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「待つだけ」をやめた夜、後悔してアプローチに変えた話

3ヶ月待ち続けて2人しか出会えなかった。「全然自分からいいねしてないじゃん」の一言で気づいた。女性から積極的に動くことへの心理的ハードルをどう越えるか、実際に使えるメッセージ例文と共に全部書いた。

·橘みあ·15分で読める

正直に言う。3ヶ月待ち続けたのに、動いたら変わった。


Omiaiを始めた最初の頃、私は「女性は待つもの」と信じていた。いいねが来たら返す。メッセージが来たら返す。デートに誘われたら行く。能動的に動くことが恥ずかしい、というより怖かった。「向こうから来ないということは、私に興味がないということ」と解釈して、自分からは一切動かなかった。


3ヶ月で出会えた人は2人。どちらも1回で終わった。


転機は友人の一言だった。「あなた、全然自分からいいねしてないじゃん。それで文句言われても」。


刺さった。本当に、何もしていなかった。「向こうから来た人」だけしか見ていなくて、「自分が会いたい人」を探すという発想がまるでなかった。


女性から積極的に動くことへの心理的ハードル


「私から連絡するって、なんか必死に見えない?」


この感覚、わかる人は多いんじゃないかと思う。女性が自分からアプローチすることへの心理的ハードルは、現実として存在する。「嫌われたら」「軽く見られたら」「断られたら」——その恐怖が、行動の前に立ちはだかる。


でも考えてみてほしい。マッチングアプリに登録している男性の多くは、女性からのいいねを「積極的でいい」とポジティブに受け取っている。「女性からいいねが来るとテンション上がる」と言う男性の声を、SNSでも雑誌でも繰り返し見かける。「自分から動く女性」をネガティブに捉えるのは、2010年代の価値観かもしれない。


「断られたら」への対策はシンプル。断られても何も失わないと知ること。現時点で相手と何の関係もない。断られても現状維持のまま。動いたとしても最悪は「今と同じ」。


「恥ずかしい」への対策は、数をこなすしかない。1人目に断られる怖さと、10人目に断られる怖さは全然違う。最初の1回が一番怖くて、そこを超えると急に楽になる。


女性から積極的にいくと何が変わるか


実際に動き始めて2週間で変化が出た。


いいねを送ることで「出会いの母数」が増える


待っているだけだと、自分のプロフィールを「たまたま見てくれた人」しかいいねを送ってこない。自分からいいねを送ることで、「自分が会いたいと思った人」との出会いの可能性が生まれる。能動的に選ぶ側になれる。


最初のメッセージを送ることで「会話の質」が上がる


自分から送るメッセージは、相手のプロフィールを読んだ上で書ける。「こんにちは」ではなく「〇〇について書いてましたが、私も同じで」という入り方ができる。プロフィールを読んでいると伝わるメッセージは、返信率が上がる。


デートに誘うことで「会うまでの時間」が短くなる


マッチングアプリのあるある「メッセージは続くのに会う話にならない」——これは待つ側に多い現象。誘う側に回ると、タイミングを自分でコントロールできる。


女性からいいねを送る戦略


闇雲に全員にいいねしても意味がない。「この人に会ってみたい」と思える人を選ぶことが前提。


プロフィールを必ず読む


写真だけ見ていいねするのは相手も感じ取れる。「プロフィールを読んでいいねした」と伝わるコメントをつけることで、相手の印象が変わる。Pairsなら「コメント付きいいね」機能を使う。


どんな人にいいねするか


「理想の100点」を探すより「一緒にいて楽しそうな85点」を探す方が現実的。条件が多すぎると対象が絞られすぎて動けなくなる。プロフィール文に「具体的なエピソード」がある人は、話が続きやすい傾向がある。「趣味:映画鑑賞」より「先週ヴィム・ヴェンダースの新作を一人で見に行ってきました」の方が会話のきっかけが見えやすい。


女性から送る最初のメッセージ【例文あり】


ポイントは3つ——「相手のプロフィールを読んだ」「質問で終わる」「長すぎない」。


例文1(趣味への言及)

「プロフィールに吉祥寺でジャズが聴けるお店、って書いてましたね。私も中野でたまに行くお店があって。どのあたりのお店に行くんですか?」


例文2(価値観への共感)

「"一人の時間も大事"って書いてるのを見て、わかるなと思いました。○○さんはどんな一人時間が好きですか?」


例文3(シンプルな質問)

