恋のアーカイブ
マッチングアプリ攻略攻略ガイド

アプリで出会った相手と別れる時、どう伝えるべきか。経験から考えたこと

withで知り合って6回会った相手と、別れを切り出せずに7回目の約束が入っていた。悪い人じゃなかった。でもフェードアウトしていいのか。マッチングアプリで出会った人と別れる時の伝え方、経験から考えたこと。

30・女性の体験
·橘みあ·5分で読める

「フェードアウトしていいのかな」と思ったことがある。


まだ交際してなくて、でも5〜6回会っていて、「これ以上は続けたくない」という気持ちが固まった時。


withで知り合って、3ヶ月で6回会っていた。悪い人じゃなかった。むしろ真面目で、話も合った。でも付き合うイメージが浮かばなかった。自分の感情がはっきりしないまま、会う回数が増えていた。


7回目の約束が入っている。「行けなくなりました」と嘘をついてフェードアウトするのか、それとも正直に言うのか。1週間、スマホを持ったまま迷っていた。深夜にトーク画面を開いては閉じて、「行けなくなりました」の一文を下書きしてはまた消した。


フェードアウトの問題


「アプリで出会った相手だから、フェードアウトしても許容範囲なんじゃないか」という考え方がある。直接会って告白した関係じゃない、そういう感覚があった。


でも5〜6回会った人間が突然消えることで傷つかない人はいない。


フェードアウトは「終わった」が相手に伝わらない。「忙しいのかな?」「体調崩してる?」「何か悪いことをした?」と思われ続けることは、相手を宙吊りにする行為だ。それは、相手の次への一歩を遅らせることにもなる。6回会った相手に連絡が途絶えたら、少なくとも1ヶ月は「どういうことだろう」と考える。その1ヶ月は、誰かのせいで無駄にされた時間になる。


私自身、1度だけゴーストされたことがある。3回しか会っていなかったのに、それでも「返信がこない」という状態が1週間続いたとき、喉の奥に何かつかえた感覚が消えなかった。「私が何かしたのかな」と繰り返し考えた。仕事中も、寝る前も。あの感覚を思い出すと、フェードアウトは選べなかった。


直接伝える方法


メッセージで「ここで終わりにしたい」と伝えることは可能だし、むしろ正直だ。


使えるフレーズの例:「楽しい時間をありがとうございました。私にはご縁がないと感じていて、続けることが難しい状況です」


長々と理由を説明する必要はない。「相性」「タイミング」「気持ちが追いつかない」など、理由を詳しく書くと相手が反論できるポイントを作ることになる。「ご縁がない」という言葉はぼんやりしているが、反論しようがない。


「終わる」という事実は明確に伝える。あいまいな文章は、相手に「まだチャンスある」と思わせる。


私が実際に送ったのは、「今まで一緒にいてくれてありがとうございました。私の気持ちが追いついていないと感じていて、これ以上お会いするのが難しくなってしまいました」という内容だった。送信ボタンを押す前、手のひらがじんわり汗ばんでいた。でも押した後は、なんか少し楽になった。


相手が怒っても


「なんで急に」という反応が来ることもある。実際に来た。「6回も会ったのに急すぎる」と言われた。


怒りは当然だ。怒っていない方がおかしい。でも、だからといって謝り続ける必要はない。「申し訳なかったです」と一言だけ返して、それ以上の会話をする義務はない。関係を終わりにすることを選んだなら、その選択自体は正しい。


続きのやりとりには応じなかった。数日後には連絡が来なくなった。


「ひどい」と思われることは覚悟しなければいけない。でも「ひどい」と思われる誠実さと、何も言わないまま消える無責任さを天秤にかけたら、答えは明らかだ。


アプリ経由だからといって特別ではない


アプリで出会った相手も、居酒屋で知り合った相手も、関係の終わり方への誠実さは同じでいい。


「アプリだからゴーストしても良い」という感覚は、自分が同じことをされた時のことを想像すれば、すぐに崩れる。私も1回だけゴーストされたことがある。あの「なんで突然?」という感覚は、今でも覚えている。


