恋のアーカイブ
マッチングアプリ攻略攻略ガイドPairs

4回目の夜、目黒川で告白した

4回も会っておいて、まだ「友達」かという自己嫌悪があった。Pairsで出会って1〜3回は恵比寿・代官山・映画。4回目の目黒川沿いで彼女が「春にまた来たいな」と言った瞬間、告白できると思った。4回目デートで付き合えた実話。

27歳・女性の体験
·橘みあ·4分で読める

4回も会っておいて、まだ「友達」なのかという自己嫌悪があった。


1回目は恵比寿のイタリアン。2回目は代官山を散歩。3回目は映画。そして4回目、目黒川沿いを歩いていたとき、桜の時期ではないのに川を眺めながら「ここ春に来たいな」と彼女が言った。それを聞いて、ようやく告白できると思った。


告白しようと思ったのは、3回目の映画の帰りだった。でも映画が終わって外に出たとき、人が多くて、タイミングを失った。そのまま電車に乗って、お互い「楽しかった」と言って別れた。家に帰って風呂に入りながら、手の中にあったものを落とした感覚がした。


4回目デートの位置づけ


マッチングアプリで出会った場合、4回目のデートには特別な意味がある。1〜3回はお互いを知る段階だが、4回目に差し掛かると「もう付き合ってもいい段階」というシグナルになることが多い。


実際に、4回目以降もデートに応じるということは、相手があなたとの時間に価値を感じているということだ。脈がなければ、4回も会わない。


「会ってくれている」という事実を、もっと信頼してよかった。断られるのが怖くて後回しにしていたけれど、4回会うほど関係が育っていたなら、怖がる必要はなかった。


4回目まで告白を待った理由


正直に言えば、怖かったから先延ばしにしていた。でも先延ばしにするほど「もう遅すぎるかも」という焦りが増した。4回目のデートが決まったとき、「これ以上引き延ばしたら、友人確定になる」という予感がした。


「今日言わなかったら次はない」と自分に言い聞かせて目黒川に向かった。4回目のデートが始まってから、ずっとその言葉が頭の中にあった。


告白のタイミングと言葉


目黒川沿いを歩きながら、「春にここ来たいな」という発言をきっかけにした。「じゃあ、また来よう。俺と」と言って、少し間を置いてから「付き合いたいんだけど」と続けた。


返ってきたのは「……うん。私も」という言葉だった。


後で聞いたら、彼女も4回目になって「まだ言ってこないの?」と思っていたらしい。お互いが相手の出方を待っていた。


「もっと早く言えばよかった」と思ったのと同時に、「この場所で言えてよかった」とも思った。夜の目黒川、川沿いの街灯、彼女の横顔。あの瞬間は、今でもはっきり思い出せる。


告白で使ってはいけない言葉


「好きです、付き合ってください」という直球は悪くないが、マッチングアプリで出会った場合、唐突に感じることがある。


効いたのは「一緒にいたい」「あなたのことをもっと知りたい」という継続の意志を示す言葉だ。プロポーズではなく、「次に進みたい」という提案として伝えると、相手も受け取りやすい。


4回目のシチュエーション選び


告白に向いているのは、移動中(歩いているとき)か、食事が終わって場所を移すタイミングだ。座って向き合っている状態よりも、並んで歩いているときの方が、視線が合わないぶん言いやすい。


