フェードアウトされて3日泣いた私が学んだ5つのこと
既読スルーが3日続いた時点で気づくべきだった。でも私は「忙しいだけ」って自分に嘘をついた。
ユウタからの最後のLINEは、木曜の夜22時13分。「了解!」のスタンプだった。
それっきり。
金曜。土曜。日曜。月曜。
4日間、何も来なかった。
ユウタとはPairsで出会った。初デートは恵比寿のイタリアン。2回目は代官山のカフェ。3回目は下北沢で古着巡り。4回目は彼の家で手料理を食べた。鶏の唐揚げ。ちょっと味が濃かったけど「おいしい」って言ったら、耳の先まで赤くなった人だった。
デートの後はいつも長文のLINEをくれた。「今日楽しかった」「次はどこ行こうか」「来週の土曜空いてる?」。文末にびっくりマークが多い人で、それが不器用で可愛いと思っていた。
5回目のデートの前日。「明日13時に渋谷ね!」って送った。
既読。
返事なし。
当日の朝。「起きた? 今日楽しみ!」
既読。
返事なし。
13時。ハチ公前。一人で立ってた。3月の風が冷たくて、ユニクロのライトダウンのポケットに手を突っ込んだ。スマホを5分おきに見た。30分待った。電話した。出ない。もう一回。出ない。
「体調悪い? 心配してるよ」
既読。
返事なし。
家に帰って、ベッドに潜り込んだ。マフラーもコートも脱がずに。スマホを胸に抱えて、通知音を待った。鳴らなかった。
3日泣いた。比喩じゃなくて、本当に3日。月曜は会社を休んだ。火曜は出社したけど、トイレで泣いた。水曜、同期のアヤに気づかれた。「目、腫れてない?」。給湯室で全部話した。
アヤは私の話を黙って聞いて、ドトールのブレンドを一杯入れてくれた。
「それ、フェードアウトだね」
「……うん」
「マジ最悪。でもさ、彼が最悪なだけで、あんたは何も悪くないからね」
そのドトールのコーヒーが、あの一週間で一番あったかいものだった。
3日泣いて、わかったこと
1ヶ月経って、少しずつ冷静に振り返れるようになった。ユウタのことはまだ胸の奥がズキッとするけど、あの経験から学んだことがある。5つ。全部、次の恋に持っていく。
1. 「なんで?」の答えは永遠に来ない
一番苦しかったのは、理由がわからないこと。嫌いになった? 他に好きな人ができた? 私の何がダメだった?
友達に聞いた。ネットで「フェードアウト 理由」って検索した。知恵袋を深夜3時に読み漁った。でも、答えは出なかった。
出ないんだよ。永遠に。
フェードアウトする人は、理由を言わない人なの。だから理由を探すのは時間の無駄。「この人は言葉で向き合えない人だった」。それ以上でもそれ以下でもない。
2. 体の異変に気づいてあげる
泣いてる間、ご飯が食べられなくなった。3日で2キロ落ちた。眠れない。眠っても3時間で目が覚める。心臓がずっとドキドキしてて、でもそれは恋のドキドキじゃなくて、不安のドキドキだった。
体がこんなに反応してるのに、「大丈夫、まだ連絡来るかも」って自分を誤魔化してた。
体は正直。食欲がない、眠れない、胸が苦しい。それは「もうこの人から離れなさい」っていう自分の体からのサインだった。
3. ブロックは自衛
1週間待った。2週目に入った火曜日、アヤに言われた。
「ブロックしな」
「でも、もしかしたら——」
「ない。1週間返事しない人に『もしかしたら』はない」
泣きながらブロックした。LINEもPairsも。指が震えた。ブロックした瞬間、胃の底がストンと落ちた感じがした。
でも、その翌日から少しだけ楽になった。スマホを見るたびに期待して裏切られる、あのサイクルが止まった。
ブロックは拒絶じゃない。自分を守る行為。逃げでもない。生存戦略。
4. 「察してくれる男」は幻想
振り返ると、ユウタとの間にサインはあった。3回目のデートで「友達にもこんな感じ?」って聞いたら、ちょっと黙った。4回目のデートの帰り際、「次いつ会える?」って聞いたら「仕事の予定見てみる」って言われた。
私はそれを「慎重な人なんだな」と解釈した。違った。距離を取り始めてたんだ。
でもそれを言葉にしてくれなかった。私も「ねえ、最近ちょっと冷たくない?」って聞けなかった。
察してほしかった。でも察してくれる人を待つより、「ねえ正直に言って」って聞ける自分になった方が早い。次は聞く。怖くても。
5. フェードアウトする人は、最初からそういう人
アヤが言ってくれた言葉で一番刺さったのがこれ。
「フェードアウトされたのは、あんたのせいじゃない。でもフェードアウトする人を選んだのは、あんたの判断だよ」
厳しい。でも正しい。
ユウタは優しかった。でも、都合が悪くなると黙る人だった。仕事の愚痴を言った時も「大変だね」で終わる人だった。面倒な会話から逃げる人だった。
次に誰かを好きになる時、「この人は面倒な場面で逃げないか?」を見る。唐揚げが美味しいかどうかより、ずっと大事。
その後の話
2ヶ月後、表参道のスタバで一人でカフェラテを飲んでた日曜の午後。隣の席の女の子が電話してた。「え、既読スルー? 何日?」。
思わず振り返りそうになった。心の中で「ブロックしな」って念を送った。アヤの受け売り。
ユウタの唐揚げの味は、もう思い出せない。でもあの3日間の涙の味は覚えてる。しょっぱくて、喉の奥がヒリヒリした。
傷ついた分だけ、次の恋で自分を守れる。フェードアウトは相手の弱さであって、あなたの価値とは何の関係もない。
よくある質問
既読スルーが3日続いたときの対処法は?↓
フェードアウトされたときはどうすればいい?↓
連絡が来ない恋愛関係から学べることは?↓
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。