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タップルでメッセージが止まった夜。続く人と続かない人の違い

マッチングしても3往復で終わる。既読がついて、返信が来なくなる。タップルで何度も繰り返して、やっとわかった「続く人」の特徴。タップルでマッチングした相手に最初のメッセージを送る。返信が来る。2往復する。3往復目で止まる。

23・女性の体験
·橘みあ·4分で読める

正直に言う。3往復目で止まったけど、続く人は違うことをしていた。


この繰り返しを、最初の2ヶ月で20回くらいやった。


何がいけないのかわからなかった。礼儀正しいし、短いし、圧も感じないはず。でも、タップルで同じメッセージを何百人も受け取っている相手には、その「礼儀正しさ」が印象に残らない。返信したいかどうかは、礼儀正しさじゃなくて「このメッセージ、答えたら楽しそう」という感覚で決まる。


ずっと送っていたのは、こういうメッセージだ。


「はじめまして。カフェ好きなんですね。よく行くエリアはどこですか?」


質問で終わっている。相手は答えなきゃいけない。でも私のことは何もわからない。これは尋問だ。


---


転機は、ある人から来たメッセージを読んだときだった。


「バイオに渋谷の映画館って書いてありましたが、ユーロスペースですか?ヒューマントラストシネマですか?」


思わず笑った。具体的すぎて、この人がちゃんとバイオを読んだことがわかる。しかも答えたくなる。「ヒューマントラストシネマです、でも最近はシネクイントも行きます」と反射的に返信していた。次のメッセージも送っていた。


このメッセージのどこがよかったのか、分解してみた。


  • バイオから具体的な一点を拾っている 「映画好きなんですね」ではなく「渋谷の映画館」という固有情報まで言及している。「読んだ」という証明になる。

  • 二択の質問をしている 「何が好きですか?」という広い質問じゃなくて「A?B?」という二択。答えやすい。

  • ---


    これを参考に、自分のメッセージを変えた。


    「はじめまして。プロフィールに下北沢って書いてあって、私も先月初めて行ったんですが、レコード屋さんが多くて驚きました。カフェはよく行くんですか?」


    送った後、10分で返信が来た。「よく行きます!UNKNOWN KYOTOって知ってますか、あそこが一番好きで」


    そこから先は、20往復続いた。仕事中にこっそりトイレで確認して、昼休みに返事を書いた。


    ---


    タップルのメッセージで一番やりがちなミスは、趣味マッチングしたのに「一般的な自己紹介メッセージ」を送ること。共通の趣味があるのに使わない。


    コツは3つ。相手のバイオか写真から具体的な一点を拾う。自分の体験を1文添える。質問は1つだけにする。これだけで、返信率が変わり始める。


    タップルのメッセージで「質問攻め」にならない工夫


    三軒茶屋のドトールで、タップルの画面を友達に見せたことがある。「返信が来ない」と愚痴ったら、友達がスレッドを30秒で診断してくれた。


    「これさ、全部質問で終わってるじゃん。しかも毎回違う話題に飛んでる」


    言われて見返すと、確かにそうだった。「映画好きなんですか?」「ご飯はどこで食べますか?」「兄弟いますか?」——1通ごとに話題が変わって、会話じゃなくてアンケートになっていた。


    タップルでメッセージが続く人は、質問の前に自分の話を挟んでいる。「先週中目黒の目黒川沿いを歩いてたら、ふと映画のワンシーンみたいだなって思って。映画よく観ますか?」みたいに、自分の体験を1文入れてから質問する。すると相手も「わかります、あのあたり雰囲気ありますよね」と乗ってきやすい。


    もうひとつ、メッセージの長さ。タップルで返信が途切れるパターンの多くは、最初のメッセージが長すぎる。スマホの画面いっぱいに文字が並ぶと、それだけで「返信めんどくさい」と感じさせてしまう。3〜4行で収めて、余白を残す。相手が書き足したくなる余白。


    メッセージが「続いた先」にあるもの


    タップルでメッセージが20往復続いたとき、「そろそろ会いませんか」と切り出すタイミングが難しかった。恵比寿の駅前で待ち合わせた日、改札を出た瞬間に心臓がドクドクした。文字で話していた相手が、目の前にいる。声が震えそうになった。


    「あ、メッセージのまんまの雰囲気ですね」と彼女が笑った。


    メッセージが続くのはゴールじゃない。「会ったとき、文字で感じていた空気がそのまま残っている」状態を作るための助走だ。タップルでメッセージが続かないと悩んでいたとき、本当に足りなかったのはテクニックじゃなく、「この人と話したい」という気持ちだった。


    気持ちがあれば、言葉は勝手についてくる。


    「送る前に3秒止まる」だけで変わる


    今のメッセージを送信する前に、3秒だけ画面を見る。「このメッセージを受け取った相手は、何を返せるだろう」と考える。返しようがないメッセージを送っていないか。高円寺の部屋で、夜中にタップルを開きながら覚えたこのクセが、返信率を変えた。


    「なんか、LINEみたいに気軽なメッセージの方が返しやすいです」と後に仲良くなった相手に言われたことがある。かしこまった定型文より、会話口調のフランクな文。タップルのメッセージは手紙じゃなくて、チャットだ。


    タップルでメッセージが続く人の特徴を一言でまとめると、「相手のバイオを読んでいる証拠を、さりげなく見せている」。それだけで、100人から来るテンプレメッセージの中から1通だけ浮き上がる。


    渋谷の映画館の話で繋がった彼女とは、結局3ヶ月付き合った。最初のメッセージが「ヒューマントラストシネマですか?」だったことを、今でも二人で笑い話にしている。


    テクニックより、好奇心。


    タップルでメッセージが20往復続いた「黄金パターン」


    振り返ると、20往復以上続いたメッセージには共通点があった。


    最初の2〜3往復は「共通の趣味の具体的な話」で入る。4〜6往復目で「なぜそれが好きなのか」に踏み込む。7往復目以降で、趣味の話から「生き方」の話にシフトする。


    表参道のカフェ好きの子とのやりとりが典型的だった。「表参道でよく行くカフェありますか?」から始まって、「なんでカフェ好きなんですか?」になって、「一人の時間が好きなんです」になった。そこから「孤独との付き合い方」みたいな話になって、気づいたら2時間経っていた。


    タップルでメッセージが続くかどうかは、5往復目で決まる。5往復目までに「表面的な情報交換」から「内面の共有」に移行できるかどうか。移行できないと、6往復目で既読スルーになる。


    代官山の古着屋で買ったシャツの話から、「ファッションに金をかけるか議論」に発展して、そこから「お金の使い方で価値観が見える」という話になったやりとりが一番面白かった。趣味の話は価値観への入口でしかないのに、続く会話を作れる。

    この記事を書いた人

    橘みあマッチングアプリ体験談ライター

    27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

    このテーマを読む:メッセージ攻略

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