6回会った人間への誠実さは、6回分の時間への敬意でもある。相手が費やした時間を「なかったこと」にしない。それだけのこと。


されたくないことをしない、それだけのこと。


あの夜、メッセージを送り終えてスマホを置いたとき、窓の外に渋谷の夜景が見えた。終わらせることと、消えることは全然違う。その違いに、ちゃんと向き合えた気がした。


アプリで出会っても、誠実に終わらせることはできる。むしろ、誠実に終わらせることで、その人との記憶が「嫌なもの」じゃなく「ちゃんとした出来事」として残る。それは自分のためでもある。


別れを切り出すとき、恵比寿のカフェで向かい合った。心臓がバクバクして、手のひらが汗でびしょびしょだった。「ごめん、もう続けられない」。声が震えた。彼は黙って聞いてくれた。5秒の沈黙が永遠に感じた。帰り道、新宿の夜道を一人で歩きながら涙が出た。別れ方にも誠意がある。フェードアウトじゃなく、言葉で伝えた。そのことだけは、後悔していない。喉の奥のつかえが取れるまで、2週間かかった。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:フェードアウト体験談

この記事が刺さったら、シェアしてください

あなたへのおすすめ

別れ方」に興味があるあなたへ

「いつの間にか消えていた」を繰り返さないために——フェードアウトを防ぐ完全ガイド
マッチングアプリ攻略

「いつの間にか消えていた」を繰り返さないために——フェードアウトを防ぐ完全ガイド

5回会って、突然返信が来なくなった。既読もつかない。何かしたのか、何もしていないのに、消えた。その「消え方」は、実は予防できた。5回会った後で、彼女の返信が途絶えた。

15
既読がついたのに返信が来なかった夜、スマホを開いては閉じた回数を数えた
マッチングアプリ攻略

既読がついたのに返信が来なかった夜、スマホを開いては閉じた回数を数えた

23時に既読がついた。24時になっても返信は来なかった。翌朝も、昼も、夜も。スマホを見るたびに胸の奥が重くなって、追いメッセージを送るかどうかを43時間考えた。あの夜の話と、既読無視に遭ったとき本当にすべきことを全部書く。

女性25
6
当日ドタキャンされてから連絡が来なくなった、その時私がやったこと
マッチングアプリ攻略

当日ドタキャンされてから連絡が来なくなった、その時私がやったこと

待ち合わせ2時間前に「急に体調が…」とLINEが来た。既読がついたまま返信が来なくなったのは、それから3日後のことだった。怒ればいいのか、待てばいいのか、追いメッセージを送るべきか——ドタキャン後の3週間でやったこと、

女性27
6
断るのが苦手だった夜、後悔して変えた丁寧な断り方
マッチングアプリ攻略

断るのが苦手だった夜、後悔して変えた丁寧な断り方

Pairsで最初の3ヶ月、誰も断れなかった。「ちょっと予定が…」を繰り返して自然消滅を待っていた。それが優しさじゃないと知ったのは、相手に「もう返信しなくていいです」と送られてきた日。断る側も断られる側も、誠実にできる方法がある。

女性Pairs|28歳
6
フェードアウトされた夜。後悔しないためのメッセージの送り方
マッチングアプリ攻略

フェードアウトされた夜。後悔しないためのメッセージの送り方

Pairsで出会った彼からの返信が3日に1回になり、1週間に1回になり、そしてある月曜から来なくなった。フェードアウトを事前に防ぐためのメッセージの送り方——「またか」を繰り返さないための具体的な実践法。

女性27歳
7
一度フェードアウトした人を呼び戻した夜。迷った末にやった方法
マッチングアプリ攻略

一度フェードアウトした人を呼び戻した夜。迷った末にやった方法

Pairsで「今週末どうですか」と送ったのに既読もつかないまま3週間が過ぎた。フェードアウトされた相手をもう一度呼び戻すことはできるのか。消えかけた縁をつなぎ直した実体験から学んだ、マッチングアプリ攻略の再連絡術。

女性27歳
6

マッチングアプリ攻略」はまだ 397 本あります

次の記事

武道館の夜、後悔した話。1万人の中にいたあなたのことを私はまだ知らなかった