「こんにちは、よろしくお願いします。プロフィール拝見しました——最近ハマってることって何ですか?」


長文は相手に「返信の負担」を感じさせる。最初の一通は3〜4行で十分。


女性からデートに誘うタイミングと方法【例文あり】


タイミング


メッセージのやりとりが「3〜5往復」を超えたあたりで、「会う話」を出すのが自然。10往復以上してから誘おうとすると、かえって「なんで今更?」という間になることがある。


誘い方の例文


「直接話した方が楽しそうなので——よかったら一度お茶でもしませんか?渋谷か恵比寿なら合わせられます」


「○○の話、もっと聞いてみたいな。今度実際に会ってお話しできたら嬉しいのですが、どうですか?」


相手が乗ってきた場合の続き方


「じゃあ来週末はどうですか?土曜日と日曜日、どちらが空いてますか?」と、二択で聞く。「いつがいいですか?」と開いた質問をすると相手が返答しにくくなる。


断られた時の返し方


怖いのは断られること以上に、断られた後の対応。


「ありがとうございます。タイミングが合わなかったということで(笑)またよかったら」


これで十分。かっこよく引けた方が、むしろ後で「あの人、感じよかったな」と思われる。粘るのは逆効果。


---


待つだけの3ヶ月が終わって、動き始めた3週間で、私は会いたいと思っていた人に会えた。「誘ってくれてよかった」と言われた。その言葉が一番、「動いてよかった」と思わせてくれた。


やってしまいがちな「積極的の失敗例」とその直し方


「自分から動く」ことと「ガツガツしすぎる」ことは別物だ。積極的に動こうとして逆効果になるパターンがいくつかある。


失敗例1:返信のスピードが速すぎる


相手からメッセージが来た瞬間に返信する。それ自体は悪くないが、毎回1分以内に返し続けると、「時間を持て余している人」「スマホを手放せない人」という印象になることがある。


改善:自分のペースで返す。相手が昼に送ってきたなら夕方に返す。夜に来たなら翌朝に返す——というくらいの余裕を持つ。「待たせすぎる」ほど遅くする必要はないが、即返しを義務にしない。


失敗例2:誘った後に「しつこく確認する」


「今度、お茶しませんか?」と送って返事が来なかった時、「見てますか?」「都合悪かったですか?」と追加で送るのは逆効果。


改善:誘って返事が来ない場合は、2〜3日待って一度だけ「ご確認いただけましたか?」と送るか、そのまま待つ。返事が来ないのは「今は会う気持ちがない」サインの場合が多い。追いかけると、返ってくるはずだった返信も返ってこなくなる。


失敗例3:会う前に関係を深めすぎようとする


メッセージのやりとりが楽しくて、気がついたら毎日2時間以上チャットしている——これはアプリあるあるだが、実際に会う前に「親しさ」を作りすぎると、いざ会った時にギャップが生まれる。


改善:「会う前のやりとりは会うためのきっかけ」と割り切る。メッセージが10往復を超えたら、会う話を出す。「直接話した方が楽しそうなので」という言い方が自然で、相手にも好印象。


「誘い断られた」時のメンタルの整え方


自分から動くということは、断られることも増えるということだ。これを覚悟の上で動かないと、最初の断られ方でやる気を失う。


断られた時の感覚。スマホを見て「今回は予定が合わなくて」という返信を受け取った瞬間、みぞおちのあたりがすっと冷える。「やっぱり無理だったか」という気持ちが湧く。


でも、考えてほしい。断られる前と断られた後で、実際に失ったものは何か。「まだ会っていない人から会う返事をもらえなかった」だけだ。現状は何も変わっていない。


断られた後の返し方。


「わかりました!またタイミング合えば、その時はぜひ。ありがとうございました」


これが一番格好いい。粘らない。引きずらない。「感じのいい人だったな」と思わせて終わる方が、後から思い出してもらえる。


断られること10回より、自分から動かないこと1回の方が、出会いを遠ざける。


積極的に動いた結果——3週間後に変わったこと


「誰かに会いたいと思った人に会えた」という体験は、「向こうから来た人としか会えない」という体験と、手触りが全然違う。


恵比寿のカフェで向かいに座った人に、「あなたが先に連絡をくれた」という事実がある。それはそのデートの空気を少しだけ変える。「私があなたに会いたいと思って、動いた」という前提が、会話を対等にする。


3ヶ月待ったのに、「誘ってくれてよかった」と言われた。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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