本の趣味が同じだった人と、3ヶ月かけてゆっくり好きになった
最初のメッセージが「どの村上春樹作品が好きですか」だった。宣言じゃなく、問い。それだけで、この人とは話せると思った。3ヶ月かけてゆっくり好きになっていった話——本の趣味が同じだっただけで、こんなに時間が豊かになるとは思っていなかった。
恋愛体験談
スワイプひとつで始まった出会いが、どんな物語になったのか。Pairs・Tinder・with・Omiai・Tappleで出会ったリアルな恋愛体験談。ドキドキしたあの夜、すれ違った理由、忘れられない別れ——誰かのリアルな体験が、あなたの恋愛を映す鏡になるかもしれない。
183 本
最初のメッセージが「どの村上春樹作品が好きですか」だった。宣言じゃなく、問い。それだけで、この人とは話せると思った。3ヶ月かけてゆっくり好きになっていった話——本の趣味が同じだっただけで、こんなに時間が豊かになるとは思っていなかった。
大学のゼミの同期と10年ぶりに新宿で飲んだ。惰性の再会になると思っていた。でも帰りの電車でスマホをひらけなかった。ずっと彼の声ばかり思い出していた。これはただの変化への反応なのか、それとも10年前から気づいていなかっただけなのか。
東海道新幹線のE席が定位置だった。静岡を過ぎると富士山が見えて、晴れた日はそれを確認することで自分を落ち着かせていた。東京と大阪を13回往復した遠距離恋愛体験談——14回目が片道だったその日まで、まだ好きだったのかもしれない。
「友達として行こう」のはずだった春の京都旅行。竹林で肩が触れて、嵐山の夜に言ってしまって、帰りの新幹線で手をつないだまま品川についた。付き合っていないのに旅行した3泊の話——桜より、あの夜の声が今も耳に残っている。
Pairsに「登山」と書いたら、北アルプスを歩いている人からメッセージが来た。趣味が同じだけで、こんなに話が続くとは思っていなかった。共通の趣味マッチングの体験談——山の話から始まって、下山後も続いた縁の話。
10月の終わり、渋谷から乗った電車で寝落ちして気づいたら終点。見たことのない駅名、23時42分。その降りた見知らぬ駅で、同じ電車を乗り過ごした彼女がいた。偶然の出会い体験談——乗り間違えた電車が運んだ縁の話。
語学交換アプリで英語の練習相手を探していた。日本語を勉強しているカナダ人と始まったテキスト交換が、3ヶ月後には中目黒を一緒に歩いていた。恋愛のつもりじゃなかった出会いが、気づいたら恋になっていたユニークな体験談。
毎週日曜、代官山のヨガスタジオで7ヶ月間、隣にマットを敷いていた。話しかけられなかったのは怖かったからじゃない。仲良くなれないと決めつけていたからだった。「ブロック貸してもらえますか」と言えなかった私へ。
1月の表参道、フレンチの予約を入れてサプライズを仕掛けた夜。4時間待って、花束は萎れ、予約は消えた。残ったのはデニーズと、止まらない笑い声だけ。盛大に失敗した誕生日サプライズが、今でも一番いい思い出になっている話。
よくある質問