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マッチングアプリ攻略

婚活のために3つのアプリを6ヶ月使い続けた私が見えた、アプリごとの「結婚に近い人の差」

Pairs・Omiai・マリッシュを6ヶ月同時並行で使い続けた。プロフィールの書き方も変えず、写真も同じ。それなのに、アプリによってマッチングする人の「温度感」が全然違った。婚活アプリを選ぶとき、ほとんどの人が見落としている「ユーザー層の本質的な差」と、目的別の使い分けを体験談をもとに解説する。

34・femaleの体験
·橘みあ·10分で読める

正直に言う。最初は全部同じだと思っていた。


スマホにPairsを入れたのが2024年の9月。Omiaiはその2週間後、マリッシュは11月に追加した。6ヶ月間、3アプリを同時に動かしながら気づいたのは、「婚活アプリ」とひとくくりにされていても、そこに集まっている人たちの「本気度」がまるで違うということだった。


34歳、IT企業勤務、東京在住。自分の属性を書くとそれなりに「マッチングアプリ向き」に見える。でも最初の2ヶ月間、Pairsで会った4人のうち誰とも2回目のデートにならなかった。Omiaiでは同じ期間に2人と会い、うち1人とは3ヶ月続いた。マリッシュで出会った人は最終的に今の婚約者になった。


同じ自分が、同じ写真で、違う結果になった。アプリの「設計」と「ユーザー層」が、マッチング後の関係の質を決めていた。


婚活アプリと恋活アプリの根本的な違い


「婚活アプリ」と「恋活アプリ」は、見た目は似ていても出口の設計が違う。


恋活アプリは「出会い」がゴール。Tinderがその典型で、まず会うことを加速させる設計になっている。スワイプが速く、ハードルが低い。これは悪いことではなく、「恋愛の可能性を広く探りたい」人には合っている。


婚活アプリは「結婚」がゴール。そのため、プロフィールの設計が違う。年収・学歴・家族構成・将来の住む場所・子どもへの考え方——こういった「生活設計に関わる情報」を最初から開示させる仕組みがある。Omiaiは特にその傾向が強く、「結婚に向けた条件整理」を自然に促すUIになっている。


最初にどちらを使うかは、自分の今の状態によって変わる。


- 「まず誰かと会ってみたい」→恋活寄りアプリ(with、Pairs)

- 「真剣に結婚相手を探したい」→婚活寄りアプリ(Omiai、マリッシュ)

- 「離婚経験があり再婚を考えている」→マリッシュ一択


この違いを理解せずに使い始めると、「Pairsで真剣な人が見つからない」と嘆く羽目になる。Pairsは恋活寄りの設計なので、婚活目的の人を探すには向いていない。


婚活向けアプリ比較:Omiai・Pairs・with・マリッシュ(特徴・料金・ユーザー層)


6ヶ月間の体験と、会った相手からの情報をもとに整理した。


```

| アプリ | 月額(男性) | ユーザー層 | 婚活向け度 | 特徴

|-----------|-------------|-----------------|---------|------

| Omiai | 4,300円〜 | 25〜35歳中心 | ★★★★★ | 実名認証・婚活目的明記・検索機能が細かい

| Pairs | 3,590円〜 | 20〜35歳幅広 | ★★★☆☆ | 会員数最多・コミュニティ機能・恋活寄り

| with | 3,600円〜 | 20〜30歳前半 | ★★☆☆☆ | 趣味マッチング・恋愛寄り・心理テスト機能

| マリッシュ | 3,980円〜 | 30代後半〜40代中心 | ★★★★☆ | 再婚・バツイチ層・真剣度が高い

| Dine | 3,900円〜 | 20代〜30代都市部 | ★☆☆☆☆ | デート設定型・婚活には向かない

```


Omiaiは婚活特化の設計が最も徹底している。プロフィールに「結婚意向」を必須で選択させ、「真剣に婚活中」と明記できる。検索フィルターは年収・学歴・居住地・タバコ・飲酒・子どもへの希望まで細かく設定できる。Tinderのような「気軽に右スワイプ」文化が少ない分、一件一件のマッチングの重みがある。


Pairsは会員数が最多(累計2,000万人超)なので、単純に母数が多い。ただし恋活寄りのユーザーが多く、「婚活目的」を明記している人を見つけるには少し手間がかかる。コミュニティ機能を使って「婚活中」コミュニティに参加することで、目的が近い人を絞り込める。


