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3回目のデートで確信に変わった夜、後悔しなかった話

1回目は緊張。2回目は確認。3回目は——なぜか全然違う時間だった。下北沢の居酒屋から帰る道、小田急線の改札の前で「まだ帰りたくない」と思った瞬間に、自分の気持ちがわかった。マッチングアプリからつながった3回目デートの話。

27歳・女性の体験
·橘みあ·5分で読める

3回目のデートの帰り道に、「あ、この人のことが好きだ」と気づいた。


1回目は恵比寿のカフェ。2回目は代官山でランチ。どちらも「楽しかった」という感想で終わったが、「好きかどうか」はまだわからなかった。


3回目は下北沢で夕方から会って、居酒屋でご飯を食べた。帰り道、小田急線の改札の前に立ったとき、「あ、まだ帰りたくない」と思った。その気持ちに気づいた瞬間に、自分の答えがわかった。


なぜ3回目が転換点になるのか


1回目は「初対面の緊張」の中で過ごす。相手をよく見ているようで、「印象を悪くしないこと」に意識の半分が使われている。


2回目は「1回目との比較」をしている。「また同じくらい楽しいか」「1回目と話し方が違うか」を確認している。


3回目になると、「確認する」という意識が薄れる。気づくと相手の話を普通に聞いていて、自分の話を普通にしている。素に近い状態で一緒にいられる3回目に、本当の相性が出る。


下北沢の夜を思い出すと、あの居酒屋のカウンター席が浮かぶ。ビールが半分くらい残っていて、「最近仕事でこういうことがあって」という話を彼がしていた。特別な話じゃない。ただの愚痴に近い話。でも、そこで私が笑って「それって○○さんが悪くなくない?」と返したとき、彼が少し驚いた顔をした。「そう言ってもらえると楽になる」と言った。その一言で、何かが変わった気がした。


3回目のデートで気にすることとポイント


「気を使わないで済む瞬間」があるかどうか

3回目で、会話が途切れたときに気まずくなるなら、それ自体が一つの答えかもしれない。逆に沈黙が苦にならないなら、それは良いサインだ。


下北沢はそういう意味で良い場所だと思う。歩いていれば自然と何かが目に入る。古着屋のショーウィンドウ、路地裏の小さなバー、ライブハウスの看板。「あの店、気になる」「今度入ってみよう」という言葉が自然に出てきたとき、「次」を前提にした話ができている。それはサインだ。


「また会いたい」という自然な感覚

義務感や「次につなごう」という計算ではなく、「もっと話したい」「また笑いたい」という自然な感覚があるかどうか。


3回目の帰り道、LINEを送った。「今日も楽しかった」という一言。既読がついて「私もです。下北沢また来たい」と来た。「また」という言葉に、胸の奥が少し温かくなる感覚があった。


相手が「本音」を見せているかどうか

ちょっとした失敗談や、自分でも気づいてなかった価値観が出てくるのが3回目以降だ。かっこいい面だけを見せていた人が、「実は苦手なことがある」と言い始めるとき、距離が縮まっている。


あの居酒屋で、彼は「人に頼むのが本当に苦手で、全部自分でやっちゃうんだよね」と言っていた。「それ、絶対しんどいじゃないですか」と言ったら、「うん、しんどい」と笑った。かっこいい話じゃない。でも「ちゃんとした人間を見せなくていい」という空気が、その瞬間に生まれた。


3回目以降にうまくいかないパターン


3回デートして「好きかどうかよくわからない」という場合、それは「好きじゃない」という答えの可能性が高い。好きな人のことは、3回も会えばだいたいわかる。


3回で答えが出ないのを「まだわからないから続ける」のは、相手にとっても自分にとっても、時間の使い方として良くない。3回の間にいくら楽しくても、「また会いたい」という気持ちが湧いてこないなら、それは答えだ。


逆に、「3回でまだわからない」という状態が「まだ早すぎる」のか「そもそも合わない」のかを見分けるのは難しい。でも一つだけ聞いてみてほしい。3回目のデートが終わった後、帰り道で何を考えましたか。


「あ、また会いたい」と思ったなら続けていい。「よかったけど……」で止まったなら、立ち止まって考える時間かもしれない。


下北沢の改札前で「帰りたくない」と思ったあの感覚は、どれだけ言葉で説明しても嘘をつかない。


3回目は答えが出る日だ。出ないとしたら、それもまた答えだ。


確信の後に来た、別の不安


「この人だ」と思った後、別の不安が来た。失いたくない、という恐怖。新宿の帰り道、電車の窓に映る自分の顔が強張っていた。好きになることは、傷つく可能性を受け入れることでもある。手のひらが冷たくなった。でも、彼からのLINEが光った瞬間、胸の奥がふわっと温かくなった。「今日ありがとう、楽しかった」。たった一行で、不安が溶けた。恵比寿の夜道をまだ歩いている気分だった。この感覚を、手放したくなかった。


確信に変わる瞬間は突然来るのに、身体が先に気づく。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:初デート体験談

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