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やきもちを焼きすぎた夜、別れた。後悔してあの頃の自分に言いたいこと

Pairsで出会って2ヶ月、「なんで返信遅いの」「誰といたの」と全部聞き続けた。結果、別れた。やきもちを焼きすぎた過去の自分に今なら伝えられること。嫉妬は愛情じゃなかった。

27歳・女性の体験
·橘みあ·6分で読める

正直に言う。2ヶ月で「誰といたの」と全部聞いたのに、別れた。


「なんで昨日の夜、返信遅かったの」


付き合って2ヶ月で、それを聞いていた。


彼のスマホが震えた音まで聞こえていたのに、返信が来なかった夜23時。Pairsで出会って、最初の3週間はあんなに毎日やりとりしていたのに。枕に顔を埋めながら、何度もトーク画面を開いたり閉じたりした。


翌日、カフェで向かい合ったとき、自然な顔で「昨日忙しかったの?」と聞くつもりだった。でも出てきた言葉は全然違った。「なんで昨日の夜、返信遅かったの」。責めるトーンで。自分でもわかっていた。


彼の表情が、一瞬だけ曇った。ほんの少し、でも確かに。それに気づいても、止められなかった。



やきもちの連鎖


返信が遅いと不安になる。不安になると確認したくなる。確認すると相手が窮屈に感じる。窮屈に感じると返信が余計遅くなる。


この悪循環を、3ヶ月繰り返した。


Instagramに男性と映った写真が上がると「この人は?」と聞いた。「友達と遊んでたのに連絡来なかったじゃん」と詰めた。彼が渋谷で飲み会だと言えば、何時に終わるか確認した。「え、男だけ?女の子もいるの?」って、さりげなく聞いたつもりで全然さりげなくなかった。


「なんでそんなに気にするの」と彼に言われたとき、「だって心配じゃん」と返した。でも本当は心配じゃなかった。怖かったのだ。彼が自分から離れていく感覚が。


付き合って4ヶ月目、彼のインスタのストーリーに知らない女の子が映り込んでいた。吉祥寺のバルっぽい場所。私はすぐにDMした。「この子誰?」。送ってから、ああまたやった、と思った。胃のあたりがずんと重くなる感覚。でも送信取り消しはしなかった。



別れ際の言葉


5回目のデート以降、彼の返信は確実に短くなっていた。「うん」「そうだね」「了解」。中目黒を並んで歩いていた頃の、あのよく喋る彼じゃなかった。


別れを切り出されたのは、付き合って5ヶ月が経った頃。ファミレスの、やたら明るい照明の下だった。


「一緒にいると疲れる」


静かな声だった。怒鳴られるより、ずっときつかった。喉の奥に何かつかえて、しばらく何も言えなかった。


でも怒りより先に、納得感があった。そうだよな、と。反論できなかった。むしろ「正直に言ってくれてありがとう」と思った。ひどい話だけど、それが本音だった。ファミレスを出て、一人で恵比寿の駅まで歩きながら、泣くより先にぼーっとしていた。5ヶ月間の自分の言動が、スライドショーみたいに流れてきて。全部自分がやったことだった。



原因を掘り下げた


別れてから2週間、何もする気になれなかった。with も Omiai も開かなかった。


やることもなくて、本棚から引っ張り出したカウンセラーの本にこんなことが書いてあった。嫉妬心が強い人の根本には「自分への不信頼」がある、と。自分が魅力的じゃないと感じているから、奪われるのが怖くなる。奪われるのが怖いから、監視したくなる。


読んで、しばらく本を閉じた。


当たっていた。当時の私は仕事がうまくいっていなくて、職場でもミスが続いていて、「自分にはこれしかない」みたいな気持ちで彼にしがみついていた。「この人まで失ったら終わりだ」という感覚が、どこかにずっとあった。


彼を信頼できなかったんじゃなくて、自分を信頼できていなかった。そっちが先だった。



変えたこと


半年後、タップルで知り合った人と付き合い始めた。下北沢が好きな、穏やかな人。


意識して「聞かない」ようにした。返信が遅かった理由も、誰といたかも。相手を100%信頼できていたわけじゃない。「マジで?」って思う瞬間もあった。でも聞いたとしても、何も変わらない。それに気づいたら、少し楽になった。


不安になるたびに、スマホを置いてシャワーを浴びた。歯を磨いた。ストレッチをした。聞きたい気持ちを、物理的に時間でずらした。


それでもやきもちは焼いた。彼が職場の女の子と飲みに行った夜、布団の中で天井を見つめながらいろいろ想像した。でも口に出す前に「これを言ったら彼はどう感じるか」を1秒だけ考えた。


たった1秒が、ずいぶん変えてくれた。


「最近楽しそうだね」と彼に言われたとき、ああそうか、と思った。聞かなくなったことで私も楽になっていた。監視するって、する側も疲れるのだ。



あの頃の自分へ


もし戻れるなら、付き合って2ヶ月の自分に言いたい。


「その質問、答えを聞いても安心しないよ」と。


「なんで返信遅いの」と聞いて、「仕事で忙しかっただけ」と返ってきても、次の夜また不安になる。どんな答えをもらっても、不安の根っこが自分の中にある限り、終わらない。


やきもちを焼くのは悪いことじゃない。好きだから焼く。それは本物の感情だ。でも全部ぶつけるのは、愛情じゃなかった。確認作業だった。相手を安心させるためじゃなく、自分を安心させるための。


気づけたのは遅かったけど、別れる前に止まれた。

よくある質問

やきもちを焼きすぎて彼氏彼女に嫌われた場合どうするにはどうすればいいですか?
まず自分の不安の根源を認識することが大切です。相手を信頼できていない理由を整理し、必要に応じてカウンセリングを受けることをおすすめします。相手への過度な質問や確認は関係を壊す原因になります。
嫉妬が多くて恋愛がうまくいかない理由は何ですか?
過度な嫉妬は相手のプライバシーを侵害し、信頼関係を損なわせます。自分の不安や自己肯定感の低さが原因の場合が多いため、セルフケアや専門家のサポートで内面を整えることが解決への第一歩です。
別れた後にやきもちが多かった理由に気づいた時どうするにはどうすればいいですか?
自分の行動パターンを認識できたことは成長の証です。次の関係では同じ過ちを繰り返さないよう、不安感を健全に処理する方法を学び実践することが重要。必要に応じて心理カウンセリングも活用しましょう。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:失恋・別れ体験談

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