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マッチングアプリで既婚者を見分けた夜。後悔して気づいたサイン全部

3人目の彼が、既婚者だった。Pairsで出会って3週間、週2で会っていた。違和感はあったのに「いい人だから」で毎回上書きしていた。後から数えたら、サインは7つもあった。全部書く。

·橘みあ·8分で読める

正直に言う。3人目の彼が既婚者だったのに、見抜けなかった。


Pairsで出会った35歳の男性。メーカー勤務、趣味はランニング、プロフィール写真は品川シーズンテラスの前で撮ったらしい爽やかな全身写真。第一印象は「誠実そうな人」。メッセージも丁寧で、3日目には電話をした。声が低くて落ち着いていて、仕事の話が面白かった。


1週間後に初デート。恵比寿のガーデンプレイスの近くにあるイタリアンで、パスタを食べながら2時間半話した。「また会いたい」と思った。手のひらがじんわり汗ばんでいた。


3週間、週に2回会った。全部平日の夜だった。


3週目の金曜、彼のInstagramを偶然見つけた。名前で検索したわけじゃない。共通の趣味のランニングのハッシュタグを辿っていたら、見覚えのある横顔が出てきた。プロフィールに子供と思われる写真。ストーリーのハイライトに「family」というフォルダ。


スマホを持つ手から力が抜けて、ベッドに仰向けに倒れた。天井の照明がぼやけて見えた。3週間分の「楽しかった」が、一気に別の色に変わった。


マッチングアプリで既婚者が出すサイン——後から数えたら7つあった


悔しかったから、全部書き出した。中目黒のドトールで、ノートに書いた。手が震えていたけど、整理しないと前に進めなかった。


サイン1:平日の夜しか会えない。

「仕事が忙しくて」と言っていた。最初は信じた。でも3週間、一度も土日に会えなかった。「忙しい人」はたしかにいる。でも「毎週末」が全部潰れるのは、仕事じゃなくて家庭がある人の特徴だった。


サイン2:特定のエリアを避ける。

「品川あたりは行きにくくて」と言っていた。今思えば、自宅が品川の近くだったんだと思う。「会社の近く」じゃなくて「自宅の近く」を避ける。そこに行くと知人か家族に見られるリスクがあるから。


サイン3:私のことを深く聞かない。

これが一番精度の高いサインだった。好きな食べ物は聞かれた。でも家族構成、将来の夢、結婚観——深い部分は一度も聞かれなかった。なぜか。長い関係を前提にしていないから。知らなくていい情報は聞かない。本気で好きになろうとしている人は、相手を知りたくて質問する。質問が浅い人は、浅い理由がある。


サイン4:LINEの返信が22時以降に集中する。

日中のメッセージは既読がつくのに返信が来ない。22時を過ぎると急にテンポよく返ってくる。家族が寝た後だったんだと思う。「夜型なんです」と本人は言っていた。


サイン5:自宅に絶対に呼ばない。

3週間会って、一度も「うちに来る?」はなかった。「散らかってるから」と笑っていた。独身の男性が3週間付き合っている女性を一度も自宅に呼ばないのは、自宅に呼べない理由がある。


サイン6:写真を撮るのを嫌がる。

デートの最中、一緒に写真を撮ろうとしたら「恥ずかしいから」と断られた。1回じゃなくて3回。SNSに載せられるリスクを避けていたんだと思う。


サイン7:車で来る。

彼はいつも車で来ていた。「電車が混むから」と言っていた。でも車だと、交通系ICカードの履歴に残らない。クレジットカードの請求にも「○○駅」と表示されない。行動を家族に把握されないための手段だった。


マッチングアプリの既婚者はなぜ見抜けないのか——「信じたい」が目を塞ぐ構造


7つも書き出して、「なんでこれだけサインがあったのに気づかなかったの?」と自分に聞いた。


答えは一つ。「いい人だと信じたかったから」。


違和感を感じるたびに、「考えすぎかな」と自分に言い聞かせていた。「仕事が忙しいんだろうな」「恥ずかしがり屋なんだろうな」「車が好きなんだろうな」。全部、自分で理由をつけて上書きしていた。


これは性格の問題じゃない。そういう構造になっている。人は「好きな相手が良い人であってほしい」と思う生き物だから、好意がフィルターになって危険信号が見えなくなる。好きになればなるほど、見えなくなる。


