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いいねが3ヶ月ゼロだった夜、後悔して変えた話

Pairsを始めて3ヶ月、いいねゼロ。神保町のワンルームで天井を見ながら「俺ってそんなにダメか」と思った夜。写真・プロフィール・メッセージを全部変えたら、週12件届くようになった全記録。

27・男性の体験
·橘みあ·8分で読める

正直に言う。3ヶ月いいねゼロだったのに、変えたら動いた。


神保町のワンルーム、金曜の23時。ベッドに仰向けになってPairsを開いた。通知ゼロ。プロフィールの「いいね数」の欄に表示されている数字が、ずっと一桁のまま動かない。手のひらがじんわり汗ばんで、iPhoneの画面が指紋で曇った。


28歳、IT企業勤務。年収も平均以上。顔だって悪くないと思いたい。でも3ヶ月間、いいねはほぼ来なかった。「マッチングアプリは男にはキツい」って声はネットでよく見る。でもそれだけじゃ説明がつかなかった。同僚の健太は同じPairsで毎週デートしていたから。


「お前のプロフィール見せてみ」


新橋の鳥貴族で、3杯目のレモンサワーを飲みながら健太に言われた。スマホを渡した。5秒で返ってきた。


「これ、履歴書じゃん」


マッチングアプリでいいねが来ない男の写真——1枚じゃ「誰」かわからない


当時の写真は1枚だけ。会社の飲み会で同期に撮ってもらった自撮り風のやつ。背景に赤提灯。顔は暗い。笑ってるけど、なんか引きつっている。


健太が言った。「女の子って、写真全部見るんだよ。6枚設定できるのに1枚しかないと、『この人のこと何もわからない』って思われて、いいねの候補にすら入らない」


Pairsの女性ユーザーの行動パターンを後から調べた。プロフィールを開いたとき、写真を最後までスワイプする人が7割以上。1枚だけだと、スワイプする前に「戻る」を押される。つまり1枚しか設定していない時点で、土俵に上がれていない。


健太に言われた通り、写真を撮り直した。場所は代々木公園。11月の日曜の午後、大学時代の友達に頼んで2時間。自然光の中で笑っている顔、全身が映るベンチに座った写真、趣味の山登り(奥多摩の鷹ノ巣山)の写真、ドトールでコーヒーを飲んでる横顔、友達と3人で映っている集合写真、あと旅行先の京都・伏見稲荷の写真。計6枚。


ビフォー:暗い居酒屋の自撮り1枚。

アフター:自然光、笑顔、日常、趣味、友人関係、旅行。6枚。


写真を変えた翌週、いいねが2件来た。ゼロからの2件。たった2件なのに、通知を見たとき喉の奥がぎゅっとなった。


いいねが来ない男のプロフィール文——「情報」じゃなくて「人格」を書く


健太に見せたプロフィール文はこうだった。


「東京在住の28歳です。仕事はIT系で、休日は映画やカフェが好きです。よろしくお願いします」


健太:「これ、Pairsに100万人くらいいるプロフィールだろ」


……返す言葉がなかった。


女性は1日に何十件ものプロフィールをスクロールしている。「IT系・映画・カフェ」は情報であって人格じゃない。「この人と実際に会ったら、どんな会話になるんだろう」と想像させる一文が必要だった。


書き直した。中目黒のブルーボトルコーヒーで、アイスラテを飲みながらスマホのメモ帳に打ち込んだ。


改善前:「休日は映画やカフェが好きです」

改善後:「下山後の温泉のためだけに山に登る節がある。最近は奥多摩のむかし道がお気に入り。金曜の夜はNetflixで韓国ドラマを見ながら寝落ちするのが定番で、途中で寝たせいで同じ回を3回見たことがある」


完璧じゃないけど、「人間味」が出る文章になった。自分のダメなところも混ぜる。「寝落ちして同じ回を3回見た」——こういう小さな自虐が、親近感を生む。


プロフィール文を変えた週、いいねが4件に増えた。


マッチングアプリでいいねが来ない男のメッセージ——定型文は「読んでない」の証明


マッチングしても返信が来ないパターンも多かった。


当時のメッセージ:「はじめまして!プロフィール拝見しました。よろしくお願いします。お仕事は何をされていますか?」


健太:「お前、相手のプロフィール読んでないの丸わかりだぞ」


痛かった。「拝見しました」って書いてるのに、何も具体的に触れていない。読んでないのと同じだ。


改善後:「プロフィールに山登りって書いてあったんですが、写真の場所って丹沢ですか? 俺も最近奥多摩の鷹ノ巣山に行って、帰りにもえぎの湯に入ったら最高でした。よく行くエリアはどこですか?」


相手のプロフィールを読んだ証拠を入れる。自分のエピソードを一文添える。質問は一つだけ。これで返信率が体感で3倍になった。


マッチングアプリの男性がいいねを増やすための「見えない壁」——アルゴリズムの話


写真、プロフィール、メッセージ。この3つを変えて、いいねは週2件→週8件になった。でも、もう一段階あった。


Pairsには「アクティブ順」という表示順がある。ログイン頻度が高いユーザーほど上位に表示される仕組みだ。週に1回しかログインしない人と、毎日ログインする人では、女性の画面に表示される頻度が全然違う。


俺は週末だけログインしていた。これを毎日、朝と夜の2回に変えた。1回あたり5分。電車の中でいいねを送る。それだけ。


ログイン頻度を上げた翌週、いいねが週12件になった。


もう一つ。「いいね」を自分から積極的に送ることも変えた。「来るのを待つ」スタンスから「自分から動く」に切り替えた。1日10件。通勤の山手線の中で、プロフィールを読んで、共通点がある人にいいねを送る。返してくれる確率は1割くらいだったけど、母数が増えればマッチングも増える。


いいねが来ない男が課金する前にやるべきこと——順番を間違えると金が溶ける


Pairsの有料プラン(月額3,200〜4,500円)に課金すると、メッセージ送り放題・いいね数アップ・検索条件の強化ができる。


でも、課金の前にやるべきことがある。写真を6枚にする、プロフィール文に人格を入れる、メッセージをパーソナライズする、ログイン頻度を上げる。この4つが終わっていない状態で課金しても、「高い通行料を払って空の道を走る」のと同じだ。


俺は3ヶ月目に課金した。写真もプロフィールもメッセージも改善した後で、初めて課金した。結果、課金前は週12件だったいいねが、週15件前後になった。メッセージの返信率も上がった。「プレミアム会員」のバッジが信頼感を生むらしい。


課金の効果:あった。でも、無料でできる改善をやり切った後だから効果が出た。順番が逆なら、月4,000円をドブに捨てていたと思う。


全部変えた3ヶ月後——新橋の鳥貴族で


3ヶ月後、同じ新橋の鳥貴族で健太と飲んだ。


「最近どう?」

「週15件くらいいいね来るようになった」

「……マジで? 前ゼロだったよな」


レモンサワーのグラスを置いて、健太が笑った。俺も笑った。3ヶ月前にこの店でプロフィールを見せて「履歴書じゃん」と言われた夜から、全部変えた。


スペックは変わっていない。年収も顔も身長も同じ。変えたのは「見せ方」だけだ。


結局、いいねが来ない理由は「スペックがない」じゃなくて、「スペックの見せ方を知らない」だった。誰にでもある良さを、ちゃんと見える形にする。それだけで、画面の向こうの誰かが立ち止まってくれる。


届け方がまだ見つかっていないのに、動いたら変わった。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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