30代 女性 マッチングアプリ|彼氏ができた体験談と攻略法
32歳でマッチングアプリを始めた私が、3ヶ月で彼氏を作るまでにやったこと
32歳でマッチングアプリを始めた時、正直なめていた。でもプロフィール写真を3回撮り直して、自己紹介文を5回書き直して、37人と会って、ようやく気づいた。30代がアプリで苦戦する本当の理由は、年齢じゃなかった。3ヶ月間の試行錯誤と、最終的に彼氏ができるまでの実録。
正直に言う。最初の1ヶ月、私は何もわかっていなかった。
32歳の10月、職場の同僚がペアーズで彼氏を作ったと聞いて、「じゃあ私も」くらいの気持ちで登録した。プロフィール写真は2年前に友達の結婚式で撮ってもらったもの。自己紹介文は「読書が好きです。映画も好きです。よろしくお願いします」の3行。いいねを押して待っていたら、最初の週に4件マッチした。これ意外と簡単じゃん、そう思っていた。
2週間後、4人全員と会話が途切れて、誰とも会う話にならなかった。
最初の失敗、プロフィールの「無難すぎ」問題
同期に「プロフィール見せて」と言われて、初めて客観的に自分のページを見た。「読書が好きです。映画も好きです。よろしくお願いします」。読みながら、なんとも言えない感覚になった。誰にでも当てはまる、誰のことも表していない文章。
スマホの画面を指でスクロールしながら、彼女が言った。「これ、コピペで送れそうだよね」
刺さった。でも正しかった。
翌日から、写真を撮り直した。近所の代官山に行って、昼過ぎの光の中で友達に撮ってもらった。結婚式の緊張した顔ではなく、カフェのテラスで笑っている横顔。3枚撮って、1枚目を選んだ。ナチュラルに見えるのに、実際は1時間かかっていた。
自己紹介文は、5回書き直した。「読書が好き」で終わるのではなく、「最近読んだ中で一番面白かったのは桐野夏生の小説で、特にラストの台詞が忘れられない」まで書いた。映画も「映画も好き」ではなく「是枝監督の作品をひとりで見に行くことが多くて、帰り道に余韻を引きずる時間が好き」にした。仕事については「広告代理店でコピーライターをしていて、言葉を生業にしているくせに、自己紹介文が一番苦手です」と正直に書いた。
「趣味」ではなく、「どんな時間の過ごし方が好きか」を書く。それだけで、くるメッセージの質が変わった。最初の週に届いたメッセージは「コピーライターなんですね、どんな仕事ですか」「是枝監督だと何が一番好きですか」という具体的な質問ばかりになっていた。
30代ならではの悩み、年収と結婚意識の話
マッチングアプリを使い始めて気づいたのは、30代になると「条件」が会話の前に来ることが多いという事実だった。
2人目に会った男性(34歳、IT系)は、カフェで会って30分後に「結婚は考えてますか」と聞いてきた。渋谷のルノワールで、コーヒーがまだ熱かった。唐突すぎてうまく答えられなかった。「まあ、ゆくゆくは」とお茶を濁した自分の答えが、帰り道ずっと耳に残った。
こちらも正直に書く。年収の条件設定をどうするか、最初は「500万円以上」に設定していた。でも2週間で変えた。自分の年収(430万円)と大差ないのに、相手には500万円以上を求めている矛盾に気づいたから。条件を外した途端、会話の質が上がった気がした。数字で人を見ていた時間が、無駄だったような気がした。
年齢設定も見直した。「28〜36歳」にしていたのを「25〜40歳」に広げた。結果的に、最終的に付き合った彼は38歳だった。4月生まれで、私より6歳上。はじめから年齢上限を35歳にしていたら、出会っていなかった。
「結婚を考えているか」という問いに、30代は常に向き合わされる。私も考えていた。でも「結婚したいから付き合う」のか「好きだから付き合って、その先を考える」のか、どちらの人間なのかを自分に問い直した。答えは後者だった。だからプロフィールには「将来については一緒に考えていきたい」と書いた。先を急がない人と話したかった。
37人と会って、変えた3つのこと
3ヶ月で37人と会った。週3〜4人ペースで、土日のランチやカフェで会い続けた。多すぎると思うかもしれないが、最初の1ヶ月は「慣れるための場数」だと割り切っていた。
変えたこと、ひとつめ。メッセージを「長くしない」こと。最初は3〜4行で丁寧に返していたのを、1〜2行に短くした。テンポが生まれると、相手の返信も早くなった。「よろしくお願いします、最近何か面白いことありましたか?」の一行が、長い自己紹介文より会話になった。
変えたこと、ふたつめ。「会うまでを早くする」こと。メッセージを1週間以上続けてから会う人より、3〜4日で会う人の方が、実際に会った時の盛り上がりが違った。話すことが残っている。ネタを使い切っていない。会話のお楽しみが、まだそこにある。
変えたこと、みっつめ。「気が乗らないマッチングを断る勇気を持つ」こと。「なんとなくマッチした」「条件だけ合っていた」人との約束を入れ続けると、時間が溶けるように消えていく。土曜日の午後を、気が乗らない相手との1時間半に使うより、自分のためにとっておく方がいい、と気づいた。断ることへの罪悪感があった。でも「こちらが乗り気じゃないのに会う方が失礼かもしれない」と考えたら、スッと楽になった。
それでも、37回目に会った彼が今の彼氏だ。
初めて会ったのは吉祥寺の夕方だった。待ち合わせのカフェに少し遅れて来た彼は、「すみません、乗り換え間違えました」と言いながら席に座った。不思議と、嫌じゃなかった。ちょっと抜けている人だな、と思っただけだった。その「ちょっと抜けている」が、2時間の会話を経て「なんか一緒にいると楽」に変わっていた。帰り際、「また飯でも行きましょう」と言われた時の声が、少し照れていた。
30代でマッチングアプリを使うなら
ペアーズを使っていたが、途中からOmiaiも並行して使った。Omiaiの方が、会話の入り方が丁寧な人が多い印象だった。真剣度が高めのアプリだと、相手もそれなりの気持ちで来ている。30代で「遊びじゃない」相手を探すなら、アプリ選びで6割は決まる。
年齢について。32歳という年齢を気にする時間があったら、その時間でプロフィールを書き直した方がいい。実際、年齢で弾かれたことより、「プロフィールが薄い」ことでそもそも読まれていなかった方が多かった。年齢はただの数字だ。その数字より、「どんな人か」が伝わる文章を作る方が、ずっと意味がある。
30代でマッチングアプリを始めることへの後ろめたさを、どこかに持っていた。でも使い始めて気づいた。同じように使っている30代は、想像以上にたくさんいる。アプリを開く理由はみんな同じで、「誰かと会いたい」というただそれだけだった。
3ヶ月やり続けて、今ある。それだけのことだった。
よくある質問
30代女性がマッチングアプリで最初にやるべきことは何ですか?↓
30代だと年収条件はどう設定すればいい?↓
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。