マッチングアプリをやめるべき時の話
「やめていいのかな」とずっと思っていた。でもやめることを決めた瞬間に、気持ちが軽くなった。
Pairsを使い始めてから11ヶ月が経っていた。
途中で何度かアプリを開かない時期があったが、「退会はしていなかった」。理由は「やめてしまうと、可能性が消える気がした」から。アプリをアンインストールすることと退会することの間で、何度も迷った。
退会を決めたのは、特定の誰かと付き合ったからではなかった。
やめると決めた理由
「アプリを開くことが苦痛になっていた」。
最初は楽しかった。新しい人のプロフィールを見るのが刺激的で、マッチングの通知が嬉しかった。でも10ヶ月を過ぎたころから、スマホを開くたびに「また誰か判断しなければいけない」という感覚になっていた。
「楽しいから続けている」ではなく「やめると機会を失う気がするから続けている」という動機に変わっていた。それに気づいたとき、「これはもうやめていいサインだ」と思った。
マッチングアプリをやめるべきタイミング
アプリを開くことがストレスになっている
マッチングアプリは「楽しく使えている間」が一番効果的だ。義務感や疲弊感で続けているなら、休止または退会が適切だ。
複数の人と同時進行する気力がなくなっている
マッチングアプリは基本的に「複数人と並行してやりとりする」構造だ。それに疲れた状態で続けても、誰に対しても誠実になれない。
特定の誰かに絞りたいと思い始めている
アプリで出会った一人と「この人と付き合いたい」と思ったなら、それがやめ時だ。他の候補者と並行して進める必要はない。
リアルでの出会いを取り戻したいとき
アプリに依存しすぎると、リアルで出会える人に気づかなくなる場合がある。「職場の誰かが気になる」「友人の紹介がある」という状況になったとき、アプリを休止することで自分のアンテナが動きやすくなる。
やめた後に起きたこと
退会した翌日、スマホを開いたときに「見るアプリがない」という新鮮な感覚があった。
電車の中で人を見るようになった。街を歩いていて、目が合う人がいた。それだけのことが、11ヶ月ぶりに「リアルで出会う」という感覚に戻してくれた。
アプリをやめることは、終わりじゃなかった。別の出会い方を始めることだった。
あなたが「もうやめていいかな」と思い始めているなら、それがやめ時かもしれない。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。