初めて会う前日の夜に後悔した不安の対処法
翌日の12時に初めて会う約束があった夜、眠れなかった。「写真と違ったら」「話が合わなかったら」——Pairsで知り合った人と初めて会う前日の夜にしたこと、そして不安の正体がわかったときに変わったこと。
正直に言う。前日の夜11時に布団でスマホを見ていたのに、会えた。
翌日の12時に代々木上原のカフェで、Pairsで出会った人と初めて会う約束があった。メッセージのやりとりは10日間、印象は悪くなかった。でも眠れなかった。
「写真と全然違かったら」「話が合わなかったら」「変な人だったら」。最悪のシナリオが頭の中で順番に浮かんでは消えた。スマホを裏返しにして天井を見ていたが、脈拍が普段より速かった。
その不安の正体は何だったのかを、今になって考えると、「会ってみるまで何もわからない」という不確実性への恐怖だったと思う。情報はある。でもリアルな人間として会うまでは、その情報が本当かどうかわからない。
初めて会う前に何が怖いのか
「写真と違う」が怖いというより、「自分の判断が間違っていたことが証明される」ことが怖い気がする。10日間やりとりして「良い人だな」と思った。その判断が、会ってみて覆されることへの怖さ。
もう一つは「相手から見て、自分がどう映るか」への不安だった。相手も同じことを考えているはずなのに、自分のことだけが気になる。「写真より地味だったら」「話が面白くなかったら」「第一声がうまく出なかったら」。全部、自分がダメな側のシナリオだ。
それに気づいたのは、眠れないまま深夜2時を過ぎた頃だった。「相手も同じくらい緊張しているかもしれない」という当たり前の事実を、なぜか忘れていた。
会う前の不安を少し減らすためにやったこと
待ち合わせ場所の確認を念入りにした
場所と時間と目印を確認して、マップで経路を調べた。「どこで会うか迷わない」状態を作ることで、当日の余計な不安が減った。待ち合わせで迷子になったり、場所が違ったりする事態を想像すると余計に焦るので、そこだけは確実にしておいた。
当日の「撤退プラン」を作っておいた
「もし変な人だったら1時間で帰る」という決断を前日にしておいた。「逃げていい」とわかっていることで、不安が少し軽くなった。縛られていないとわかると、前に進める。友達の昌子に「12時に待ち合わせ、15時に連絡くれ」と頼んでおいた。
友達に場所と時間を伝えた
安全のための連絡先確保。これが「万が一の保険」として機能しつつ、「誰かに言った」という事実が安心感を作った。「言った」という行為だけで、なぜか気持ちが定まった。
当日の服と持ち物を前日に準備した
当日の朝に「何着ていこう」と考え始めると、余計な不安が増える。服だけでなく、財布の中身と交通経路まで前日に確認した。準備できることを全部しておくと、「あとは行くだけ」という状態になる。
実際に会ってみて
当日は10分前に着いて、カフェの入口近くで待っていた。彼が来たとき、写真とほぼ同じで少しだけ安心した。「はじめまして」と言ったら「はじめまして、緊張してます」と言われた。私だけじゃなかった。
その一言で、一気に肩の力が抜けた。「私もです」と言ったら笑われた。笑われてから、会話が始まった。
2時間があっという間だった。「また会いましょう」という言葉が、会う前の不安の重さと全然合わなかった。帰り道の電車の中で、前日の夜に眠れなかった自分が少し馬鹿らしくなった。
「初めて会う怖さ」は消えなくていい
怖くて当然だ。知らない人と会うのだから。怖さを消そうとするより、怖いまま行く方が正直だし、相手も同じように感じていることが多い。
初めて会う怖さは、「初めてだから怖い」だけで、2回目には半分になっている。3回目にはほぼなくなっている。怖さは経験値で減っていく。それだけは確かだ。
前日の夜に眠れなかった経験が、今もある。でも朝になれば行ける。あの代々木上原のカフェの前で「はじめまして」と言った瞬間の空気は、今でも思い出せる。
中目黒の部屋で、明日の服を3回着替えた夜
初めて会う前日の夜、中目黒のワンルームで服を3回着替えた。鏡の前で「これでいいのか」と何度もつぶやいた。手が震えていた。明日のデートが楽しみなのか怖いのか、自分でもわからなかった。
ベッドに入っても眠れなくて、天井を見つめたまま2時間が過ぎた。心臓がずっとドクドクしていた。
前日の夜にやるべきこと、やめるべきこと
相手のプロフィールを読み返すのは3回まで。それ以上読むと、期待が膨らみすぎる。LINEのやりとりを最初から読み返すのも禁止。過去の会話を分析し始めたらキリがない。
地図を確認するだけで和らぐのに、眠れない夜だった。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。