背景を変えただけでいいねが増えた話
顔でも服でもなく、「背景」を変えた。それだけで数字が動いた。
写真を3回変えた。全部、自分が写っている部分は変えていない。変えたのは背景だけだった。
最初のメイン写真は、自宅の白い壁を背景にした自撮りだった。清潔感はあると思っていたが、「この人がどこにいる人か」が全くわからない写真だった。
2枚目に変えたのは、カフェの窓側の席で撮った写真だった。背景に木漏れ日が差していて、棚にコーヒー豆の入った瓶が並んでいた。同じ服、同じ表情でも、印象が変わった。
翌週のいいね数が増えた。
背景が与える情報
写真の背景は「この人の日常はこんな場所だ」という情報を伝える。
白い壁の背景は、情報がゼロだ。この人がどこにいる人か、どんな場所を好む人か、全く伝わらない。
カフェの背景は「カフェが好き、または落ち着いた場所が好き」という情報を伝える。それを好む相手にとっては「共通点」に見える。
旅先の背景は「この人は旅をする人だ」という情報を伝える。仕事の話より、プライベートの話の方が親しみやすさを生む。
背景ごとの印象の違い
自然・公園系の背景
アウトドアが好きな人、おおらかなイメージを持ちたい人に効果的。吉祥寺の井の頭公園や代々木公園など、人が多い場所でも撮りやすい。
カフェ・おしゃれな飲食店の背景
「こだわりがある」「生活を楽しんでいる」という印象になる。インテリアが洒落た場所を選ぶ。ただし「インスタ映え重視」に見えすぎると逆効果のこともある。
旅先・非日常の背景
「行動力がある」「好奇心が高い」という印象。ただし現実の自分の日常とかけ離れすぎると、会ったときのギャップになる。
3回目で気づいたこと
3枚目の写真に変えたのは、友達の家での写真だった。ホームパーティー的な雰囲気で、背景に笑っている友達が少し映り込んでいた。
これが一番反応が良かった。「友達と楽しんでいる人」という文脈が伝わったのだと思う。
写真の主役は顔だが、物語を作るのは背景だ。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。