会う前に電話して正解だった3回と、しなくて後悔した1回
マッチングアプリで会う前に電話をした3回は、全部2回目のデートにつながった。電話しなかった1回だけ、会って5分で「違う」と思った。声でわかること、文章では絶対にわからないこと。
電話しなかった1回だけ、会って5分で後悔した。
先に結論を言う。マッチングアプリで会う前に電話した3回は全部うまくいった。しなかった1回だけ、渋谷のスクランブル交差点で待ち合わせた瞬間に「あ、違う」と思った。その差が何だったのか、正直に書く。
電話して正解だった1回目:声のテンポで「合う」と確信した話
Pairsで知り合った1人目の男性は、メッセージのやりとりが2週間続いていた。文章は丁寧で、質問の仕方が自然だった。「会いませんか」と言われたとき、正直まだ不安があった。写真は3枚あったけど、どれも友達と並んでいるやつで、顔がはっきりしなかった。
「会う前に一回、電話してみませんか?」と提案したのは私からだった。
金曜の夜21時。電話に出た彼の第一声は「あ、もしもし。緊張してます」だった。正直すぎて、思わず笑ってしまった。声は少し低くて、話すスピードがゆっくりだった。私も早口な方じゃないから、テンポが合った。
15分くらい話した。仕事の話と、最近観た映画の話。「『花束みたいな恋をした』観ました?」と聞いたら、「観ました、菅田将暉が自分と重なってしんどかった」と言われて、そこから10分くらい脱線した。
電話を切った後、胸の奥がほんのり温かかった。「この人なら大丈夫」と思えた。声のテンポが合う人とは、沈黙も怖くない。それを15分で確認できた。
翌週、恵比寿のカフェで会った。「あ、電話の声だ」と思った瞬間の安心感がすごかった。初対面なのに初対面じゃない。その感覚が、最初の30分の緊張を溶かしてくれた。
電話して正解だった2回目:「沈黙の過ごし方」が見えた
Omiaiで出会った2人目。この人はメッセージがすごく短かった。「うん」「そうだね」「いいね」。文章だけだと冷たく感じて、会う気にならなかった。でもプロフィールの雰囲気が好みだったから、電話を提案した。
電話してみたら、印象が反転した。
声が明るかった。「メッセージ短くてすみません、文章苦手で」と最初に言われて、納得した。話し始めたら普通にテンポよく喋る人だった。途中で3秒くらい沈黙があったとき、彼が「えーっと、あ、そうだ」と自分で話題を拾い直した。その自然さに、少し安心した。
沈黙のときにどうするか。焦って埋めようとするか、自然に受け止めるか。これはテキストではわからない。電話だから見えた。
中目黒のダイニングバーで会ったとき、メッセージの印象と全然違った。よく笑う人だった。文字だけで判断していたら、たぶん会わなかった。
電話して正解だった3回目:「危ない人」を事前に弾けた
3人目は、Tinderでマッチした人。メッセージでは普通だった。でも電話したら、違和感が出た。
電話の冒頭から、こっちの話を遮って自分の話をした。「俺さ、先週ゴルフ行ってさ」「あ、それよりさ」。質問しても、私の答えを聞かずに次の話題に移った。20分の電話で、私が話した時間は3分くらいだった。
電話を切った後、手のひらがうっすら汗ばんでいた。この人と2時間、向かい合って座るのは無理だと思った。「すみません、ちょっと合わないかもしれません」とメッセージを送った。電話していなかったら、新宿の喫茶店で2時間耐えることになっていた。
電話しなかった1回:声も雰囲気も「想像と違った」
4人目だけ、電話しなかった。
理由は単純で、向こうが「電話苦手なんで、直接会いましょう」と言ったから。断る理由もないし、メッセージのやりとりは楽しかったし、写真も好みだった。「まあ大丈夫だろう」と思った。
渋谷のカフェで会った。席について、「はじめまして」と言われた瞬間、胃のあたりがすとんと落ちた。
声が、想像と全然違った。メッセージの文体から「穏やかな人」を想像していたのに、声が大きくて、話すスピードが速くて、テンションが高かった。笑い方も、LINEの「笑」とは別物だった。
悪い人じゃなかった。ただ、合わなかった。
1時間半、頑張って話した。帰り道、ハチ公前を通りながら「電話しておけばよかった」と思った。声の相性は、文章では絶対にわからない。あの1時間半は、15分の電話で回避できた時間だった。
電話で何を話すか、何分が適切か
電話の長さは15分から30分がちょうどいい。短すぎると声のトーンしかわからない。長すぎると会ったときの新鮮味がなくなる。「もうちょっと話したかった」くらいで切るのが正解だった。
話す内容は、深い話じゃなくていい。最近あった面白い出来事、休日の過ごし方、好きな食べ物。軽い話題の中で、「この人のテンポ、合うな」と感じるかどうかが全てだった。
聞くべきは「何を話すか」より「どう話すか」。相手の話を遮らないか。沈黙を自然に扱えるか。笑い方に嫌な感じがないか。情報じゃなくて、空気感を確認する時間だと思った方がいい。
電話を提案するタイミング
「会いませんか」と言われた直後が一番自然だった。「会いたいです、その前に一度電話できたら嬉しいんですが」と伝えると、ほとんどの人が「いいですよ」と答えてくれた。
断られた場合は2パターンある。「電話苦手なんで」は本当に苦手な人。「なんで電話?会えばよくない?」は、少し注意した方がいい。後者は「自分のペースで進めたい人」の可能性がある。もちろんそれだけで判断はできないけど、「相手の提案を受け入れるかどうか」が、その人の柔軟さを測る基準になる。
電話は、15分の保険
マッチングアプリで会う前の電話は、保険だ。15分の投資で、1時間半の後悔を防げる。合わない人とのデートに使う交通費と時間と気力を、事前に回避できる。
逆に、電話で「いいな」と感じた相手とは、会ったときの安心感が段違いだった。初対面の緊張が半分以下になる。
4人と会って、3人とは続いた。1人とは続かなかった。その差は、会う前に声を聞いたかどうか、たったそれだけだった。
15分の電話を面倒くさがった自分が、1時間半の気まずさを背負った。面倒なことほど、やった方がいい。恋愛に限らず。
よくある質問
マッチングアプリで会う前に電話するタイミングはいつがいい?↓
電話では何分くらい、何を話せばいい?↓
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。