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マッチングアプリ攻略

既読がついたのに返信が来なくなった——ゴースティングされた後にすべきこと全部

3回会った。3回とも楽しかった。なのに、ある朝から既読がつくだけになった。あの「既読」の重さを、ゴーストされたことがない人には説明できない。ゴースティングとは何か、なぜ人はゴーストするのか、されたあとに何をすべきか——全部書いた。

·橘みあ·15分で読める

3回会って、突然消えた


ある日の朝、彼女のアイコンに「既読」がついた。


返信は来なかった。夜もなかった。翌朝もなかった。3日後、おそるおそるもう一度メッセージを送った。既読になった。返信はなかった。


3回会っていた。渋谷のカフェ、中目黒の川沿い、下北沢の小さなバー。2時間ずつ話した。帰り道に「楽しかった」とメッセージが来た。3回とも。


それが突然なくなった。


スマホを置いて、天井を見た。胸の中でぐるぐると回る言葉——「何かしたかな」「怒らせたかな」「実は嫌いだったのかな」。返事のない「既読」に向かって、一人でぐるぐると考えた。


これが、ゴースティングだ。


ゴースティングとは何か——なぜ人はゴーストするのか


ゴースティング(Ghosting)は、返事をせずに関係から消えること。幽霊(Ghost)のように忽然と消えるから、そう呼ばれる。


日本でもマッチングアプリの普及とともに急速に広まった行動で、2020年代のアプリユーザーの8割以上が「ゴーストされた経験がある」という調査結果もある(Hinge社の2022年ユーザー調査)。


なぜ人はゴーストするのか。主な理由は4つある。


①怖くて言えない

「合わなかった」「気持ちが冷めた」という事実を、直接伝えることへの恐怖。傷つけるかもしれない、怒らせるかもしれない。その不安から、「消えれば済む」という選択をしてしまう。悪意ではなく、回避型の行動パターン。


②別の人ができた

マッチングアプリは複数の人と同時進行することが多い。その中で「この人かな」と決まった瞬間、他の人に連絡するのが気まずくなる。「ちゃんと断らなきゃ」と思いつつ先延ばしにしているうちに、ゴースティングになる。


③めんどくさくなった

感情が冷めてから連絡を続ける、というのは精神力がいる作業だ。断るためのメッセージを書くエネルギーがなくなって、スルーが続いてしまう。悪意ではないが、相手の気持ちへの想像力がない。


④そもそも軽い気持ちだった

マッチングアプリを「ゲーム感覚」で使っているユーザーの一部は、最初から深く考えていない。会ってみたかっただけ、話せればよかっただけ。相手が傷つくことへの実感が薄い。


ゴーストする側の心理を理解しても、された側の痛みが消えるわけじゃない。でも「自分に原因がある」という思い込みは、少し和らぐかもしれない。


「ゴーストされた」と判断するタイミング


何日返信がなければゴーストと判断していいのか。これは実は、時期と関係性によって変わる。


1日返信なし

まだ判断しないでいい。仕事が忙しい、体調が悪い、単純に見落としている——可能性はたくさんある。


3日返信なし

「忙しかった」なら3日目には「遅くなってごめん」が来るはずだ。来ない場合、少しだけ心の準備を始めてもいい。


1週間返信なし

この時点でゴースト認定していいと思う。1週間、一度もスマホを開かない人間はほぼいない。見ていて返さない、という選択をされている。


2週間以上返信なし

完全なゴースト。ここで追いかけるのは、相手の意図に反する行動になる。


ただし、会った回数・関係の深さによって判断基準は変わる。マッチング直後の1〜2往復でゴーストされた場合は3日、3回以上会っている場合は1週間を目安にしてほしい。


やってはいけない対応3つ


ゴーストされた直後の衝動で動いてはいけない。


①追撃メッセージを連投する

「読んでるよね?」「なんで返事してくれないの?」「最後に一言だけ教えて」——わかる、送りたくなる。でもこれをやると、ゴーストした側に「やっぱり連絡を断ってよかった」という確信を与える。既読にすら変わらなくなる。


②インスタをフォローする・ストーリーに反応する

「アプリでは既読がつくのに、インスタには更新が来てる」。そこで別のアカウントからフォローする、ストーリーに反応する——これはストーキングに近い行為に見える。相手は確実に怖いと感じる。


③共通の知人に「最近連絡つく?」と聞く

マッチングアプリで出会った相手の友人を通じて状況を探るのは、関係を修復するどころか悪化させる。「なんで調べてるの」という話になる。


この3つをやった瞬間、「良い別れ方」の可能性がゼロになる。


やるべき対応(実際の行動プラン)


最後のメッセージを1通だけ送る

1週間返信がない時点で、以下のような内容を1通だけ送る。


【例文】

「最近連絡がなかったので、気になって。もし何か都合が悪いことがあればそれでいいし、気持ちが変わったなら教えてほしい。それぞれの気持ちを大事にしたいので、返信がなければそれも一つの答えとして受け取ります」


この文章のポイントは3つ。責めていない、選択肢を与えている、返信がなくても受け入れると伝えている。これ以降は送らない。絶対に。


気持ちを整理する方法

「なぜ消えたのか」を考えても、答えは出ない。相手の内側にある理由は、永遠にわからない。


代わりに「この3回のやりとりで、自分は何を楽しんでいたか」を振り返る。相手に依存していたのか、それともリアルに楽しかったのか。ゴーストされた痛みの半分は、「不安になる自分」への失望だったりする。


