恋のアーカイブ
マッチングアプリ攻略攻略ガイドwith

withの性格診断マッチングを使った夜。後悔した機能の本当の効果

withを3ヶ月使った。性格診断でマッチングする仕組みは、実際に恋愛で機能するのか。Pairsで疲れて乗り換えた27歳の冬、「価値観で出会う」というアプローチが何を変えて何を変えなかったか——正直な使用レビューを書く。

28・女性の体験
·橘みあ·4分で読める

正直に言う。27歳の冬にwithを始めたのに、半年かかった。


Pairsで半年間、ひたすら写真を見てはスワイプを繰り返して、なんとなく疲れていた時期。マッチングしても、最初の「はじめまして!」のあとが続かない。会っても「悪い人じゃないけど」で終わる。そういうデートを4回重ねたころ、「そもそも私、何を基準に人を選んでるんだろう」と思った。


「価値観が合う人と出会いたい」——言葉にすると当たり前すぎるくらいシンプルなのに、それをずっとできていなかった。


性格診断テストを受けて、相性スコアでマッチングしてくれるwithの仕組みを知ったのは、友達との吉祥寺のカフェだった。「なんかデータで相性を測ってくれるらしいよ」と彼女が言った。理系っぽくて好きだと思った。直感で好きになって直感で傷つくのに、少し飽きていたから。



実際の診断精度


withの性格診断は、MBTI的な「内向/外向」「直感/感覚」みたいな軸で分類される。質問に答えていくと、自分のタイプが出てきて、マッチング相手との相性スコアが数値で表示される。


最初は「えー、こんなんで人の相性がわかるの?」と半信半疑だった。でも実際にマッチングした人のプロフィールを読むと、確かに「話し方が似ている」「物事の優先順位が近そう」と感じることが多い。スコア80以上の人とメッセージを交わすと、テンポが合う感覚がある。これは気のせいじゃないと思う。


ただ、限界もある。


相性スコアが高い人でも、話が弾まないことは普通にある。「今の自分が恋愛モードかどうか」とか、「最近失恋したばかりかどうか」みたいな、そのタイミングの温度感までは数値に反映されない。スコア85の相手から来たメッセージが「よろしくお願いします!」の一行で終わっていたとき、少し笑ってしまった。どれだけ相性が良くても、会話のやる気は別問題らしい。


あと、診断の結果が「自分の理想の自分」を反映しやすいという問題もある。質問に答えながら、無意識に「こう答えたほうが良さそう」を選んでしまう。私はかなり正直に答えたつもりだったけど、結果を見て「本当にこれ、私?」と首をかしげた部分もあった。



実際に会えた人数


3ヶ月で15人とマッチング。そのうち実際に会えたのは6人。


相性スコアが高い順に声をかけていったら、承認率は体感的にPairsより高かった。向こうも「スコアが高い」という事実を見ているから、安心感があるのかもしれない。知らない人間でも、数値という共通言語があると話が始まりやすい。


6人のうち、2回以上会ったのは2人。そのうちの1人、中目黒で会ったSさんとは3週間くらいLINEが続いた。彼は建築関係の仕事をしていて、本の話が合った。「好きな建築家って誰ですか」という話をしていたら、23時を過ぎていた。スコアは79だったけど、そのとき一番会話が弾んだ。結局、お互いタイミングが合わずフェードアウトしてしまったけれど、あの会話は本物だったと思う。喉の奥がすっと通るような、久しぶりの感覚だった。


「マジで好みの本棚が似すぎてこわい」と彼に言ったとき、「それwithのアルゴリズムに感謝しないと」って返ってきた。少し笑った。



withが向いている人


「なんとなくタイプ」じゃなく「価値観の合う人」を探したい人には、はっきり向いている。写真より先に「この人はどんな軸で生きているか」を知りたい、というタイプの女性に特に刺さると思う。


心理学とか自己分析が好きな人も楽しめる。診断結果を読んでいるだけで、自分について発見があったりする。「あ、私ってこういう部分を重視してたんだ」という気づきが、わりと素直に出てくる。


Pairsで顔写真ガチャに疲れた人——これが一番正直なwithユーザーの入口な気がする。私もそうだったから。



残念なポイント


ユーザー数がPairsの10分の1以下とも言われていて、東京・大阪・名古屋以外の地域だとマッチング自体がほぼ出ない。地方に住んでいる友人が試したら「1週間で3人しか出てこなかった」と言っていた。この規模感は正直きつい。


