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「また会いたい」と言われる夜、後悔せずデートでやっていること

Pairsで27人とデートして2回目に繋がったのは3人。「合わなかった」と言い訳し続けた末に気づいた、私が間違えていたこと。話が面白い人より、また会いたいと思われる人のほうが話し方ではなく聞き方が上手い——デートで実践したこと。

27歳・女性の体験
·橘みあ·6分で読める

正直に言う。27人とデートして2回目は3人だったのに、変えた。


正直に言う。私、全然モテなかった。


Pairsを始めて3ヶ月、マッチングはそれなりにできていた。でも2回目のデートに繋がったのは、27人中わずか3人。


数字にすると笑えないくらい悲しい。


「なんか合わなかったのかな」って、そのたびに自分に言い聞かせた。でも3人目が続かなかった夜、中目黒の川沿いをひとりで歩きながら、喉の奥にずっと何かがつかえていた。合わなかったんじゃない。私が何かを間違えていた。そう気づいたのは、友人の恋愛話を聞いた夜のことだった。



友達のデートを観察して、気づいてしまった


「また会いたいって言われた」が口癖みたいな友達がいる。with でも Omiai でも、とにかく2回目3回目が続く。顔が特別整っているわけでも、トーク力が爆発的に高いわけでもない。


「何がそんなに違うの」って、ある日直接聞いた。恵比寿のカフェで、コーヒーが半分くらいになったころ。


「えー、わかんない。ふつうに話聞いてるだけだよ」


その一言で、逆に全部わかった気がした。


私はデートで「話さなきゃ」ってずっと思っていたのだ。沈黙が怖くて、面白い話を用意していった。会話が途切れそうになると、準備していたネタを出した。相手が何か言うたびに、似た自分の経験を返していた。


聞いていなかった。ちゃんと。



「聞く」は受け身じゃない


誤解していたのは、聞くことを「待つこと」だと思っていたことだ。


でも、話を聞くのが上手い人を観察すると、全然受け身じゃない。むしろ積極的に、相手の話の中に入っていく。


たとえば相槌。「うん」「そうなんだ」「へえ」——小さくていい。でもこれを打つかどうかで、話している側の感覚はまるで変わる。相槌のない相手に話していると、砂漠に向かって叫んでいるような感覚になる。逆に、ちゃんと返ってくる相槌があると、話したいことがどんどん出てくる。


それだけで「この人と話すの楽しい」になる。


もうひとつ。会話の中に必ず「気になるワード」が出てくる。相手がさらっと言った言葉の中に、その人の輪郭が見えるものがある。


「昔、北海道に3年住んでたんですよ」とか。「バンドやってたんですけど、大学でやめて」とか。


そういう言葉を流さずに拾う。「それ、もう少し聞かせてもらえますか」のひと言で、話は一気に深くなる。相手は「ちゃんと聞いてくれてた」と感じる。話を聞いていないと、こういうワードは拾えない。



事実より、感情に反応する


これが一番変わったこと。


たとえば相手が「去年、仕事でめちゃくちゃ失敗してて」と言ったとする。


以前の私だったら「あー、私も似たようなことあった」と自分の話に持っていっていた。それが共感だと思っていた。でも違った。


「それ、しんどかったですね」のひと言の方が、ずっと深く届く。


事実への反応じゃなくて、感情への反応。「失敗した」という出来事より、「しんどかったんだろうな」という感情の部分に触れる。そうすると相手は「わかってもらえた」という感覚になる。


マジで?って思うくらいシンプルなことなのに、これができているデートとできていないデートでは、終わったあとの余韻がまるで違う。



話す割合を意識してみた


具体的に変えたのは、相手6:自分4を意識すること。


自分の話が多すぎると「この人、自分の話ばかりするな」になる。少なすぎると「何考えてるかわからない人」になる。


絶妙なのは、聞き上手な人は話すのも上手に見えるということ。なぜかというと、適切なタイミングで、相手が聞きたいことを話しているから。場当たり的に喋っているんじゃなくて、会話の流れを読んで言葉を選んでいる。


下北沢で飲んだ3回目のデートで、相手の男性に言われた言葉がある。


「なんか、話しやすいな」


その夜、帰り道に思い出したのは、私がどれだけ面白い話をしたかじゃなかった。彼が話した、地元の話。バイクで北海道を一周した話。就職でひとり上京してきた最初の冬の話。


私は聞いていた。ちゃんと、聞いていた。



「また会いたい」の正体


結局のところ、「また会いたい」って何なんだろうとずっと考えていた。


楽しかった、というのとも少し違う気がする。もっと正確に言うと「もっと話したい」に近い。


自分の話を聞いてもらえた人に、また会いたくなる。まだ話し足りない話がある人に、また会いたくなる。自分のことを「知ろうとしてくれている」と感じた人に、また会いたくなる。


話が面白い人より、聞き方が上手い人の方が、圧倒的に2回目に繋がる。それは数多くの失敗と、友達の観察と、ひとつひとつのデートで実感してきたことだ。


面白い話なんて用意しなくていい。


相手の言葉を、ちゃんと受け取りに行く。それだけで、デートの景色は変わる。



人は、自分の話を聞いてくれた人のことを、ずっと覚えている。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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