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7回デートして告白されなかった。私は待ちすぎていたのか

Pairsで出会った人と7回デートした。手は繋いで、キスもした。でも「付き合おう」という話は一度も出なかった。友達に「7回って多くない?」と言われた夜、初めて自分に問いかけた。待つのか、自分から聞くのか。

28歳・女性の体験
·橘みあ·6分で読める

7回目のデートが終わって、また「また会おう」で別れた。


最寄り駅のロータリーで見送って、家まで歩いて、ベッドに倒れた。


7回、全部覚えている。中目黒のご飯、吉祥寺の映画、新宿御苑の散歩、代官山のカフェ、渋谷で夜ご飯、上野の美術館、恵比寿でワイン。手は繋いだ。キスもした。でも「付き合おう」という言葉は、一度も出なかった。


なぜ7回も続けたのか


途中で「これって何の関係だろう」と思ったことは何度もあった。4回目のデート帰りに「このままでいいのかな」と思った。5回目に「次が来たら聞こう」と決めて、来たら聞けなかった。6回目も同じだった。


なぜ聞けなかったかというと、シンプルに怖かったからだ。「どういう関係?」と聞いて「友達として会ってる」と言われたら、7回分の記憶が一気に塗り替わる気がした。それが怖くて、聞けないまま7回になった。


「7回って多くない?」


6回目の次の日、品川のスタバで友達のサチに相談した。アイスのソイラテを2つ注文して、「なんか進まなくて」と言った。


「え、7回? もう付き合ってるんじゃないの?」


「違う。明確に告白されてない」


「手は繋ぐんでしょ。キスは?」


「する」


「じゃあもう付き合ってるじゃん……」


そう言われると、そうなのかもしれない。でも私は「付き合おう」と言葉にしてほしかった。その言葉がなければ、相手の頭の中に「別の誰かとも会っている」可能性を排除できない。それが怖かった。


なぜ告白してこないのか、3通りの可能性


帰り道の山手線の中で考えた。


ひとつ目。本当に慎重な人で、確信が持ててから言いたいだけ。Pairsのプロフィールには「じっくり関係を築きたい」と書いてあった。字義通りに受け取れば、まだ時間が必要なだけかもしれない。


ふたつ目。デートは楽しいけど、付き合う気がない。「楽しい友達」として見ている可能性。7回という数字が出てくるのは、こっちの方が怖い。


みっつ目。複数の人と並行していて、一番いい人が決まるのを待っている。キープ。この単語が頭をよぎった瞬間、胃の底が少し重くなった。


3つのうちどれなのかを判断する方法は、直接聞くしかなかった。


7回目の帰り際に聞いた


「また会おう」と言われた瞬間、喉の奥で何かが動いた。


「ちょっと聞いていい? 私たち、どういう関係なの?」


声は思ったより普通だった。ロータリーのライトが横顔に当たっていた。電車のアナウンスが遠くで流れていた。


彼は2秒くらい黙って、「……ちゃんと話したかった。この間からずっと言えてなかっただけで、付き合いたいと思ってる」と言った。


喉の奥の何かが、ゆっくり動いた。


7回待った理由は、怖かっただけだった


「じゃあなんで7回も待ったの」と思った。思ったけど、声には出さなかった。


後で聞いたら、「好きだという気持ちが固まってから言いたかった」と言っていた。固まったのが、7回目の直前だったらしい。


一方、私が7回待った理由は「聞いて断られるのが怖かった」だけだった。


7回という数字が長いのか短いのかは、正直わからない。「7回会って告白されないなら脈なし」と言う人もいる。でも私の場合はそうじゃなかった。


ひとつわかったのは、「何回デートしたか」ではなく「聞けるかどうか」の問題だったということだ。私が8回目を待たずに先に切っていたら、このまま終わっていた。


今も付き合っている。先週末、2人で新宿御苑に行った。桜の季節で混んでいた。「あそこのベンチで最初来たとき何も言えなかった」と言ったら、「え、いつの話してる」と笑われた。


聞くことの怖さは本物だ。でも聞かないまま待つことの消耗も本物だった。7回分、どちらが大きかったかは、今もよくわからない。

よくある質問

何回デートしても進展しない場合、脈なしと判断すべきですか?
一概に言えません。私のケースは7回デートしても進展がなかったけれど、理由を聞いたら慎重なだけでした。進展しない理由は3パターンあります。慎重なだけ・付き合う気がない・キープ。何回待っても結果は出ないので、自分で聞くのが一番早いです。
自分から「どういう関係か」と聞くのは怖いですか?
めちゃくちゃ怖かったです。ロータリーで声が少し小さくなりました。でも聞いた後の方が圧倒的に楽でした。7回分の「たぶんそういう関係のはず」という不確かさより、1分の会話で確認できた事実の方が価値がありました。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:告白体験談

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