目黒川、代官山、中目黒は夜になると静かになる場所が多く、告白に使いやすい。人通りが少ない時間帯に誘導するのがコツだ。


4回目まで待った時間が、告白の言葉に重みをくれた気がする。


あの「春にここ来たいな」という一言がなければ、まだ告白できていなかったかもしれない。相手が出してくれたきっかけを、ちゃんと拾えてよかった。


次の春、目黒川の桜が咲いた週末に、二人でまた来た。「約束守れたね」と彼女が言った。あの夜の告白から半年が経っていた。その言葉がなんか、告白の言葉より嬉しかった。


告白できた場所と、言えた言葉


4回目のデートは、彼女が「ここ春に来たいな」と言った場所——目黒川沿いだった。


冬の目黒川は人が少ない。桜の季節には人で埋まる遊歩道も、12月は静かで、川面にオフィスの灯りが映っていた。


歩きながら、ずっと心臓がうるさかった。「今言おう」「いや、もう少し」「ここじゃない」——そんなことを頭の中で繰り返していた。


結局、中目黒駅の手前のベンチで座ったとき、口が勝手に動いた。


「あのさ、春に桜見に来たいって言ってたけど、俺もここ、一緒に来たい。……付き合ってほしい」


彼女はベンチの手すりを握ったまま、「うん」と言った。声が小さすぎて、最初聞こえなかった。「え?」と聞き返したら、笑いながらもう一回「うん、って言った」と言った。


手が震えていた。12月の夜風のせいにしたかったけど、違う。


4回目デートの告白で学んだこと


セリフは短いほうがいい。長い告白は練習した感じが出る。「付き合ってほしい」の一言でいい。あとは相手の目を見ること。


場所は「2人きりになれる場所」。カフェの中やレストランの席ではなく、歩いている最中やベンチに座っている時。周りに人がいないほうが、相手も答えやすい。


「迷ったら言う」が正解だった。3回目で迷って、4回目で言えた。5回目まで待っていたら、もう遅かったかもしれない。目黒川沿いで彼女が「春に来たいな」と言ったあの一言がなかったら、また先延ばしにしていた。


タイミングは「完璧な瞬間」じゃなくて、「もう待てない瞬間」に来る。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:告白体験談

この記事が刺さったら、シェアしてください

あなたへのおすすめ

告白」に興味があるあなたへ

「付き合ってください」より効いた告白の言葉。迷った夜の話
マッチングアプリ攻略

「付き合ってください」より効いた告白の言葉。迷った夜の話

27歳で初めて告白したとき、「好きです付き合ってください」と言ったら困った顔をされた。面接の志望動機みたいだった、と後で思った。成功した告白の言葉に共通する要素と、NGワードの傾向。Pairs体験談から導いた告白セリフ集。

女性Pairs|27歳
5
Pairs課金を3ヶ月でやめた。その後に気づいたこと
マッチングアプリ攻略

Pairs課金を3ヶ月でやめた。その後に気づいたこと

Pairsの有料プランを3ヶ月で解約した。マッチ数は増えたがデートは1人。やめた理由と、やめた後に起きた変化を正直に書く。

malePairs|28
4
7回待っても告白されなかった夜。べきか迷って、改札の前で聞いた
マッチングアプリ攻略

7回待っても告白されなかった夜。べきか迷って、改札の前で聞いた

Pairsで出会った人と7回デートした。手は繋いで、キスもした。でも「付き合おう」という話は一度も出なかった。友達に「7回って多くない?」と言われた夜、初めて自分に問いかけた。待つのか、自分から聞くのか。

女性Pairs|28歳
6
1年間で48人にいいねを送って、会えたのは0人。やめるか続けるか
マッチングアプリ攻略

1年間で48人にいいねを送って、会えたのは0人。やめるか続けるか

Pairsに課金して1年。送ったいいねは48件。マッチしたのは3件。メッセージが続いたのは1件。会えたのは0人。30歳の男が1年間の数字を全部晒して、やめるべきか続けるべきか、判断基準を考えた記録。

男性Pairs|30歳
8
アプリを3回やめて3回戻った。本当にやめていいタイミングなんて、たぶんない
マッチングアプリ攻略

アプリを3回やめて3回戻った。本当にやめていいタイミングなんて、たぶんない

Pairsを3回アンインストールして、3回再ダウンロードした。やめるタイミングの正解を探していたけど、3回やめて分かったのは「正解のやめどきなんてない」ということだった。

男性Pairs|30
5
会社の後輩に「アプリで見ました」と言われた月曜の朝。身バレは防げない
マッチングアプリ攻略

会社の後輩に「アプリで見ました」と言われた月曜の朝。身バレは防げない

月曜の朝、給湯室で後輩に「先輩、Pairsにいましたよね?」と言われた。顔から血の気が引く感覚を、31歳で初めて体験した。身バレ対策の現実と、完全には防げない理由を書く。

女性Pairs|31
5

マッチングアプリ攻略」はまだ 397 本あります

次の記事

何回会えば付き合えるか、ずっと数えていた