恋のアーカイブ
マッチングアプリ攻略

失恋直後のマッチングアプリは、なぜうまくいかないのか

「傷を癒すために動き始めた」と思っていたが、実はただ逃げていた。失恋後のアプリ使用で学んだこと。

·橘みあ·4分で読める

失恋した翌週に、アプリを入れた。


3年付き合っていた人と別れた、11月の終わりだった。終わり方は静かだった。「もう向いている方向が違う気がする」と言われて、私が「そうかもしれない」と言った。吉祥寺のカフェで、ミルクたっぷりのコーヒーが冷えていくのを横目に見ながら話した。


その夜、アパートに帰って一人でいるのが怖くて、スマホを触っていた。気づいたらアプリをインストールしていた。「新しい出会いで傷を癒そう」と思っていた。実際は逃げていた。静けさが怖かった。


失恋直後に動いた結果


マッチングして、毎日LINEした。話しているあいだは、考えずに済んだ。相手は私のことを「元気な人」だと思っていたかもしれないけど、内側は空虚だった。


会った人もいた。下北沢のバーで、2時間話した。「悪くないな」と思いながら、気がついたら元カレの話をしていた。「最近別れたんですよ」と。「そうなんですね」と相手が言ったとき、空気が変わったのがわかった。2回目はなかった。


2人目と恵比寿で会ったとき、似たようなことが起きた。「前の彼が〇〇で」と話し始めた自分に、話しながら気づいた。でも止められなかった。


なぜうまくいかなかったか


今の自分より、過去の人を探していたからだ。


「前の彼より優しい人」「前の関係よりうまくいく人」「あの人が持っていなかったものを持っている人」。比較していた。新しい人を「新しい人」として見られていなかった。目の前にいる人を、前の恋愛のフィルター越しに見ていた。


それは相手に失礼だし、自分にとっても損だった。


「動き始めてもいい時期」の目安


いつから動き始めるべきか


正解はないが、「前の恋愛の話をしなくていい状態」になってから、が目安だと思っている。


失恋を「笑い話にできる」「そういえばそんなことあったな、と思える」くらいになってから。自分の中でその恋愛に対して、一通りの感情が収まってから。


「まだ引きずってる自覚がある間は動かない」という友人もいる。それも正解だと思う。引きずっている自覚がある状態で出会いに出ると、相手を踏み台にしてしまう可能性がある。


私の場合は、動き始めてから実際に「ちゃんと動けている」と思えるようになるまで、2〜3ヶ月かかった。最初の動きはまだ「逃げ」だった。


再起動したとき


前の恋愛の記憶がまだあるのに、「でも目の前のこの人が面白い」と思えた瞬間があった。


新宿のカフェで、普通に話していた。気づいたら前の彼のことを思い出していなかった。話しながら、目の前の人に対する純粋な興味があった。その瞬間が来たとき、ちゃんと動ける時期になったんだと思った。


傷の上に絆創膏を貼っても、傷は癒えない。先に傷を洗った方が、早く回復する。


失恋直後にアプリを入れて消耗した経験は、無駄ではなかった。「まだ早かった」とわかったのも、動いたからだ。タイミングを学ぶのに、少し遠回りしただけだった。

よくある質問

失恋直後にマッチングアプリを始めるのは悪い?
失恋の痛みから逃げるためだけに始めると、相手に誠実に向き合えず失敗しやすいです。心の整理がついてから始めるほうが、良い出会いにつながります。
失恋後のマッチングアプリで失敗する理由は?
傷を癒すために動いていると、相手を癒しの道具と見なしたり、判断力が曇りやすくなります。本当の意味で相手と関係を築く準備ができていない状態が原因です。
失恋から立ち直るにはマッチングアプリより何をすべき?
まずは自分の気持ちと向き合い、失恋の痛みを処理することが大切です。その後で、心身ともに健康な状態で新しい出会いを探したほうが、良い関係が築けます。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:別れ・失恋体験談

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