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年収350万・身長168cmで彼女を作った夜。後悔しない方法の話

「スペックが低い男はマッチングアプリを使うな」という記事を読んで、本気で凹んだ。でも続けた。結果として彼女ができた。何が変わったか、全部書く。「マッチングアプリはスペックゲーです。年収600万以下・身長170cm以下の男性はやめておいた方が

·橘みあ·15分で読める

「スペックゲーだ」と言われたのに、彼女を作った。


この記事を読んだのは2025年の夏だった。ペアーズを始めて2ヶ月、マッチング数は一桁。その頃の自分には、この記事が刺さった。


年収350万。身長168cm。大学はFランとは言わないが聞いたことない地方の私大。


スマホを置いて、10分くらい天井を見ていた。


「スペックが低い男はマッチングアプリを使うな」という記事を読んで凹んだ話


その記事はデータを使って説明していた。女性ユーザーのアンケートで「年収の希望」「身長の希望」「学歴の希望」を集計して、「平均以下の男性は苦戦する」という結論を出していた。


数字は正しかったかもしれない。でも「だからやめろ」という結論は、違うと思った。


競馬で一番人気の馬だけが勝つわけじゃない。ポーカーで一番強い手札を持っている人が毎回勝つわけでもない。スペックは、あくまでも初期値だ。


そう思って続けることにした。


スペックよりも「印象」が先に決まる仕組み


マッチングアプリでのスペックは、最終的な意思決定ではなく「最初のフィルター」だ。


女性がアプリを開いたとき、見るのは写真。次にプロフィール文。年収や身長は、写真とプロフィール文に引かれてから確認する情報だ。


つまり、写真とプロフィール文で「面白そう」「会ってみたい」と思わせれば、スペックは後から判断される。後から判断されるものは、印象で緩和される。


「スペックが低いから無理」ではなく、「スペックを見る前に好意を持たせる」が戦略だ。


実際に試した。写真を一新して、プロフィール文を書き直した翌週から、マッチング数が増えた。スペックは変わっていなかった。変わったのは写真と文章だけ。


低スペックを補うプロフィール戦略


写真とプロフィール文に全力を入れる。


写真の質を上げる

スマホ自撮りから友人撮影に変えた。場所は吉祥寺の井の頭公園。昼間の自然光、ネイビーのシャツ、笑顔。それだけで全然違う写真になった。「清潔感があって、どこかに行ける人そう」という印象は写真が作る。


プロフィール文の個性

「会社員です。映画と筋トレが好きです。よろしくお願いします」——このプロフィールは無限にいる。


変えたプロフィール文:「岐阜出身で、東京のコンビニのラインナップに未だに感動してます。先週は下北沢のレコード屋を3時間うろうろして、80年代の邦楽を6枚買いました。仕事はIT系の営業で、地味に数字を積んでいます。休日に何もしない日が一番好きですが、誘われるとすぐ行きます。」


「岐阜出身」「下北沢」「80年代邦楽」「IT営業」「誘われるとすぐ行く」——固有名詞と具体的な情報が、会話のきっかけになる。


趣味のユニーク性

「映画」「音楽」「旅行」は多すぎて差別化にならない。「80年代邦楽のレコード収集」「週末に地方の銭湯を巡る」「近所のドトールで毎朝同じものを頼む」のような、少しズレた趣味の方が「話してみたい」と思わせる。


ターゲットの設定を変える戦略


スペック重視の女性に当たり続けるのは確率が低い。


年収・学歴・身長を明示して希望している女性のプロフィールには近づかない方がいい。「価値観が合う人と会いたい」「一緒にいて楽しい人が好き」「趣味を語れる人と話したい」——こういうプロフィールの女性は、スペックより相性で判断する傾向がある。


タップルのように趣味ベースでマッチングできるアプリは、スペックが表に出にくい構造になっている。「同じ趣味」という接点が先に来るので、最初の話題に困らないし、スペックの話になる前に人間として見てもらいやすい。


withの「コミュニティ」機能も同じ効果がある。「コーヒー」「一人旅」「下北沢」のコミュニティで同じ趣味の人に絞ってアプローチする方が、全方位に送るより成功率が高い。