そして、3ヶ月使い続けて気づいたことがある。


毎日アプリを開いていると、気づいたら相性スコアより「写真」で判断している自分がいる。スコア90の人のプロフィールを飛ばして、スコア70でも写真が好みの人に先にいいねを送る。「価値観重視」と言い張っていた自分が、あっさり視覚に負けている。


「えー、私ってそういうやつじゃん」と思った。いや、人間だもん、仕方ない。でも、それに気づかせてくれたのもwithだった。自分がどこで選んでいるかを可視化してくれるという意味では、面白いアプリだと思う。


もう一つ言うと、5回目のデートくらいになると、相性スコアの話題が出なくなる。最初は「スコア高いですよね、なんか安心する」と話していたのに、会を重ねるうちにその数値はどこかに消えていく。リアルな会話が積み重なれば、アルゴリズムなんて関係なくなる。それって当たり前のことだけど、改めてそう感じた。



結論


withは「面白い」という点では、マッチングアプリの中でトップクラスだと思う。診断を受けるだけで自己分析になるし、相性という切り口があるだけで会話のとっかかりになる。恵比寿で会ったTさんとは「私たちって相性スコア何でしたっけ」という話を延々してしまって、それ自体がデートのコンテンツになった。


でも、メインアプリとして使うには、ユーザー数が足りない。東京に住んでいる私でも、いいねを送れる相手がループしてくる時期があった。選択肢の絶対数はPairsに遠く及ばない。


使い方としては、Pairsをメインに動かしながら、withをサブに置く——この二刀流が一番消耗しない。withでは「この人と話せそうか」の直感を鍛えて、Pairsで母数を確保する。


データが感情を置き換えることはできない。でも、自分が何を求めているかを言語化する手助けをしてくれるアプリは、思ったより少ない。


出会いの数より、出会う前の解像度を上げたいなら、withを一度試してみる価値はある。


数値は嘘をつかないけど、数値だけでは人を好きになれない。これを読んでいる人のほうが、答えを持っているかもしれない。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

#with#性格診断#アプリレビュー#マッチング

この記事が刺さったら、シェアしてください

あなたへのおすすめ

with」に興味があるあなたへ

withの心理テストで合うと判定された夜。想像と違って迷った話
恋愛体験談

withの心理テストで合うと判定された夜。想像と違って迷った話

withの心理テストで相性スコア92点。「この人なら間違いない」とスマホを握る手が温かくなった。でも3回会って気づいた、データが教えてくれなかったことがあった。アプリの診断結果と現実の落差、そして本当に必要だったものの話。

女性with|25歳
4
いい人だけど好きじゃない。2回目のデートに行くか迷った時の基準
マッチングアプリ攻略

いい人だけど好きじゃない。2回目のデートに行くか迷った時の基準

withで出会った人と1回目のデートは楽しかった。優しくて、会話も弾んだ。でもドキドキしない。2回目に行くべきか、断るべきか。「いい人」と「好き」の境界線はどこにあるのか。28歳の私が出した答え。

女性with|28歳
6
withで相性85点なのにゼロだった夜、後悔した写真の話
マッチングアプリ攻略

withで相性85点なのにゼロだった夜、後悔した写真の話

withで心理テスト相性85点の相手に10件いいねを送ってマッチング0件。吉祥寺のタリーズで友達に写真を見せたら「これじゃ無理だよ」と言われた。変えたら翌週からマッチングが動いた話。

with
4
相性92点の相手と会った夜、後悔した最初の5分の沈黙
マッチングアプリ攻略

相性92点の相手と会った夜、後悔した最初の5分の沈黙

withの心理テストで92点が出た相手と三軒茶屋のカフェで初デート。「会ったら絶対楽しい」と思っていた。最初の5分、ほぼ無言。スコアが高くても初対面は別の話。3回の初デートで見つけた会話のコツを全部書く。

with
9
withで7回会ったのに「まだ3回目」と言われた夜。後悔した告白タイミング
マッチングアプリ攻略

withで7回会ったのに「まだ3回目」と言われた夜。後悔した告白タイミング

withで7回会って告白した。相手は「え、もうそういう段階ですか?」という顔をした。デート回数の「認識のずれ」はwithユーザーに特有の傾向がある。withでの告白タイミングの考え方を整理する。

with
4
withでマッチしたのに続かなかった夜、後悔した改善法
マッチングアプリ攻略

withでマッチしたのに続かなかった夜、後悔した改善法

withで相性スコア88点の相手とマッチしたのに、メッセージが3往復で沈黙。同じことが3件続いた。原因は「スコアへの過信」だった。変えたら続くようになった型を全部書く。

with
4

マッチングアプリ攻略」はまだ 397 本あります

次の記事

電話が怖かった夜。初通話で後悔しないための攻略法