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「最初の3つの質問」でヤリモクを見分けた夜、後悔した話

「仕事は何してるの?どこ住んでるの?休みいつ?」——3往復目でこれが来たとき、何かが引っかかった。でも引っかかりに名前がつけられなかった。4回目のデートで気づいた正体を書く。

·橘みあ·5分で読める

正直に言う。3つの質問でヤリモクかどうかわかったのに、遅かった。


「仕事は何してるの?どこ住んでるの?休みいつ?」


最初のマッチングから3往復目のメッセージを読んで、何かが引っかかった。


でも引っかかりに名前がつけられなかった。「普通の質問だよね」と自分に言い聞かせて、返信した。4回目のデートで、ようやく名前がついた。この人は私のことが好きなんじゃなく、私を「会える人」として確認していた。


ヤリモクを見分けるために「プロフィールを確認する」という方法がよく言われる。でも実際に引っかかった側の体験として言うと、プロフィールは当てにならない。見るべきは会話の「質問のパターン」。そこに全部出る。


「目的」で質問の中身は変わる


本気で誰かを好きになろうとしている人の質問と、会うことが目的の人の質問は、構造が違う。


「どんな恋愛がしたいですか?」「休みの日どんなことして過ごしてるんですか?」「好きな食べ物ありますか?」


これは全部「あなたを知る」ための質問。答えを知らないと関係を先に進められないから、聞いている。あなたの人物像に興味がある。


一方、「仕事は何してるの」「どこ住んでるの」「休みはいつ?」は全部「会えるかどうかの確認」に使える情報。属性と場所とスケジュールがわかれば次のアクションに移れる。あなたの中身を知らなくていい。


最初の5往復を見直して、「条件の確認」ばかりの場合は注意が必要。


「早くLINEに移ろう」が2〜3日以内に来る


LINE移行の提案は、それ自体が悪いわけじゃない。ただ、マッチングから2〜3日以内に来る場合は立ち止まって考えた方がいい。


アプリ内の会話は記録に残る。LINE移行の動機が「もっと気軽に話したい」だけなら、2週間後でも3週間後でも変わらない。早い段階で移行を急ぐ人は、記録のないところで話したい動機がある場合がある。


実際に引っかかった経験がある人に話を聞くと、「LINEに移ってから急に距離が縮まるような話をしてきた」「アプリ内では丁寧だったのに、LINEに移ってから絵文字が増えてフランクになった」というパターンが多い。


「好き」と「会いたい」は別の感情


「気になってます」「好きかもしれない」が早い段階で来ても、行動が「会う段取り」だけに動いている場合は、言葉を信じなくていい。


気持ちが本当にあるなら、相手を知ろうとする。趣味、価値観、好きなもの、将来のこと——これを知らないと「好き」の中身がない。あなたへの気持ちが先にあれば、「この人のことをもっと知りたい」という質問が自然に出てくる。


逆に、早い段階で「好きです」「会いたい」が来るのに、あなたのことを知ろうとする質問がない場合、言葉は方便になっている可能性がある。


まとめ:3つのチェックポイント


引っかかった経験から整理すると、以下の3点を確認するだけでかなり精度が上がる。


① 最初の質問が「条件確認」か「人の確認」か

「仕事・住所・休み」より先に「好きなこと・価値観・恋愛観」が来るかどうか。


② LINE移行の提案がマッチングから何日目か

2〜3日以内の場合は、なぜ急ぐのかを確認してみる価値がある。


③ 「好き」「会いたい」の言葉と、実際の行動が一致しているか

言葉より行動を見る。あなたを知ろうとしているかどうかが判断基準になる。


プロフィールの文章が丁寧でも、最初の5往復の質問の目的を見た方がよほど正確に判断できる。文章は事前に準備できるが、質問の目的を偽装するのは難しいから。


「ヤリモクだった」と気づいた夜の身体感覚


4回目のデートの帰り道、表参道から原宿まで一人で歩いた。夜風が冷たかった。コートの襟を立てながら、心臓のあたりがドクドクしていた。怒りとも悲しみとも違う。「使われた」という感覚が、胃の底にずしんと落ちていた。


彼のメッセージを遡った。「会いたい」「好きかも」「次いつ空いてる?」——言葉だけ見ると、好意に見える。でも「私のことを知ろうとする質問」がひとつもなかった。好きな映画を聞かれたことがない。仕事の愚痴を聞いてくれたこともない。


渋谷のドトールに入って、ホットココアを頼んだ。両手でカップを包みながら、手の震えが止まるのを待った。「見分けられなかった自分」を責めそうになったけど、それは違うと思った。ヤリモクは見分けさせないように振る舞うのがうまい。責めるべきは自分じゃない。


「ヤリモク」と「本気」の境界線にいる人の扱い方


全員が「ヤリモク」か「本気」かに分かれるわけじゃない。中目黒のカフェで友達と話していて、「最初は軽い気持ちだったけど、会ってるうちに本気になった」というケースもあると気づいた。


境界線にいる人の見分け方は、「断ったときの反応」だ。


「今日は帰るね」と言ったときに「え、もう?」と不機嫌になる人は、「会う」が目的になっている。「わかった、気をつけて帰ってね」と言える人は、あなたの意思を尊重する余裕がある。


下北沢で会った人に「今日はここで」と言ったとき、「了解。楽しかったよ、また来週ね」と笑って手を振ってくれた。あのとき、胸の奥がふわっと軽くなった。彼は境界線の向こう側にいた。


プロフィールの文章は練習すれば書ける。でも断られたときの反応は、人格が出る。


本気の人は「また話したい」と言うのに、気づくのが遅かった。


ヤリモクに引っかかった後に「自分を責めない」方法


恵比寿の駅のホームで、4回目のデートの後に一人で電車を待っていた。「私がバカだった」という言葉が喉の奥まで来ていた。でも飲み込んだ。


ヤリモクのプロフィールは整っている。メッセージも丁寧だ。見分けられなくて当然だ。高円寺の友達に電話したら、「私も去年同じことあったよ。引っかかるのが悪いんじゃなくて、騙す方がおかしいんだから」と言ってくれた。泣きそうになった。


下北沢の書店で偶然手に取ったエッセイに、「傷つくことを恐れて扉を閉じたら、正しい人も入ってこられない」と書いてあった。あの一文が、アプリを再開する後押しになった。


ヤリモクに1回引っかかったからって、全員を疑う必要はない。でも「3つのチェックポイント」を通すようになってから、精度は上がった。最初の質問が「条件確認」か「人の確認」か。それだけで8割わかる。


本気の人は「また話したい」と言うのに、気づくのが遅かった。

よくある質問

マッチングアプリでLINEへの移行を急かされたらどうすればいいですか?
マッチングから2〜3日以内にLINEへの移行を求めてくる場合は注意が必要です。アプリ内での会話記録を避けたい動機がある場合があります。急ぐ理由を聞いてみて、「気軽に話したい」以上の説明ができない場合は、もう少しアプリ内で話してみることをおすすめします。
ヤリモクに引っかかってしまった場合はどうしたらいいですか?
まず自分を責めないこと。ヤリモクはプロフィールをきれいに作ってくることが多く、気づくのが難しいケースがあります。気づいた段階でブロック・アンマッチして関係を断つことが最善です。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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