マリッシュは再婚・バツイチに特化したアプリで、30代後半以降に刺さる設計になっている。「離婚経験あり」「子ありOK」などの項目が整理されていて、「過去を隠さなくていい」安心感がある。私の婚約者もマリッシュで出会ったが、最初のメッセージから「どんな家庭を作りたいか」という話題が出てきた。他のアプリではなかなかそこまで行かなかった。


withは恋愛・趣味マッチングに設計されているため、婚活目的には向かない。若いユーザーが多く、「まず恋愛を楽しみたい」層が中心。30代後半で婚活目的なら、withよりOmiaiを選ぶべき。


目的別おすすめアプリの選び方(真剣交際・婚活・30代・40代別)


使ってみてわかったのは、「目的×年代×過去の状況」でアプリの最適解が変わるということ。


真剣交際を目指す20代後半〜30代前半

Pairs + Omiaiの2本立てが無難。Pairsで母数を確保しつつ、Omiaiで婚活目的の人を絞る。プロフィールに「将来は家庭を持ちたい」と書いて、Omiaiのコミュニティで「婚活中」を選択しておく。


30代後半・本気で婚活

Omiai一本集中を薦める。マッチング数は減るが、出てくる人の温度感が違う。Pairsで広く探すより、Omiaiで少数精鋭の方が効率がいい。私はここを間違えて最初の3ヶ月を無駄にした。


離婚経験あり・再婚希望

マリッシュ一択。「過去のある人に理解がある」ユーザーが多いので、プロフィールに離婚歴を書いても引かれない。むしろ書いた方が同じ境遇の人と出会いやすい。


40代以上

Omiaiかマリッシュ。withやPairsはユーザー層が若く、40代は少数派になる。Omiaiは35歳以上のユーザーも一定数いて、年収フィルターで絞ることができる。


複数アプリ併用のメリットと注意点


私が3アプリを同時に使った経験から言える。


メリット

- 母数が単純に増える

- アプリごとにユーザー層が違うので、バラエティが出る

- どのアプリが自分に合っているかを実際に比較できる

- 1つのアプリで思うような結果が出なくても、気持ちの逃げ場がある


注意点

- 同じ人に複数のアプリで出会う(バレる)

- メッセージ管理が追いつかなくなる

- 複数アプリに課金すると月1万円を超える

- 「どこでも広く探している感」が滲むと、真剣度を疑われる


現実的な運用として、2アプリまでが限界だと思う。3つ同時に動かした私は、正直メッセージの返信が遅れたり、同じ人に違うアプリでマッチングしたりと、管理が追いつかなくなった時期があった。


Omiai + マリッシュの組み合わせが、婚活目的には最もバランスがいい。Omiaiで20代〜30代前半の候補を探しつつ、マリッシュで同年代のシリアスな出会いを探す。


婚活アプリを始める前に準備すること


アプリを入れる前に準備しておくべきことがある。これをやらないと、最初の2週間で「やっぱり無理かも」と諦めることになる。私がそうだった。


写真の準備

自撮りは避ける。特に男性は、清潔感のある服装でプロの撮影か、信頼できる友人に撮ってもらう。婚活写真館の料金は1〜2万円程度だが、マッチング率に明確な差が出る。私の婚約者は「プロ写真に変えた途端にいいね数が3倍になった」と言っていた。


プロフィール文の下書き

「自分がどんな家庭を作りたいか」を1行で書けるようにしておく。これが書けない人は、まず婚活の目的を言語化することから始める。「楽しい人を探しています」は恋活の言葉であって、婚活の言葉ではない。


使うアプリのプラン選択

最初は1ヶ月プランではなく3ヶ月プランで始める。1ヶ月では試行錯誤の時間が足りない。Omiaiは3ヶ月プランで月あたり約3,800円、マリッシュは同じく約3,300円程度になる(2026年3月時点)。


会う準備

マッチングしてから2週間以内に会う想定で動く。長すぎるメッセージの往復は、期待値を上げるだけで実際に会ったときのギャップが生まれやすい。婚活はスピード感が命で、「この人かもしれない」と思ったら早めに実際に会う判断をする。


6ヶ月間、3アプリを動かし続けて思ったのは、「どのアプリが良いか」より「自分は何を求めているか」を先に決めることの方が、ずっと大事だということ。アプリは手段で、目的が定まっていない人には、どのアプリも等しく刺さらない。


マリッシュで婚約者と出会った日、最初のメッセージは「子どもは欲しいと思いますか?」だった。普通のアプリでは初手でこれを聞かれたら引いていたかもしれない。でもマリッシュだったから、「本気だな」と感じた。それがすべてだった。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:婚活体験談

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