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Pairsで出会った「この人やばい」5人の共通点

Pairsで1年間に遭遇した要注意人物は5人。業者、既婚者、ヤリモク、投資勧誘、依存型。全員に共通する「最初の違和感」があった。実体験から見分け方を具体的に書く。

·橘みあ·8分で読める

Pairsで1年間に5人、「この人やばい」に遭遇した。全員、最初は普通だった。


パターン1:業者——プロフィールが完璧すぎる男


最初にマッチしたとき「当たりだ」と思った。写真はスーツ姿で清潔感があり、年収800万、趣味は旅行とワイン、自己紹介文は400文字きっちり埋まっている。


3通目で違和感が出た。「LINE交換しませんか?こっちの方が話しやすいので」。まだ名前すら覚えてないタイミングで。移行した先のLINEのアイコンは、プロフィール写真と別人みたいに加工されていた。


5通目で「投資に興味ありますか?」と来た。胸のあたりがすっと冷えた。


見分け方:

- プロフィールが「テンプレート的に完璧」。隙がなさすぎる

- LINE交換を異常に急ぐ(3通以内)

- プロフィール写真が全部スタジオ撮影レベルで、日常感がゼロ

- 自己紹介文に「出会いに感謝」「素敵なご縁を」など当たり障りないフレーズだけ


Pairsの通報機能を使って報告した。渋谷のスタバで、アイスラテを飲みながら通報ボタンを押した。指先が少し冷たかった。


パターン2:既婚者——土日に絶対会えない男


この人は本当にわかりにくかった。


32歳、メーカー勤務、写真は自然体。やりとりも丁寧で、返信のスピードも心地よかった。唯一の違和感は、デートが平日の夜しか空かないこと。


「土曜日はどうですか?」と聞くと、「その週は予定があって」。次の土曜も「ちょっと厳しくて」。3回続けて断られた。


平日の水曜に品川のダイニングバーで会った。2時間話して、楽しかった。帰り際に「次は週末に会えたらいいですね」と言ったら、一瞬目が泳いだ。ほんの0.5秒くらい。でもその0.5秒で、喉の奥に何かひっかかった。


帰宅して、彼の名前とプロフィール情報でSNSを検索した。Facebookが出てきた。プロフィール写真は奥さんと子どもと3人で写っていた。


手が震えた。吐き気がした。次の日、Pairsでブロックして、LINEも消した。


見分け方:

- 土日に絶対会えない(「仕事」「予定がある」を繰り返す)

- 電話やビデオ通話を徹底的に避ける

- 夜21時以降はLINEの返信が極端に遅くなる

- 顔写真が横顔やサングラスなど、特定されにくいものばかり


パターン3:ヤリモク——初デートで家に誘う男


このパターンは比較的わかりやすい。でも、わかりやすいはずなのに引っかかりそうになった。


29歳、IT企業。メッセージの返信がめちゃくちゃ上手い。褒め方が具体的で、「プロフィールの3枚目の写真、笑顔が自然で好きです」とか言ってくる。心臓がちょっと跳ねた。嬉しかったのは事実だ。


初デートは恵比寿のイタリアン。食事中はずっと目を見て話してくれて、「もっと知りたい」と言われた。21時すぎに「この後、うちで映画でも見ません?近くなんで」。


空気が変わった瞬間がわかった。彼の目の温度が、それまでと違った。声が半トーン低くなって、テーブルの下で膝が触れた。意図的に。


「今日はやめておきます」と断った。声が少しうわずった。彼は「全然、無理しないで」と言ったけど、帰りのタクシーの中で手のひらにじっとり汗をかいていた。次のデートの誘いは来なかった。


見分け方:

- 褒め方が異常に上手い(マニュアル感がある)

- 初デートの場所を「夜・アルコールあり・自宅近く」で設定してくる

- 「この後どうする?」を当日に切り出す

- 断ると連絡が途絶える


パターン4:投資勧誘——2回目のデートでセミナーに誘う女


男性だけじゃない。女性にもいた。


27歳、受付事務。写真は表参道のカフェで撮った感じ。趣味は「自己投資」「カフェ巡り」。「自己投資」という言葉をスルーしたのが失敗だった。


1回目のデートは普通だった。目黒の蕎麦屋で、仕事の話や休日の過ごし方を話した。感じがよくて、「この人いいかも」と思った。


2回目のデートで六本木のカフェに行ったとき、急に切り出された。「実は私、副業でちょっとやっていることがあって」「今度セミナーがあるんだけど、一緒に来ない?」。


心臓がどくんと鳴った。でも今度は「当たり」じゃなくて「来た」の方。


「興味ないです」と即答した。彼女は少し困った顔をして、「いや、本当にいい話なんだけど」と食い下がった。席を立った。六本木の交差点で、冬の風が冷たかった。


見分け方:

- プロフィールに「自己投資」「副業」「自由な生き方」系のワードがある

- お金の話題を早い段階で振ってくる(「将来の資産形成」等)

- 2回目以降に「紹介したい人がいる」「セミナーに行かない?」と誘ってくる

- 1回目のデートはやたら「いい人」で、2回目から豹変する


パターン5:依存型——毎日50通LINEが来る男


最後のパターンが一番消耗した。


30歳、公務員。穏やかで真面目そうで、やりとりも礼儀正しかった。最初は「丁寧な人だな」と好印象だった。


異変は1回目のデートの翌日から。朝7時に「おはよう」、9時に「仕事行ってきます」、12時に「お昼何食べた?」、15時に「今日長いな」、18時に「仕事終わった」、21時に「今何してる?」。1日6通。それが毎日。返信が30分遅れると「何かあった?」と追加で来る。


最初は「マメな人だな」で済ませていた。1週間後、スマホの通知音が鳴るたびに胃がきゅっと縮むようになった。LINEを開くのが怖くなった。


「少し連絡のペース落としませんか」と伝えた。返ってきたのは「嫌われた?何か悪いことした?ごめんね、でも○○ちゃんのこと好きだから気になっちゃって」。


1500文字のLINEだった。


背筋が冷えた。ブロックした。


見分け方:

- 返信速度に異常にこだわる(30分で「大丈夫?」が来る)

- 1日の連絡回数が5回以上で、こちらの反応に関係なく送り続ける

- 距離を置こうとすると「嫌われた?」「何が悪かった?」と自責で引き止める

- 1回目のデートから「毎日会いたい」「週末全部空けてる」等の発言


Pairsの要注意人物、5人に共通していた「最初の違和感」


全員、最初のやりとりでは「普通」だった。でも必ず、小さな違和感があった。返信が早すぎる、LINE交換を急ぐ、土日に会えない、褒め方がマニュアル的、連絡頻度が多い。


その違和感を「気のせい」で流すと、2回目、3回目で本性が出る。


違和感は「気のせい」じゃない。身体が先に察知しているサインだ。喉がつまる、胃が縮む、手が冷たくなる。その感覚を無視しない方がいい。頭で「いい人かも」と思っても、身体が「何か違う」と言っているなら、身体の方が正しいことの方が多かった。


Pairsは出会いの場所を広げてくれる。でも広がったぶんだけ、見分ける目が必要になる。1年かけて手に入れたこの目が、次に誰かの役に立てばいいと思う。


違和感を「優しさ」で上書きしない。それが、1年間で学んだ一番のルールだった。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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