マッチングアプリ 会ってがっかり|プロフィールと実際の差を縮める方法
写真と全然違った。プロフィール詐欺に3回遭って学んだ、事前確認の方法
待ち合わせ場所に現れた人が、写真と別人だった。1回じゃなく、3回。3回目の帰り道に目黒駅のホームで立ち尽くして、次からどうするか考えた。会う前のビデオ通話、複数枚の写真確認、SNSのチェック——気づいてみれば単純なことだったのに、なぜ気づかなかったのか。
3回目のとき、改札を出たところで立ち止まった。
LINEで送ってもらっていた写真の顔と、目の前に立っている人の顔が一致しない。似ていなくはないが、別人だと思った。年齢も、体型も、写真で想像していたのと大きく違った。
「あ、○○さんですよね」と声をかけてきた。うなずいた。喉の奥でなにかが固まった。3回目だった。3回目なのに、また同じことをやっていた。
その夜の帰り道、目黒駅のホームで電車を待ちながら、「なんで毎回これになるんだろう」と思った。答えは、確認していないからだった。ただそれだけだった。
「詐欺」が起きる理由——相手も悪意だけじゃない
3回の経験で気づいたのは、全員が「悪意を持って詐欺をしていた」わけではないということだ。
1回目の相手は、5年前の写真を使っていた。当時のことが好きで変えられなかったと言っていた。5年分の年齢の差は、実物を見れば一目でわかる。悪意というより、執着だった。あの頃の自分でいたかった、その気持ちはわからないでもない。でも5年分の変化は正直に見せてほしかった。
2回目の相手は、写真を「盛っていた」。加工アプリで顎を細くして、目を大きくして、肌を均一にしていた。写真と実物の差が、そのままアプリの加工量だった。本人は「みんなやってると思って」と言った。声がちょっと小さくなっていた。「みんなやってる」という言葉に、どこか申し訳なさが混じっていた。
3回目は体型だった。全身写真がなかった。顔だけの写真2枚と、集合写真の中の1枚。それだけで体型の全体像はわからなかった。会ってみて、プロフィールには書かれていなかった体格の違いに気づいた。本人は何も言わなかった。私も何も言わなかった。2時間、それぞれ「気づいていない」ふりをして話した。疲れた。
「詐欺」という言葉は強い。でも相手の側に立つと、それぞれ「見せたくない理由」があったのだと思う。その気持ちはわかる。ただ、会った私がどんな気持ちになるかは、考えてほしかった。
会う前に確認できること、全部
3回の経験を経て、今は会う前に必ず確認するようにしたことがある。
複数枚の写真を「角度違い」で見る。正面・横顔・全身の3パターンがあれば実物とのギャップは大幅に減る。プロフィールに1〜2枚しかない場合は、「他にも写真ありますか?」と聞く。「え、なんで?」という反応をする相手は、見せたくない理由がある可能性が高い。逆に、快く複数送ってくれる相手はその点では誠実だ。「こういうのとか、こういうのとかありますけど」と4〜5枚送ってくれる人は、「見られても困らない」という自信がある。
最近撮った写真かどうか確認する。「これ最近の写真ですか?」と直接聞く。「最近っていつですか」という返事が来たら「1年以内のもの?」と聞く。「うーん、3〜4年前かな」という答えが返ってきたことが2回ある。それが事前にわかれば、心の準備ができる。3〜4年前の写真だとわかっていれば、会ったとき「そうか、少し変わったのか」という受け取り方ができる。
ビデオ通話を1回する。これが一番確実だ。5〜10分でいい。動いている相手を見て、話し方を聞く。実際に会ったときとのギャップが、写真だけのやりとりと比べて圧倒的に小さくなる。「恥ずかしいから嫌です」という返事が来たら、それ以上追わない。写真詐欺をしていれば、ビデオ通話を嫌がるのは必然だ。ビデオ通話に応じてくれる人は、「実物が来ても困らない」と思っている人だ。
SNSを見る(同意のもとで)。「インスタとかTwitterやってますか?」と聞いてみる。SNSには、プロフィール写真より日常的な写真が並んでいる。加工の度合いも、生活のリアリティも、プロフィールより伝わってくる。「見せてもいいですよ」と言ってくれる相手は、その点での隠し事がない。投稿の内容から、相手の日常生活の輪郭も見えてくる。
なぜ確認しなかったのか——3回の自己分析
3回とも、確認しなかった。なぜか。振り返ると、理由は「聞くのが失礼だと思っていた」だけだ。
「写真が何枚かありますか」と聞くことが、相手を疑っているように聞こえるんじゃないか。「最近の写真ですか」と聞くことが、値踏みしているように見えるんじゃないか。その遠慮が、3回の「写真と全然違う」を生み出した。
でも考えてみると、相手だって同じことを確認する権利がある。相手が私のSNSを見てもいい。会う前にビデオ通話したいと言ってもいい。それはお互い様だ。相手にだけ「誠実であること」を求めて、自分は確認しないのは、公平じゃない。
3回目の帰り道で決めたこと
3回目のデートは2時間で終わった。悪い人ではなかった。でも、写真と違うという事実から始まったデートは、最初からずっと「これじゃない」という感覚がついて回った。相手にも失礼だったと思う。
目黒駅のホームで電車を待ちながら、スマホを見た。その相手とのLINEトークには、写真が2枚だけあった。全部顔のアップ。全身はなかった。会う前に確認しなかった私の問題でもあった。
次から変えた。複数写真の依頼、最近かどうかの確認、ビデオ通話の提案。この3つを、会う前のルーティンにした。
変えてから7人に会った。「写真と全然違う」は一度もなかった。「写真の方がかっこよかった」は1回あった。でも覚悟の上だったので、そのまま話せた。写真と違っていても、話せた。違いを知った上で会っているから、「違う」が裏切りにならなかった。
何も確認しないのは「期待」ではなく「先送り」だ。先送りにした確認は、必ず実物との対面で回収される。それが改札の前だったり、居酒屋の席についてからだったりする。
写真を「正直に使う」人の特徴
7人と会った中で、「写真と全然違う」がなかったのは偶然じゃない。事前確認をしたこともあるが、それと同時に、写真に対して正直な人と出会う確率が上がっていたのだと思う。
プロフィールの写真が全身含めて複数あり、角度がばらばらで、加工が控えめな人ほど、実物との差が小さかった。SNSを快く紹介してくれた人は、全員「写真通りの人」だった。ビデオ通話に応じてくれた人も同様だ。
逆の言い方をすれば、「写真を正直に使っている人」かどうかは、事前に確認できる。プロフィールの写真の種類、追加写真の依頼への反応、ビデオ通話への反応。その3つを見れば、「正直な人かどうか」がある程度わかる。
写真を正直に使っている人は、他のことでも正直である可能性が高い。それは小さな、でも確かなシグナルだ。
確認は、相手を疑うことじゃない。お互いのために、ギャップを減らしておくことだ。
よくある質問
マッチングアプリで会う前に写真の詐欺を防ぐ確認方法を教えてください。↓
会ってみて写真と全然違ったとき、どう対処すればいいですか?↓
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。