マッチングから付き合った夜、後悔した日数と時間の話
18日で付き合って、3ヶ月で別れた。63日で付き合って、8ヶ月続いた。3人目は41日。マッチングアプリで3人と付き合った私が、「何日で付き合えるか」より大切なことを正直に書く。
正直に言う。18日で付き合って3ヶ月で別れたのに、答えは出た。
Pairsで出会って、最初のメッセージのやりとりが5日で、1回目のデートが1週間後で、2回目のデートが5日後で、その帰り道に告白された。18日。「早すぎる」と思った記憶がある。でもそのとき22歳の私は嬉しかったし、「好きです」と言ってくれた人を断る理由も見つからなかった。
告白されたのは渋谷のセンター街を抜けた先の、少し暗い路地だった。心臓がドクドクいっていた。「はい」と言ったとき、声が震えていた。嬉しかった。嬉しかったけど、あとから考えると、あの震えは嬉しさだけじゃなかった。
3ヶ月後に別れた。「もっとお互いを知ってから付き合えばよかった」と思ったのは別れてから後だった。
2人目:63日。3人目:41日
2人目は63日だった。
Omiaiで出会って、デートを4回重ねて、5回目に彼から告白された。63日の間に、仕事の話、家族の話、将来どんな生活がしたいかという話も少しずつしていた。恵比寿のイタリアンで「子どもは将来欲しいですか」と聞かれたとき、少し喉がつまった。重い質問だったけど、3回目のデートでそこまで話せたことが、後から考えると良かった。付き合いは8ヶ月続いた。
3人目は今の彼で、マッチングから41日だった。Pairsで会って、3回デートして、4回目に私から告白した。場所は吉祥寺の井の頭公園の池のほとり。夕方で、池に夕焼けが映っていた。「好きです」と言ったとき、手が汗でびしょびしょだった。今年で一緒に3年目になる。
「何日かかるか」より「何を話したか」
3人の経験から言えることは、期間の長さよりも「その間に何を話したか」の方が関係性の深さを決めているということだ。
18日の相手とは、趣味と好きな食べ物しか話していなかった。お互いの「いい面」を見せ合う段階で付き合ってしまった。弱いところや矛盾しているところを見せ合う前に始まった関係は、現実に触れたとき壊れやすかった。
別れた後、「なんであんなに早く決めたんだろう」と思った。でも22歳のあのとき、断る理由を探す方が難しかった。告白されて嬉しくて、「この感じが好きかどうか」より「嫌いじゃないから断らなくていい」という判断をしてしまった。期間が短いと、その判断をしやすい。
63日の相手とは、4回のデートで「嫌なところ」まで共有できていた。「実は朝が弱くて、休日は昼まで寝てる」「私もです、起きたら14時だったことある」。そういう不格好な部分を見せ合ってから付き合えたから、8ヶ月続いた。
41日の今の彼とは、3回目のデートで「実は片付けが全然できなくて」という話が出た。「え、どのくらいですか」「ゴミ屋敷一歩手前」「……それ本当に?」「半分冗談です」。笑いながら話せたけど、「本当のこと言ってくれた」という感覚があった。それが、3年続いている理由の一つだと思う。
付き合うまでに確認したい3つのこと
① 「嫌なこと」「苦手なこと」を話せているか
好みや趣味の話だけで埋まっていると、付き合ってから「こんな人だとは思わなかった」が起きやすい。弱い部分や不格好な部分を見せ合えているかどうかが、関係の耐久性に関わる。
「完璧に見せたい」という気持ちはわかる。でも完璧な状態で始まった関係は、どちらかが崩れたとき一気に壊れる。最初から少し崩れた状態で始める方が、実は強い。
② 将来の方向性が大きく違わないか
子どもが欲しいかどうか、どこに住みたいか、仕事と家庭のバランスをどう考えているか。1〜2回目で聞くのは重いが、3〜4回目頃には自然に話せると理想的。後で「そこが違った」となるのが一番もったいない。
2人目との別れは、まさにこれだった。8ヶ月付き合ってから「実は転勤があるかもしれない」と言われた。知っていたら最初から覚悟ができたのに、8ヶ月分の感情が溜まった後で聞くと、受け止め方が全然違う。
③ 会った後に「また会いたい」と思えるか
シンプルだけど、これが全てだと思う。会うたびに「良かった」と感じて、帰った後に「また会いたい」と思えるなら、期間が18日でも1年でも、タイミングが来たら付き合える。
帰りの電車で「あ、楽しかったな」と思えるかどうか。スマホを見ないで窓の外を見ている時間があるかどうか。そういう小さなサインが、一番正直だった。
「平均」を検索していた時期
「マッチングアプリ 付き合うまで 平均」という検索をしていた時期があった。結果は「3ヶ月前後」「デート3〜5回」というのが多かった。
平均を知っても、自分の話は平均じゃない。18日の人もいれば、63日の人もいれば、半年かかる人もいる。数字を目安にしつつ、自分の「また会いたい」という感覚を信じる方が、ずっと確かだと思う。
ネットの「平均3ヶ月」を信じて3ヶ月で焦って告白する必要はない。逆に「まだ早い」と思って1年待つ必要もない。自分の体と心が「この人だ」と言っているかどうか。それだけだ。
3年目になった今も、彼と会った翌日に「また会いたい」と思う。この感覚が続いている限り、あのとき告白してよかったと思っている。
日数は結果でしかない。でも、その日数の中で何を話したかは、選べる。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。