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ユーブライドとPairsを3ヶ月ずつ使った夜。後悔した正直な比較

丸の内のタリーズで元カレと偶然会った日、「もう遠回りしたくない」と思ってユーブライドに切り替えた。Pairsで1年、ユーブライドで3ヶ月。同じ婚活アプリなのに、出会う人の温度が全然違った。

30・女性の体験
·橘みあ·4分で読める

正直に言う。1年で何回も書き直したのに、ユーブライドでは違った。


30歳の冬、丸の内のタリーズで仕事帰りにアイスラテを飲んでいたら、3つ隣のテーブルに元カレがいた。気づかないフリをした。iPhoneの画面を見つめながら、手のひらが冷たくなっていく。あの人も婚活してるのかな——そう考えた瞬間、喉の奥がきゅっと詰まった。


その夜、ユーブライドに登録した。


Pairsの1年間——出会いは多いのに進まない


Pairsはとにかく会員数が多い。渋谷でも新宿でも、アプリを開けば次々と新しい顔が表示される。スワイプして、いいねして、メッセージして。テンポよく回る。


ただ「婚活」の温度は人によってまちまちだった。


「いつかは結婚したいけど、まずは良い出会いを」という人。「今年中に結婚したい」という人。プロフィールだけでは判断できない。1年で出会った中で「結婚を考えている」と感じたのは3割くらい。


池袋の居酒屋で会った32歳の男性は、2回目のデートでハイボールを傾けながら言った。


「結婚とか、まだ考えてないんだよね」


プロフィールには「真剣に探しています」と書いてあったのに。ジョッキを持つ手がこわばった。


「え、じゃあ何のために……」


言いかけて、やめた。


「真剣に」の意味が人によって違う。それに気づくのに、半年かかった。


ユーブライドに切り替えた瞬間——空気が違う


独身証明書の提出が必要なユーブライドは、登録のハードルからして違う。横浜の区役所に半休を取って証明書を取りに行ったとき、窓口で「独身証明書ください」と言う自分の声が少し震えた。耳が熱い。


でもその手間が、後から効いてきた。


ユーブライドでマッチした人は、全員が同じハードルを越えている。メッセージのやりとりが短い。3〜5往復で「実際に会いましょう」になる。


銀座の和食屋で会った34歳の男性は、席についてすぐこう言った。


「ユーブライドを使っている以上、お互い時間を無駄にしたくないですよね」


出汁巻き卵の湯気が立ち上る向こうで、彼の目がまっすぐだった。胸の奥がじんわり温かくなった。この人は本気だ、と直感した。


Pairsで1年かけて感じなかった安心感が、ユーブライドでは2週間で生まれていた。


数字で比べた——3ヶ月の密度が違う


3ヶ月でデートできた人数は、Pairsの3ヶ月とほぼ同じ。でも「なんとなく続けた」ではなく「真剣に会った」という感覚が圧倒的に強い。


Pairsはマッチ数が多いぶん、「とりあえず会う」になりがちだった。恵比寿のカフェで会って、1時間話して、帰り道に「いい人だったけど、何も残らない」と思うことが何度もあった。駅までの道で、コーヒーの余韻だけが口に残っている。


ユーブライドは逆だ。マッチ数は少ないけれど、1人ひとりとの会話が濃い。「家族構成」「転勤の可能性」「子どもについてどう思うか」——Pairsでは3回目のデートまで出ない話題が、ユーブライドでは初回に出てくる。


正直、最初は面食らった。「まだ会ったばかりなのに」と思った。でも慣れると、これがむしろ楽だった。探り合いの時間が短いぶん、「合う・合わない」の判断が早い。


両方使って気づいたこと——料金と時間のトレードオフ


両方同時に使うこともできる。実際、2ヶ月だけ並行して試した時期がある。


Pairsは月額3,700円。ユーブライドは月額4,300円。合計で月8,000円。サブスクのNetflixとSpotifyを合わせたくらいの金額だけど、毎日のように通知が来て、メッセージの管理が追いつかなかった。池袋の本屋で手帳を買って、どの人といつ会ったかを書き留めるようになった。手帳がマッチングの管理ツールになっていることに気づいて、少し笑えた。


結局、私はユーブライドに一本化した。マッチ数は減ったけれど、「この人ともう一度会いたい」と思える割合が明らかに上がった。量を追うのをやめたら、1人ひとりとの会話に集中できるようになった。


どっちを選ぶか——答えは「急ぎ度」


急がずにたくさんの人と会いたいならPairs。結婚を意識した相手に絞りたいならユーブライド。


どちらも正解だけど、目的が違う。ユーブライドのペース感に慣れると、Pairsのスピードが遅く感じることがあった。新宿のスタバで友達に「ユーブライドに変えてから、無駄な時間が減った」と話したら、「それ、婚活に本気になったってことじゃん」と笑われた。


本気かどうかなんて自分ではわからない。でも、使うアプリを変えただけで、出会う人の温度が変わった。それは確かだった。


丸の内のタリーズで元カレを見かけたあの冬の夜、私の遠回りは終わった。


近道は怖い。でも遠回りした人だけが、近道の価値に気づける。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:婚活体験談

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