だから、「冷静に見ればわかる」というアドバイスは無意味だ。好きになっている最中に冷静でいられる人なんていない。必要なのは「冷静になる」ことじゃなくて、「冷静な第三者の目」を借りること。


マッチングアプリで既婚者を見分けるための具体的なアクション5つ


アクション1:3回目のデートまでに「週末に会う約束」を取り付ける。

「今度の土曜、代官山のTSUTAYA STARBUCKSでお茶しませんか」と具体的に提案する。既婚者は週末の約束を避ける。「ちょっとその週末は……」が3回続いたら、赤信号。


アクション2:「自分のこと、何か聞きたいことある?」と直接聞く。

相手が質問しない場合、こちらから促す。「将来のこととか、家族のこととか、聞きたいことない?」と聞いてみる。本気の人は「実は聞きたかった」と言う。そうでない人は話題を変える。


アクション3:SNSを交換する。

Instagram、X、何でもいい。「投稿頻度は少ないけど、よかったら」と軽い調子で。完全に断る人は、見せられない理由がある。ストーリーのハイライト、タグ付けされた投稿、フォロワーの中に家族っぽい人がいないか。情報は転がっている。


アクション4:友達に話す。

「こういう人と会ってるんだけど」と友達に話す。自分では見えない違和感を、第三者が指摘してくれることがある。私の場合、友達に「平日の夜しか会えない人って怪しくない?」と言われたのに、「忙しいだけだよ」と流してしまった。あのとき聞いておけばよかった。


アクション5:身分証明確認ができるアプリを使う。

Omiai、マリッシュ、ゼクシィ縁結びなど、本人確認・年齢確認が必須のアプリは、既婚者が入りにくい構造になっている。100%ではないけど、確率は下がる。Pairsも本人確認はあるが、独身証明書の提出は任意。婚活系アプリなら独身証明書の提出機能があるものもある。


既婚者だと気づいたときにやること——自分を責めない


気づいたとき、最初に感じたのは怒りじゃなくて「恥ずかしさ」だった。「なんで見抜けなかったんだろう」「バカみたい」。恵比寿の駅で電車を待ちながら、涙が出た。


でも、自分を責める必要はない。プロフィールを丁寧に作り、メッセージも誠実で、デートでも完璧に「独身の男性」を演じられる既婚者はいる。見抜けなかったのは私がバカだからじゃなくて、相手が上手だったから。


やるべきことは3つだけ。


1つ目、即ブロック。LINEもアプリもブロックして、連絡手段を断つ。

2つ目、アプリ運営に報告する。Pairsなら「通報」機能がある。既婚者であることがわかった場合、アカウント停止の対象になる。

3つ目、信頼できる友達に話す。一人で抱え込むと、「自分が悪い」という方向に考えが行きやすい。話すだけで楽になる。


既婚者を見抜けなかった経験が、次の恋を守る


3人目の彼が既婚者だった。悔しかった。時間を返してほしいと思った。でもあの経験があったから、4人目に会ったとき「週末に会えますか」と最初に聞けた。「もちろん」と即答されたとき、胸の奥が少しだけほぐれた。


違和感は感情じゃない。身体が出してくれているアラームだ。「考えすぎかな」と思ったとき、たいてい考えすぎじゃない。モヤモヤは無視するものじゃなくて、確認するためのきっかけだ。


確認する勇気は矛盾しないのに、信じたくて見逃していた。

よくある質問

マッチングアプリで既婚者を見分けるサインは何ですか?
精度が高いサインは7つあります。平日の夜しか会えない、特定エリアを避ける、あなたのことを深く聞かない、LINEの返信が22時以降に集中する、自宅に呼ばない、写真を撮るのを嫌がる、車で来る——これらが3つ以上当てはまる場合は要注意です。特に「深い質問をしない」が最も精度が高い判別ポイントです。
既婚者とのやり取りに気づいたらどうすればいいですか?
即ブロック(LINE・アプリ両方)、アプリ運営への通報、信頼できる友達への相談の3つをすぐに実行してください。自分を責める必要はありません。プロフィールを作り込み誠実に振る舞う既婚者は存在するため、見抜けなかったのはあなたのせいではありません。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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