マッチングアプリで不快な経験をした夜。会う前に確認すべきことで後悔しない
マッチングアプリで会ったら、年齢は5歳以上、写真も職業も全部違う人だった。「少し盛りました」と言われた——表参道のカフェで1時間で帰った日から学んだ、会う前に確認すべき最低限のことと安全なアプリの使い方。
正直に言う。マッチングアプリで不快な経験をしたけど、続けた。
会ってみたら、プロフィールと全然違う人だった。年齢は5歳以上違っていた。写真は別人に近かった。仕事も違った。「なんで嘘をついたんですか」と聞いたら「少し盛りました」と言われた。少しじゃなかった。
表参道のカフェだった。1時間で帰った。帰りの電車の中で、「もうアプリやめよう」と思った。でも、1週間後にはまた使っていた。不快な経験があったからこそ、会う前の確認を徹底するようになった。
写真と電話で事前確認する
プロフィール写真が1枚だけの場合、追加写真を送ってもらえるか聞く。本人の顔と、最近の写真。写真を要求することは失礼じゃない。嫌がる人は、それなりの理由がある。PairsやOmiaiは写真審査があるけど、それでも古い写真だったり、大幅に加工された写真が通ることがある。複数の角度から見せてもらうと、現実の姿に近づく。
電話か音声通話をする。テキストだけでは雰囲気はわからない。LINEの音声通話でもZoomでも、声を聞いてから会うと安心度が上がる。「声が聞きたいので、電話してもいいですか」と言って嫌がる人は少ない。声のトーン、話し方、雰囲気は、テキストからは全くわからない。電話5分で「あ、合う」か「合わない」かはだいたいわかる。
表参道の件の後、必ず電話してから会うようにしたら、「雰囲気が違う」という経験は激減した。
初回の場所と友人への連絡
初回は昼間の公共の場所で。夜の個室、会員制のバー、「自分の知ってる場所で会いたい」という相手には要注意。誰もいない場所や個室は最初から選ばない。明るい時間帯、人がいる場所、よく知った街で会う。新宿、渋谷、恵比寿、吉祥寺など、人が多くてどこでも行けるエリアが安心。
「今日この人と会う」と友人に伝えておく。場所、時間、相手の名前(ニックネームでも)、アプリのアカウント。何かあったとき、連絡できる状態にしておく。面倒くさいと思うかもしれないけど、これをするだけで気持ちが全然違う。「誰かが知っている」という安心感は、会っているときの余裕にもなる。
以前、下北沢で会った人がどうにも様子がおかしくて、途中でトイレに立って友人に「今ここにいる」とLINEしたことがある。それだけで落ち着いた。
「なんか変」という感覚を大切にする
やりとりの中で「変なことを言う」「急にプライベートを聞きすぎる」「しつこい」「態度が急に変わる」など、気になることがあれば会わない。「ここまでやりとりしたのに断りにくい」という心理がある。わかる。でも「もったいない」より「安全」が優先。一通のLINEがもったいなくて嫌な思いをするのは、割に合わない。
「なんか引っかかる」という感覚を持った時に「気にしすぎかな」と自分に言い訳して進んだ場合、後で後悔することが多かった。その感覚はだいたい正しい。
確認することへの後ろめたさを捨てる
不快な経験をした後、慎重になりすぎて会えなくなった時期もあった。「また同じことが起きるんじゃないか」という予防線を張りすぎて、全員を疑うようになっていた。写真を確認するのも「疑ってるみたいで悪い」と思っていた。
「確認することは権利だ」と思えるようになってからは、ちょうどいい距離感で動けるようになった。確認して、問題なければ会う。確認の段階で違和感があれば断る。それだけ。
確認を求めることは相手を疑うことじゃない。自分を守ることだ。自分を守れる人の方が、ちゃんとした出会いに向き合える。
自分を守ることは、出会いを妨げない。むしろ、ちゃんとした出会いだけを残すためのフィルターだ。
池袋の待ち合わせで、直感を信じた話
初めてアプリで会う相手との待ち合わせは池袋だった。待ち合わせ場所に向かう途中、急に胃がきゅっと縮んだ。写真と同じ人が来るとは限らない。変な人だったらどうしよう。
駅のトイレで深呼吸した。鏡に映る自分の顔が青白かった。でも、事前に確認すべきことは全部やっていた。
会う前に必ずやるべきチェックリスト
友人に「今日○○で△△さんと会う」と伝えておく。LINEでもいい。待ち合わせ場所と時間を共有する。これだけで安心感が違う。
初回は必ず昼間、人の多い場所で会う。恵比寿のカフェや新宿のルミネ内のレストランなど、人目がある場所を選ぶ。車での送り迎えは断る。自分で行って、自分で帰る。
相手の本名をSNSで検索するのも有効だった。渋谷のカフェでスマホを片手に検索したとき、相手のFacebookが見つかって少し安心した。完璧に安全を確保する方法はない。でも、リスクを減らす行動は、全部やった方がいい。
安全を確保した上で楽しむ。それが大人のアプリの使い方だった。恵比寿のカフェで笑えたのは、準備があったからだ。夜風が優しかった。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。