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Omiaiで「結婚前提」と書いてある人の本気度。5人に会って測った方法

Omiaiのプロフィールに「結婚を前提にお付き合いしたい」と書いてある人、5人に会った。全員が本気だったわけじゃない。言葉ではなく行動で見抜いた、31歳の判断基準の話。

31歳・女性の体験
·橘みあ·7分で読める

「結婚を前提に」、Omiaiを開くと何回も見る。


プロフィールの「結婚に対する意思」欄に「すぐにでもしたい」と書いてある人。自己紹介文に「結婚を前提にお付き合いできる方を探しています」と書いてある人。31歳の私にとって、その言葉はフィルターになっていた。書いてある人にだけいいねを送る。書いてない人はスキップ。そうやって半年間で5人に会った。


結論から言うと、「結婚前提」と書いていた5人のうち、言葉通りの本気度だったのは2人。残り3人は——書いてはいたけど、温度差があった。


1人目:「結婚前提」なのに、未来の話が一切出ない


最初に会った人は33歳のSEだった。品川のカフェで会って、1時間半話した。仕事の話、趣味の話、休日の過ごし方。会話は普通に楽しかった。


でも、将来の話が一度も出なかった。


私から「住みたいエリアとかありますか」と聞いたら、「いやー、まだ考えてないですね」と軽く返された。「結婚前提」って書いてあったよね?と心の中で思った。


2回目に会ったとき、もう少し踏み込んで「何歳くらいまでに結婚したいですか」と聞いた。「うーん、流れに任せます」。


胃のあたりがすっと冷えた。流れに任せる人は、結婚前提とは書かない方がいい。この人にとっての「結婚前提」は、「結婚を否定していない」くらいの意味だった。


2人目:スケジュールの組み方で本気度がわかった


2人目は35歳の公務員。この人は違った。


初回のデートを決めるとき、「来週の土曜はいかがですか」と具体的な日時を出してきた。時間も「14時でどうですか、もし遅い方がよければ調整します」と、こちらに合わせる姿勢を見せつつ、自分の提案もちゃんと持っていた。


恵比寿のカフェで会って、話の流れで「どんな家庭を持ちたいですか」と聞いた。「子供は2人くらい。できれば犬も飼いたい。でもそれは相手の意見を聞いてからじゃないとわからないので」と答えた。具体的だけど押しつけがましくなかった。


この人は本気だ、と思った。根拠は「未来の話を聞かれても困らない」ところ。考えていない人は、未来の質問をすると目が泳ぐ。考えている人は、答えが出てくる。


3人目と4人目:行動と言葉がズレていた


3人目は「結婚前提」と書きながら、会うたびに夜の時間帯を指定してきた。「20時に渋谷で」「21時に新宿で」。昼を提案すると「仕事が」と言う。3回目のデートで22時にバーに連れていかれたとき、「この人が前提にしてるのは結婚じゃない」と確信した。


4人目は真面目そうだったけど、メッセージの返信が3日に1回。「忙しくて」と毎回書いてあるけど、本気で結婚相手を探している人が3日空けるだろうか。2回会って、連絡が途切れた。追わなかった。


5人目:「結婚前提」を書かずに本気だった人


皮肉なことに、一番本気度が高かった人は「結婚前提」と書いていなかった。


プロフィールの結婚意思欄は「いい人がいれば」だった。でも、初回のデートで「親の老後のことを考えると、30代のうちにパートナーを見つけたい」と自分から話してくれた。


書いてないけど、考えている。書いてあるけど、考えていない人より、ずっと信頼できた。


5人に会って学んだ判断基準


言葉じゃなく、行動で測る。これが5人に会って得た結論だった。


1. 未来の話を振ったときの反応


「住みたい場所」「子供」「老後」——こういう話題を振ったとき、自分の言葉で答えられるかどうか。考えている人は、質問されても動じない。考えていない人は、話をそらすか、「流れに任せます」でかわす。


2. デートの時間帯と場所


昼間のカフェを提案して嫌がる人は、誠実度を疑っていい。夜のバーばかり指定してくる人は、目的がズレている可能性がある。「昼でも夜でも大丈夫です」と言える人は、会うこと自体を優先している。


3. 返信のペースと中身


毎日返信が来る必要はない。でも3日以上空くのが常態化している人は、優先順位が低い証拠だと思う。中身のあるメッセージが1日1往復来る人の方が、短いスタンプが頻繁に来る人より信頼できた。


4. 「結婚」という言葉を使わずに結婚を語れるか


「結婚したい」と直接言う人より、「一緒に住む場所を考えたい」「親に紹介できる人がいい」と具体的な行動で語る人の方が本気度が高かった。抽象的な「結婚」ではなく、具体的な生活像を持っているかどうか。


プロフィールの「結婚前提」はフィルターにならない


5人に会った結果、プロフィールの「結婚前提」は信頼できるフィルターではなかった。書いてあっても考えていない人がいて、書いてなくても本気の人がいた。


言葉は簡単に書ける。選択肢をタップするだけだ。でも行動は嘘がつきにくい。スケジュールの組み方、デートの場所選び、未来の話への反応。全部、小さな行動の積み重ねで、本気度は測れる。


1人目と会った品川のカフェで「流れに任せます」と言われたとき、胃のあたりが冷えた感覚は今でも覚えている。あの人は悪い人じゃなかった。ただ、「結婚前提」の温度が私とは違っていた。それだけのことで、でもそれが全てだった。


2人目の公務員の人とは、3回目のデートの帰り道に「親に会ってほしい」と言われた。早すぎるかもしれないけど、本気の人は動くスピードが違う。言葉で「結婚前提」と書くか書かないかより、行動で「この人との未来を考えている」かどうかの方が、ずっと正確だった。


半年経って、思うこと


5人に会って、疲れなかったかと聞かれたら、疲れた。毎回プロフィールを読んで、メッセージを重ねて、日程を調整して、当日は心臓をバクバクさせながらカフェに向かう。1人に会うたびに、手のひらが汗ばむ。期待と不安が混ざった、あの感覚。


でも5人に会わなければ、この判断基準は手に入らなかった。1人目だけで「やっぱり信用できない」と諦めていたら、2人目の本気の人にも、5人目の「書かずに本気だった人」にも出会えていない。


この判断基準が正しいかどうかは、まだわからない。6人目に会うときに答え合わせができるのかもしれないし、10人に会ってもわからないのかもしれない。


ただ、言葉より行動を見る、という方針だけは揺らいでいない。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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