが嫌だった。
でも画面をスクロールしながら、胸の奥にじわっとした焦燥感があった。周りの友人は次々と結婚していく。インスタに流れてくるウェディングフォトを見るたびに、喉の奥がつかえた。
婚活でアプリを使うなら覚悟すること
「いい人がいたら結婚したい」と「結婚するために動く」は全然違う。恵比寿の結婚相談所の無料カウンセリングに行ったとき、「アプリで婚活するなら、3ヶ月で結果が出なければ見直してください」と言われた。
3つのうち一番大きな気づきは、「条件で探すと人間に会えない」ということだった。年収、身長、学歴。数字で絞り込んだ先にいるのは、データの集合体でしかなかった。新宿のカフェで初めて会った人の笑い方が好きだと思った瞬間、条件なんて全部どうでもよくなった。
条件リストを捨てたのに、まだ婚活の途中にいる。
よくある質問
婚活では、条件より感覚を優先してもいいですか?↓
婚活目的は、最初からプロフィールで伝えた方がいいですか?↓
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。
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