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マッチングアプリ攻略

マッチングアプリ 年収 プロフィール|正直に書くべき?書き方の戦略

年収400万を正直に書いたら何も変わらなかった。変えたのはプロフィール全体だった

「年収400万、書くべきかどうか」3日悩んだ。正直に書いた。変わらなかった。「じゃあ盛ってみるか」と思った瞬間、別のことに気づいた。年収より先に読まれるものがある。そこを変えたら、マッチング数が2倍になった。28歳、都内在住の体験談。

28・maleの体験
·橘みあ·7分で読める

2年前、マッチングアプリのプロフィール設定画面で手が止まった場所がある。年収の欄。


28歳で年収は400万円台。都内の中小企業でWebディレクターをしている。決して高くはないが、悪くもない。でも画面に「400〜500万円」と表示させた瞬間、なんとも言えない感覚になった。これを見た女性はどう思うんだろう、と。


3日間、「非公開」にしようか悩んだ。非公開にすれば傷つかなくて済む。でも隠したまま会っても、どこかで出てくる。正直に書いた。結果は、1ヶ月待ってもほぼ何も変わらなかった。


年収を変えてみた週のこと


正直に書いて変わらないなら、試しに上の帯に設定してみるか。ある夜、酔った勢いで「500〜600万円」に変えた。翌朝、冷静になって戻した。戻したのは「バレた時のことが怖かった」からではなく、「盛った設定で来る人と付き合いたいか」と思ったからだ。


付き合いたかったのは、年収600万の自分じゃなく、今の自分を面白いと思ってくれる人だった。その判断は、今でも正しかったと思っている。


でも、その夜に気づいたことがある。年収の欄を変えていた時間、自己紹介文は一切触っていなかった。


「自己紹介:Webディレクターをしています。休日は映画をよく見ます。よろしくお願いします」


そのまま3ヶ月、放置していた。


プロフィール全体を見た時、変えるべき場所は別だった


友人に「年収のせいでマッチングが少ない気がする」と話したら、スマホで私のプロフィールを確認した後、「自己紹介文がひどい」と言われた。「Webディレクターをしています」で何もわからない。「映画をよく見ます」で何もわからない。「よろしくお願いします」は挨拶で情報じゃない。


「年収400万を稼いでる人間のプロフィールとして、これは損してるよ」


言い方がきつかったが、正しかった。


その夜から書き直した。職種ではなく仕事の内容を書いた。「Webサービスのディレクターで、ユーザーが使いやすいページを企画する仕事をしています。地味に見えますが、数字がついてくるので達成感はあります。最近はECサイトのカート離脱率を下げるプロジェクトをやっていて、ちょっとずつ数字が改善するのが楽しい」。映画も「映画が好き」では終わらせなかった。「最近見た中では、ケン・ローチの『わたしは、ダニエル・ブレイク』が刺さりすぎて翌日引きずっていました。静かなのに怒っている映画が好きです。是枝監督と山田洋次監督のどっちが好きか、話せる人と会いたい」。最後の一文は、少し遊んだ。


写真は変えなかった。年収も変えなかった。自己紹介文だけを変えた。


1週間後、マッチング数が変わった。前の週の2倍になった。くるメッセージも変わった。「ケン・ローチ、私も好きです」「Webディレクターって具体的にどんな仕事ですか」「是枝と山田なら山田かな……」。年収についてのメッセージは、ほぼ来なかった。


「年収より大事なこと」という言い方は好きじゃないが


「年収より人柄が大事」という言い方は、少し嘘くさく聞こえる。年収を気にする人は確かにいるし、それは責められない。でも年収だけを見て人を選ぶ人は、年収が高くなっても別の数字で同じことをするだろうと思っている。


私が言いたいのは、年収より先に読まれるものがある、ということだ。


写真を開いて、プロフィールを見る。その5秒で「なんか面白そうな人だな」「どんな人だろう」と思わせることができるかどうか。年収の欄は、それが起きた後にしか機能しない。


年収400万の自分が変えるべきだったのは、年収の設定ではなかった。年収400万の自分がどんな仕事をして、どんな映画が好きで、週末をどう過ごしているか。そこが薄すぎたから、年収しか見るものがなかった。薄いプロフィールと普通の年収が並んでいたら、残るのは年収の印象だけだ。


