一度フェードアウトした人を、もう一度呼び戻す方法
消えかけた縁を、もう一度つなぎなおすことはできる。
消えた連絡を、もう一度だけ
Pairsでマッチングした彼と、最後にやりとりしたのは3週間前の火曜日だった。
「今週末どうですか」と送ったのは私で、返信は来なかった。既読もつかないまま、スクロールすれば流れていくだけのトーク画面。「まあ、そういうことか」と思いながらアプリを閉じて、それ以来開いていなかった。
フェードアウトって、なんでこんなに後味が悪いんだろう。ブロックされたわけでも、振られたわけでもないのに、なんとなく終わった感じがして、でも本当に終わったのかどうかもわからない。そのあいまいさがずっと、胸のどこかに引っかかっていた。
でも実は。一度途絶えた縁は、思っているよりずっと戻しやすい。
再連絡のタイミングは、意外と短い
「もう遅いかな」と思うのは早い。ただ、時間は有限だ。
目安は、連絡が途絶えてから2週間〜1ヶ月以内。これを過ぎると、相手が別の誰かと真剣な関係に進んでいる可能性が上がる。マッチングアプリの出会いは、並行して複数の人とやりとりしているケースが多い。時間が経てば経つほど、「あなたのことをずっと考えていた」という文脈が成立しにくくなっていく。
逆に言えば、1ヶ月以内なら、相手の記憶の中にまだあなたは生きている。
謝罪から入ってはいけない理由
再連絡するとき、多くの女性がやりがちなのが「急に連絡なくなってごめんなさい」という書き出しだ。
気持ちはわかる。間が空いたことへの気まずさを、謝罪で埋めようとしてしまう。でもそのメッセージを受け取った相手の立場になってみてほしい。謝罪は「重さ」を持つ。返信するこちら側も、何か重たい文脈で応えなければならない気がしてくる。
「えー、どう返せばいいの」というのが、正直なところだと思う。
それよりずっといいのは、謝罪を省いて、日常の延長線として再接続すること。
「最近どうですか、○○さんがこの前話してた○○のこと、ずっと気になってたんですよね」
これだけでいい。相手との会話から拾った具体的な何か、それを「気になってた」という自分の感情に乗せて届ける。謝罪なし、言い訳なし。ただ、あなたのことを思い出していた、という事実だけを置く。
間が空いたことへの説明を求めているのは、案外自分だけだったりする。
相手から先に戻ってきたとき
ある朝、通知が来ていた。with で最後にやりとりしてから26日後。「お久しぶりです、最近どうですか」という、ごく普通のメッセージ。
「なんで今さら」という気持ちが、0.5秒くらいよぎった。
でも問い詰めなかった。「なんで連絡が途絶えたの?」は言わなかった。その言葉を飲み込んで、「お久しぶりです、元気でしたよ、○○さんは?」と返した。
正解だったと思う。
相手が戻ってきたということは、何らかの理由でまたあなたのことを思い出した、ということだ。それは仕事が一段落したからかもしれないし、別の人との関係がうまくいかなかったからかもしれないし、単純に気が向いたからかもしれない。理由はどれでもいい。戻ってきた、という事実の方を大事にする。
「久しぶりですね」と自然に受け入れること。それだけで、その先の会話は動き始める。
再連絡が成功しやすい、3つの条件
もちろん、どんなケースでも縁が戻るわけではない。ある程度、条件が揃っていた方がいい。
1. まだ相手のことが気になっている
当たり前に聞こえるかもしれないけれど、これが一番大事だ。「なんとなく惜しい気がして」という曖昧な動機でも、気になっている感情があるなら動く価値はある。ただ、「相手が自分のことをどう思ってるか確認したい」という動機だけの再連絡は、うまくいっても空虚になりやすい。
2. 一度でも会ったことがある
メッセージのやりとりだけで終わった相手より、実際に顔を合わせたことがある相手の方が、再連絡の成功率はずっと高い。中目黒の川沿いを並んで歩いた、恵比寿で2時間話した、そういうリアルな記憶は、文字のやりとりより強く残る。「あの人、また話したいな」という感覚が、向こうにも残っている可能性がある。
3. 自分の中で何か変化があった
時間が経って気持ちが整理された、仕事が一段落した、以前は余裕がなかったけれど今は違う。自分の中にそういう変化があるとき、再連絡のメッセージは自然と軽くなる。重さが抜けた言葉は、相手にもちゃんと届く。
「もう遅い」は自分が決めなくていい
吉祥寺のカフェで友人にこの話をしたとき、「でも向こうが気にしてないとしたら恥ずかしくない?」と言われた。
そうかもしれない。恥ずかしいかもしれない。
でも送らなかった場合、その縁は確実に消える。送った場合、消えるかもしれないし、続くかもしれない。確率で言えば、動いた方がいい。
「もう遅いかな」という判断を、自分一人で下す必要はない。遅いかどうかは、返信が来るかどうかが教えてくれる。
下北沢のバーで23時にLineを開いて、3週間ぶりにメッセージを送った夜のことを、今でも思い出す。「マジで?」って声に出してしまうくらい、5分後に返信が来た。
縁というのは、諦めた瞬間に終わる。
よくある質問
疎遠になった人に連絡する方法は?↓
昔の友人との関係を修復するには↓
連絡が途絶えた人にどう声をかける↓
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。