別れた3日後に泣きながらPairsを入れ直した。ダメだった3人と、そうじゃなかった1人の話
6ヶ月付き合った彼と別れた3日後、空白が怖くてPairsを再インストールした。最初の3人は全部だめだった。理由は相手じゃなくて私にあった。4人目の話をする。
別れた3日後の夜、泣きながらPairsをインストールした。
「傷を癒すためじゃなくて、次に進むために」と自分に言い聞かせた。嘘だった。正直に言うと、空白が怖かった。6ヶ月間いた人がいなくなった部屋の沈黙が。LINE画面を開いたとき、トップに彼の名前が来て、既読が最後のままで止まっていた。その画面から逃げるように、別のアプリを開いた。それだけ。
最初の3人は、たぶん私がだめだった。
最初の3人の話
1人目は代官山のイタリアンで会った。前菜のカルパッチョを食べながら、前の彼のことを考えていた。「そういえばここ近くに、一緒に来たことがあった」と気づいて、ワインを一口多く飲んだ。
相手の人が何かを話していたのは覚えている。でも内容はほとんど頭に入っていなかった。
2人目は渋谷のカフェで。「趣味は?」と聞いた。「山登りです」と言われた。へえ、と思った。その後の会話が続かなかったのは、私が聞くのをやめたからだった。
3人目は恵比寿で会って、帰り道に「次会いますか」と言われた。「考えます」と答えた。もう連絡しなかった。
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「もうやめよう」と思った夜から3週間後の話
6ヶ月間Pairsを使い続けて、11月の深夜に退会した。疲れたからやめた。それだけのつもりだった。3週間後に起きたことが、予想と全然違った。
3人とも悪い人じゃなかった。でも私が悪い状態だった。前の人のことを引きずりながら会っているのに「なんか違う人ばかりだな」と思っていた。今考えると、当たり前だ。
4人目の話
4人目と会ったのは別れから3週間後、下北沢の小さなバーだった。地下に降りる階段がある、薄暗い場所。BGMがずっとビル・エヴァンスだった。
会話の流れで、前の恋愛の話になってしまった。うまく話せなかった。「最近別れた」と言ったら「どれくらい前ですか」と聞かれた。「3週間くらい前です」と答えたら、「正直ですね」と笑われた。
「ごめんなさい、こんな話」と言ったら、「いや、全然。正直に話してくれる人の方が好きです」と言われた。
その言葉を聞いた瞬間、何かがゆるんだ。3週間ずっと「早く立ち直らないと」と思い続けていた緊張が、少し解けた。肩が、少し下がった感じがした。
その人と2ヶ月後に付き合った。
準備が整ってから動く、が正解じゃない話
「失恋したらしばらくアプリはやめた方がいい」というアドバイスをよく見る。それが正しい場合もある。
でも私の場合は、動きながら整っていった。最初の3人に失礼なことをしたと今でも思う。でも動かなかったら、4人目にも会えなかった。
傷を癒すために始めた、というのは結局本当のことだったかもしれない。でも癒されたのは誰かと出会ったからじゃなくて、「前の人のことを引きずってます」と正直に言えた瞬間だった気がする。
あの夜の下北沢のバーの名前を、今も覚えている。今度、前の彼じゃない人と行くつもりでいる。
よくある質問
失恋後、マッチングアプリを再開するタイミングはいつが正解ですか?↓
失恋直後にアプリを始めるのは逃げですか?↓
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。