年収の書き方で、ひとつだけ後悔していること


非公開にした時期が1ヶ月あった。プロフィールが薄い時期に、年収も非公開にしていた時期。あの頃のマッチングは、今思うと質が一番低かった。非公開にすると「何か隠してる感」が出るのかもしれない。情報を開示している人の方が、信頼されやすいのは事実だ。


後悔しているのは、非公開にしていた1ヶ月ではなく、自己紹介文を3ヶ月放置していた時間だ。年収の欄を変えることに3日悩んだのに、自己紹介文には3日も使わなかった。優先順位が逆だった。


今は正直に書いている。400万円台。それで弾く人は弾けばいい。残った人の中に、会いたい人がいる。中目黒のカフェで2時間話した後に「楽しかった」と言ってもらえるなら、年収は関係ない。


結局、年収400万のままで今の彼女に出会った。彼女の年収を私は知らない。聞いたことがないし、聞く気もない。是枝監督と山田洋次監督の話を、今でも時々している。


プロフィールを書き直した後で、見えてきたこと


プロフィールを書き直してから、アプリの使い方が変わった。というより、自分の見え方が変わった。


以前は「自分の情報をどう見せるか」を考えていた。書き直した後は「自分がどんな時間を好きか」を書いていた。その違いは小さいようで、読んでいる人には大きく届く。「情報」として書かれた文章と、「その人の感覚」として書かれた文章では、受け取った側の引き込まれ方が違う。


年収は変えていない。変えたのは、年収の前後に書く文章だけだった。それだけで、来るメッセージの質が変わった。出会い方が変わった。「自己紹介文がひどい」と友人に言われた夜は、恥ずかしかった。でもあの夜がなければ、今の彼女には出会っていない。


400万円台の年収は変わっていない。変わったのは、自己紹介文だけだった。それだけのことが、全部を変えた。


年収への不安が消えた日のこと


今の彼女と付き合い始めて3ヶ月が経った頃、初めて年収の話が出た。ふたりで将来のことをぼんやり話している時に、お互いの収入感の話になった。私が「400万円台で、そんなに高くないんだよね」と言ったら、「私も同じくらいだよ」と言われた。お互い、同じような数字だった。


その瞬間、登録直後にあった「年収400万、書くべきか」という3日間の悩みが、どうでもよかったな、と思った。あの3日間で変えるべきだったのは年収の設定じゃなく、自己紹介文だった。そこに使っていれば、もう少し早く誰かに出会えていたかもしれない。


でも後悔はしていない。遠回りしたから、今の彼女に行き着いた気がするから。年収の欄を「500〜600万円」に変えていた夜に気づいたことが、プロフィールを書き直すきっかけになった。あの酔った夜があって、今がある。


年収は変えなかった。自己紹介文を変えた。それが、全部の始まりだった。

よくある質問

マッチングアプリの年収欄は正直に書くべきですか、盛るべきですか?
正直に書くことをすすめます。盛った年収で来た相手との関係は、実際に会って交際に発展した時点で「いつバレるか」という不安を抱え続けることになります。そのストレスのコストは大きい。また、年収だけを見てくる相手が付き合いたい相手かどうか、という問いも立てるといいです。年収より大事なのはプロフィール全体の充実度で、自己紹介文が読まれる文章になっていれば、年収の欄は参考情報のひとつになります。隠すより開示、という姿勢の方が長い目で見て出会いの質が高まります。
年収が低いとマッチングアプリで不利になりますか?
年収が低いことよりも、プロフィール全体の情報量が少ないことの方が出会いへのマイナス影響は大きいです。「400万円台」と書いてあっても、プロフィール文がリアルで面白ければ読んでもらえます。年収の欄はプロフィールを読んでから見られるものなので、そもそもプロフィールを最後まで読まれていない段階では年収の設定は関係ありません。年収に不安があるなら、自己紹介文・趣味・週末の過ごし方・仕事への姿勢など、「どんな人か」が伝わる情報を充実させることに時間をかける方が、現実的な変化につながります。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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