会話力・デート力でスペックを逆転する方法


会った後のスペックは関係ない。これは本当だ。


清潔感:どれだけ繰り返しても言い過ぎじゃない。爪、眉毛、香り、服のシワ。清潔感はスペックじゃなくて習慣で作れる。


話の面白さ:面白い話ができる人は、スペックを超える。「面白い話」は高度なトークスキルじゃない。「自分が経験したこと」を「具体的に」話せること。抽象的な意見より、一つの体験談の方が記憶に残る。「岐阜から上京したとき、コンビニのホットスナックの種類に感動した」——これだけで話が始まる。


誠実さ:「誠実な人」は数が少ない。時間を守る、話を覚えている、次の約束を具体的に作る。これをやるだけで「ちゃんとしてる人」になれる。ちゃんとしてる人は、スペックの不足を補う。


デートの計画力:「どこでもいいよ」「任せる」を言わない。「次のデートは下北沢で、昼ごはんはこの店にして、その後は古着屋を見て、最後にカフェに寄ろう」まで考えておく。計画できる人は「一緒にいると安心」という印象を作る。


「年収は関係なかった」実体験から学ぶこと


今付き合っている彼女に、年収を聞かれたのは付き合って2ヶ月後だった。「350万です」と言ったら「そうなんだ」で終わった。


「そんなもんだよね」と言われた。「気にしてないよ、別に。あなたが一緒にいて楽しいから付き合ってるんで」。


最初に会ったのは高円寺の小さな喫茶店だった。話したのは、彼女が最近読んだ本のこと、自分が小学生のとき父親に連れて行ってもらった野球場のこと、どうでもいいこと。スペックの話は一度も出なかった。


彼女が帰り際に「また会いたい」と言ったのは、自分のプロフィールを読んで、話してみたいと思ってくれたから始まった。スペックじゃない。


継続することの重要性


マッチングアプリは、続けた人が有利だ。


スペックが低い男性がアプリをやめる理由は、「マッチングしない」か「会えない」のどちらかが多い。でも、その状態を変えるのは時間ではなく改善だ。


マッチングしないなら:写真を変える。プロフィール文を変える。いいねを送る層を変える。この3つを試して、1ヶ月様子を見る。


会えないなら:メッセージを変える。会う提案のタイミングを変える。デートの提案の具体性を上げる。


「スペックが低いから無理」という結論に至ったなら、まず写真とプロフィール文を変えてみる。それで変わらなければ、戦略を見直す。諦めるのはその後でいい。


継続した人間の数だけ、話がある。諦めた人間の話は、どこにも記録されない。


---


ペアーズに登録して最初の3ヶ月はマッチングが一桁だった。あの夏に「スペックが低い男はやめておけ」という記事を読んで凹んだ夜から、半年後に彼女ができた。


変えたのは写真とプロフィール文と、いいねを送る層と、メッセージの書き方。スペックは何も変わっていない。


やめなかっただけだ。


やってしまいがちな失敗パターンと改善例


スペックに自信がない男性が陥りやすいのは、「自分を小さく見せてしまう」罠だ。謙遜のつもりが、相手に「自信のない人」という印象を与える。実際に見てきたプロフィール・メッセージのNGと、どう変えるかをまとめた。


NGプロフィール例:

「特に取り柄はないですが、誠実に接することだけは自信があります。スペックは低めですがよろしくお願いします。」

→ これは最悪だ。「スペック低め」を自分で言ってしまっている。読んだ側は「そうなんだ、じゃあいいや」と判断する材料を与えるだけ。


改善後:

「今年から始めた朝ランが、なぜか土日の楽しみになってます。吉祥寺→三鷹→井の頭公園を1時間ちょっとで回るコースを開発しました。コーヒーと古本屋が好きです。」

→ 年収も身長も書いていない。でも「生活感がある」「誘いやすい」「話せそう」という印象が自然につく。


NG最初のメッセージ例:

「はじめまして。プロフィール読みました。よかったらお話しましょう。」

→ 誰にでも送れる文面。読んでいる気がしない。


改善後:

「はじめまして。プロフィールに『映画は邦画が好き』って書いてたの、どの作品が好きですか?最近『ケイコ 目を澄ませて』を観て、しばらく頭から離れなくて。」

→ 相手の情報を拾っている。自分の話も少しだけ入っている。返信する「フック」がある。


スペックの差はメッセージで縮められるのに、諦めていた。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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