次に進むタイミング

最後のメッセージを送って、3日待つ。返信がなければ、マッチングアプリを開く。プロフィールを見て、いいねを押す。「前に進むための行動」を体で始めると、頭が少しずつついてくる。


ゴーストされないようにするための布石


完全に防ぐことはできない。でも確率を下げることはできる。


言いやすい雰囲気を作る

「合わなかったら正直に言ってほしい、傷つかないから」と早めに言っておく。冗談っぽく「ゴーストだけはやめてね(笑)」と言えるなら言ってみる。断りやすい空気があると、消えるよりメッセージを送る人間が増える。


こちらからも正直に話す

「実は他にも会っている人がいて……」「まだどうするか決めてなくて」という話を、こちらからできる関係を作る。お互いが本音を言える場所になっていると、ゴーストは起きにくい。


関係をアプリ外で確認する

LINEを交換している場合、既読と返信の両方が見える。アプリ上だけの場合、既読機能がないアプリもある。「連絡が来ない」状態がゴーストなのか単なるアプリの仕様なのか、確認できる環境を作っておく。


既読がついただけの夜に、あなたは何も悪くない。


ゴーストされた後の「最後の1通」——実際のNG文と改善文


ゴーストされた後に送る「最後のメッセージ」は、内容次第で全く違う後味になる。やってしまいがちなNGと、相手も自分も傷が少ない改善文を並べる。


NG文1:感情を全部ぶつける

「ちゃんと話してほしかった。せめて一言だけ言ってほしかった。3回も会ったのに、こういう終わり方って悲しくないですか?」


これを読んだ相手の心理は「やっぱり重かった」だ。責めることで少しすっきりするかもしれないが、相手はますます返信しにくくなる。そして自分は「こんなメッセージを送ってしまった」という後悔が残る。


改善文1:シンプルに、責めない

「最近連絡がなかったので、ひと言だけ送ります。気持ちが変わったなら、それはそれで構いません。でも、何か私がしてしまったことがあれば、教えてもらえたら助かります。返信がなければ、そちらの答えとして受け取ります」


感情を表現しながらも、相手を責めていない。「返信がなければそれでいい」という一文が、相手に逃げ場を与えると同時に、自分の誠実さも残す。


NG文2:探偵みたいに情報を集めてから送る

「インスタのストーリー見てたから、元気なのはわかってた。なのになんで返信しないの?」


SNSを追っていたことが丸わかりで、相手は「監視されていた」と感じる。返信が来る可能性がゼロになるだけでなく、ブロックされるリスクが上がる。


改善文2:SNSの話は一切しない

「1週間ほど連絡がなかったので、ひと言だけ。忙しかっただけなら問題ないです。もしそうでないなら、一言もらえると私も気持ちの整理ができます」


シンプルで、追い詰めていない。「私も」という一言が、相手だけでなく自分の都合もある、という対等感を作る。


ゴーストされた後の自分の回復サイクル


「次に進もう」という言葉を真顔で言われると、喉の奥に何かが詰まる。そんなに簡単じゃない、という気持ちはわかる。だから段階で考えた方がいい。


3日間:とにかく放置する

アプリを開かない。SNSを見ない。相手のプロフィールに何度もアクセスするのをやめる。スマホを引き出しの奥に入れて、下北沢か吉祥寺を1時間ぶらぶらする。頭を空にするための時間。


4〜7日間:原因探しをやめる

「あの日、何を言ったのか」「もしかしてあの発言が」と反芻し始めると終わらない。ノートに「なぜゴーストされたと思うか」を全部書き出して、そのページを閉じる。書いた後は、もう見ない。外に出した。それでいい。


1週間後:アプリを開く

恵比寿のスタバでコーヒーを買って、プロフィールを1件だけ見る。いいねを押さなくていい。ただ「他に人がいる」という事実を、目で確認するだけでいい。


ゴーストした相手が悪い人とは限らない。ただ、それを言葉にできなかった人だっただけかもしれない。そしてあなたは、「言葉にできた人」に出会うために動いている。


それで、十分だ。

よくある質問

1週間返信がなければゴーストと判断していいですか?
関係の深さによります。マッチングしたばかりで1〜2往復しかしていない相手なら3日、数回会っている相手なら1週間が判断の目安です。ただし、「既読がつく」のに返信がない場合は、すでに意図的に無視されている可能性が高いです。1週間の時点で1通だけ「返信がなければそれも答えとして受け取る」という内容のメッセージを送り、それ以降は送らないことをお勧めします。
ゴーストされた後の最後のメッセージはどう書けばいいですか?
責めず、選択肢を与え、返信がなくても受け入れると伝える3点が重要です。「最近連絡がなかったので気になって。もし気持ちが変わったなら教えてほしい。返信がなければそれも一つの答えとして受け取ります」という内容が適切です。「なぜ返事しないの?」「無視してるの?」という責める内容や、「最後にひとこと」という懇願は逆効果です。1通送ったら、それ以降は絶対に送らない。それだけ守れば十分です。
ゴーストした人から数週間後に連絡が来た場合、どう対応すればいいですか?
返信するかどうかは、あなたが決めていいことです。「また話したくなった」と戻ってくるケースは実際にあります。ただ、理由を説明なしに戻ってきた場合は、「なぜ消えたのか」を聞く権利があります。納得できる理由が返ってこない場合や、また消えそうだと感じる場合は、応じなくていいです。一度消えた人がまた消えるリスクを、自分でどう評価するかだけの話です。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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