Pairsを開いていたとき、元カレから「今何してる」が来た
Pairsのトーク画面を開いていたとき、LINEの通知が来た。元カレだった。2年ぶりだった。「今何してる?」の5文字だった。30分スマホを置いて、最終的に「なんか用?」と返した夜のこと。
Pairsのトーク画面を開いていたとき、LINEの通知が来た。
見た瞬間に手が止まった。
「元彼」と表示されていた。2年ぶりだった。
メッセージは「今何してる?」の5文字だった。
2年前のこと
別れたのは私から言い出した。「引っかかるものがある」と感じ続けて、半年我慢して、言えた。
あの感覚は今でも説明できない。嫌いになったわけじゃなかった。ただ、一緒にいるときの空気が少しずつ重くなっていった。
彼は「わかった」と言った。泣かなかった。それが逆に「よかった」と「申し訳なかった」が両方来た。
中目黒の川沿いで別れた夜のことは、今でも映像で思い出せる。
「今何してる?」の意味を考えた
Pairsの画面を閉じた。
「今何してる?」の意味を考えた。単純に近況確認なのか、会いたいという前置きなのか、酔っているのか。2年経って急に来るのはなぜか。
考えても答えは出ない。送った彼だけが知っている。
30分、スマホを置いた。
返事をするかどうか
「返事をするべきか」より「したいかどうか」で考えた。
したいかどうか。
……わからない。
2年間、連絡を取っていなかった。Instagramで偶然見かけたことがある。元気そうだった。それ以上は見ていない。
「なんか違う」と思って別れた相手に、また連絡を取ることに意味があるか。
最終的に送ったのは「なんか用?」だった。
既読がついた。「いや、なんとなく。元気そうで良かった」と来た。
良かった。それだけだった。
Pairsの画面を開き直した
「元気そうで良かった」を見て、トーク画面を閉じた。
Pairsを開いた。さっきまで見ていた画面が残っていた。
自分が今Pairsを開いていた理由を思い出した。新しい人に会いたいから開いていた。元カレに「今何してる」と聞かれる可能性など、1ミリも考えていなかった。
保留にしていたマッチ相手へのメッセージを打った。「最近どう?」と送った。相手は夜中に返してきた。「仕事終わってほっとしてます笑」
それだけの夜だったけど、それだけの夜でよかった。2年前の人の「なんとなく」より、今日の「仕事終わってほっとしてます笑」の方が、今の私には温度があった。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。