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「女性から送るなんて」という呪いを解いた夜、後悔しなかった話

「女性から先に送るなんて、恥ずかしい」——そう思って2ヶ月間、マッチングした相手からのメッセージをただ待ち続けた。待っている間に関係が終わった数は、7件。女性から先に送ることで何が変わったか、実際の返信率の変化と一緒に話す。

28・女性の体験
·橘みあ·6分で読める

「女性から先にメッセージ送るのって、どう思う?」


友達にそう聞いたのは、マッチングアプリを始めて2ヶ月後だった。


「えー、普通に送ればいいじゃん。待ってたって来ないよ」と即答された。


「でもなんか、ガツガツしてるみたいで」「アプリでガツガツって何(笑)。みんなそのために使ってるんだから」


返す言葉がなかった。そうだよな、と思った。


2ヶ月間「待つ側」でいた結果


マッチングしてから先にメッセージを送るのは、男性の方がするもの——そんな空気感を、どこかで刷り込まれていた。


実際のところ、マッチングアプリによっては女性が先にメッセージを送らないと会話が始まらない仕組みのものもある。でも私が使っていたアプリはそうじゃなかった。それでも、「女性から送る」という選択肢が頭にほぼ浮かばなかった。


2ヶ月間で待った結果。マッチングしたのに会話が始まらず終わった数は、7件。相手から来たメッセージが「こんにちは」だけで止まったのが、4件。合計11件が、実質的に動かないまま消えた。


待っている間、「なんで来ないんだろう」とアプリを開いていた。でも来ないのは当然で、相手も同じように「まあそのうち返信するか」と思っていたか、「女性から来るまで待とう」と思っていたか、「そんなに気にしていない」かのどれかだった。どちらにしても、私が何かしなければ動かない状況だった。


「女性から送る」と何が変わったか——実際の数字


思い切って女性から先に送り始めてから、3週間で変わった数字を記録してる。


マッチングから24時間以内に女性側(私)から先に送ったケース:8件

そのうち返信が来た件数:7件(返信率87.5%)


マッチングして相手からの連絡を待ったケース:5件

そのうち返信が来た件数:2件(返信率40%)


数字の規模は小さいけど、差は大きかった。


女性から先にメッセージを送ることで、返信率が上がる理由を考えた。


一つ目は「女性から来たこと自体が嬉しい」というのが、多くの男性にとってリアルな反応だから。男性側がマッチングアプリで女性に先にメッセージを送るのは体力的にも精神的にも消耗することが多い。そこへ女性から先に来ると、「この人は自分に興味を持ってくれた」という印象が強くなる。


二つ目は「出遅れない」こと。マッチングアプリ上では、1人が複数の相手と同時にやりとりしている。マッチング直後に誰かから来ると、優先度が上がりやすい。24時間以上経つと、相手の中でのプライオリティが下がっていく。早く動いた方が、出遅れない。


女性から送るとき、何を送ればいいか


「女性から先に送る」と決めたとしても、「何を送ればいいか」が次の壁になった。


「こんにちは、よろしくお願いします」じゃ、先に送っても意味がない。相手のプロフィールを読んで、一つ引っかかったことを質問にする——それは男性から送るときと全く同じ。


実際に使った送り方の例をいくつか。


- 「中目黒のカフェが好きって書いてましたね。週末に散歩しながら行く感じですか?」

- 「音楽はジャズが好きって書いてましたね。ライブとかよく行きますか?」

- 「一人旅の写真、素敵でした。どこの写真ですか?」

- 「プロフィールにone pieceって書いてましたね(笑)。今はどのあたりを読んでるんですか」


ポイントは「プロフィールを読んだことが伝わること」と「答えやすい質問が一つ入っていること」。


あと、女性から送る場合、少し明るめ・フランクな雰囲気の方が相手の返信ハードルが下がる気がした。「よろしくお願いします」という硬さより、「気になって送りました」という素直さの方が、返信につながった。


「ガツガツ」じゃなくて「前向き」


あの友達に「ガツガツしてるみたい」と言ったとき、笑い飛ばされた。「アプリでガツガツって何」。今は、その感覚がよくわかる。


「女性から送るなんて恥ずかしい」という感覚は、どこかの時代の恋愛のルールを内面化したものだった。でもアプリで出会いを探している時点で、「待つのが女性らしい」とか「先に送るのは積極的すぎる」とかいう話は、もうあまり関係ない。


「自分から動く」ことは、「ガツガツ」じゃなくて「前向き」だと思ってる。相手のプロフィールを読んで、気になることを質問する。それだけで十分だし、それだけで返信率は変わる。


2ヶ月間待ち続けた11件は、もう戻らない。でもその11件がなければ、今の自分も「送ってみよう」と思わなかった。


「女性から送るなんて」という呪いを一度解いてしまえば、もう怖くない。送ってみてください。案外、すんなり返ってきます。


女性から送ることで、自分の「好み」もわかってきた


予想外の副産物があった。


女性から先に送るようになって、「自分がどんな人に興味を持っているか」がわかるようになった。待っていた頃は、相手から来たメッセージに「どう返すか」しか考えていなかった。でも自分から送るようになると、「このプロフィールのどこが気になったか」を毎回考えるようになる。


「吉祥寺が好きな人」「ひとり時間を大切にしてる人」「仕事をちゃんと語れる人」——自分が送りやすい相手のパターンが見えてきた。それは同時に、「自分が求めているものが何か」の輪郭だった。


待っていた2ヶ月間、そんなことは一度も考えなかった。来たメッセージに返す、それだけだった。能動的に動くことで、「自分はどんな人に惹かれるのか」が言語化できるようになった。それは恋愛の話だけじゃなくて、自分自身の話でもあった気がする。


マッチングアプリを使うことは、自分が何を求めているかを確かめる作業でもある。待ち続けていたら、それはいつまでも相手任せのまま。


動いた人だけが動いた分だけ近づいたのに、それだけだった。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:メッセージ攻略

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