「プロに撮ってもらったのに全然マッチしない」という友達に教えた、写真選びの本当の基準
プロのカメラマンに頼んで、3万円かけて撮ってもらった写真でマッチングアプリに登録した友人が「全然いいねが来ない」と言ってきた。写真を見てすぐわかった。きれいすぎるんだ。背景が白くて、表情が整いすぎていて、「モデルのポートレート」みたいになってる。マッチングアプリで刺さる写真と、「いい写真」は別物だ。その話をしたら、友人のいいね数が2週間で4倍になった。
写真で最初に判断される3つのこと
「プロに撮ってもらったのに」と言った友人の写真は、確かにきれいだった。ライティングも構図も完璧で、コントラストが美しく補正されていた。でも、その写真からは何も「伝わってこない」のだ。
マッチングアプリでユーザーがプロフィール写真を見る時間は、平均して0.5秒以下だという調査がある。その0.5秒で人は3つを判断している。
①この人は「会えそうな人」か
モデルのポートレートみたいな写真は、かえって「雰囲気が違いすぎて声をかけられない」という心理を生む。スタバで向かいに座っていそうな雰囲気かどうか、が実は大事な基準になっている。
②この人は「楽しそうな人」か
表情が全てだ。作り笑いと自然な笑顔は、0.5秒でバレる。唇の端だけが上がっている笑顔より、目尻にシワが寄る笑顔の方が圧倒的に「一緒にいると楽しそう」と感じさせる。
③この人の「日常」が想像できるか
背景が白一色のスタジオ写真は、その人の生活が全くわからない。海辺にいる、山を歩いている、カフェで本を読んでいる——そういう「場所のある写真」の方が「どんな人なのか」を伝えられる。
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男性が選びがちなNG写真と改善策
Withやタップルを使う男性が送ってくれた写真を50枚以上チェックした女性の知人に話を聞いたことがある。「瞬時に左にスワイプする写真」のパターンが、驚くほど共通していた。
NGパターン①:車の前に立つ写真(または車内写真)
「お金あります」のアピールに見えて、うんざりされる。「チャラい」「見栄を張ってる」という印象になりやすい。
→ 改善策:同じ車好きなら、助手席から見える景色を撮った写真の方が「旅してそう」「ドライブ連れて行ってくれそう」という想像を相手にさせられる。
NGパターン②:サングラスをかけた写真をメインにする
「顔が見えない」は致命的。サングラスが似合うのはわかるが、メイン写真にすると「顔に自信がないのかな」「何か隠している?」という印象を与える。
→ 改善策:サングラスをかけた写真は2枚目以降で使う。メインは顔がはっきり見える写真を必ず入れる。
NGパターン③:飲み会のグループ写真(しかも端っこ)
「どの人?」という状態になる。友達が多そうに見えるというメリットは確かにあるが、そのメリットを上回る「わかりにくさ」がある。
→ 改善策:グループ写真を使う場合は、自分が中央にいるものを選ぶ。または使うとしても3枚目以降に。
NGパターン④:筋トレ後のジムでのセルフィー
「ナルシストかな」と思われる。体を鍛えていることを伝えたいなら、ランニング中の写真や、アウトドアで体を動かしているアクティブな写真の方が印象がいい。
→ 改善策:体型をアピールしたいなら、海やプールでの自然なシーンを選ぶ。Tシャツ一枚の日常写真が一番さりげなくて好印象。
NGパターン⑤:真顔の証明写真スタイル
履歴書を提出している感覚になる。「誠実そう」「真面目そう」な印象は出るが、「一緒にいて楽しそう」という印象が出ない。
→ 改善策:写真を撮る直前に誰かと話して笑った瞬間を撮ってもらう。自然な表情は演じるより「その瞬間」を切り取った方が絶対にいい。
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女性に刺さる男性写真の特徴(体験談ベース)
付き合った彼氏のプロフィール写真をはじめて見たとき、「あ、この人会いたい」と思ったのは、なんでだったか考えたことがある。
代官山のカフェで、テーブルにコーヒーカップが写っていて、彼が窓の外を見ていた。横顔だった。ピントがわずかに甘くて、スマートフォンで撮ったような自然さがあった。「誰かと一緒にいるとき」の写真で、たぶん友達に撮ってもらったんだろうと思った。その写真から「日常のある人」という匂いがした。
女性が「この人と会いたい」と感じる写真には、いくつか共通する要素がある。
1. 第三者が撮った写真
セルフィーより、誰かに撮ってもらった写真の方が「友人関係がある人」「一緒にいる時間のある人」という印象になる。プロのカメラマンより、友達に撮ってもらった自然な写真の方がずっといい。
2. 「その場にいる感」のある写真
背景が完全にボケてスタジオっぽい写真より、背景に生活や場所の情報がある写真の方が話のきっかけになる。吉祥寺の商店街、湘南の砂浜、紅葉の公園——背景が会話になる。
3. 光が自然な写真
フラッシュを正面から当てた写真は顔が平坦に見える。窓からの自然光や夕方の斜め光の方が、顔に立体感と温かみが出る。午後2時〜4時の屋外が、一番撮りやすい時間帯だ。
4. 「ちょっとした動き」のある写真
完全に止まってポーズを決めているより、歩いているところ、何かを見ているところ、笑いながら振り向いたところ——そういう「動きの一瞬」を切り取った写真は、自然なエネルギーがある。
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撮影日に意識すること:場所・服・光
写真を撮る前に、3つだけ決めておく。それだけで仕上がりが大きく変わる。
場所:「会話になる背景」を選ぶ
公園、海、川沿い、おしゃれなカフェ、本屋の棚の前——どこでもいいけど、「なんか話しかけたくなる場所」で撮ることが大事だ。「この場所どこですか」「行ったことあります」という会話が自然に生まれる。
渋谷のスクランブル交差点や東京タワーの前は「観光っぽい」から避ける。目黒川沿い、下北沢の古着屋の前、清澄白河のカフェ前あたりが程よい「ちょっといい感じ」を出せる。
服:「清潔感」が最優先
ブランドより清潔感。シワのないシャツ、なんとなく色が合っているコーデ——細かいことより「洗濯されてる」「サイズが合ってる」の2点が8割を決める。
ユニクロのシンプルな白Tシャツで全然いい。でもサイズが大きすぎる(または小さすぎる)服は即アウト。腕を組んだり、ポケットに手を入れたりすると体型をごまかしやすい。
光:午後の屋外を選ぶ
室内の蛍光灯は顔色が悪く見える。夜の繁華街のネオンは「パリピっぽい」印象になりやすい。一番無難で綺麗に撮れるのは、午後2時〜4時の曇り空の日の屋外だ。直射日光より曇りの拡散光の方が、肌が均一に明るく映る。
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複数枚の使い分け戦略
ペアーズやOmiaiは複数枚の写真を登録できる。この「2枚目以降」の使い方で、メイン写真を補完できる。
1枚目(メイン):顔がはっきり見える、自然な笑顔の写真
2枚目:趣味・ライフスタイルがわかる写真(ランニング中、料理している、旅先など)
3枚目:友人との写真(1人ではなく「社会性のある人」を示す)
4枚目:全身写真(体型がわかるもの)
5枚目:仕事や自分のスキルに関連する写真(あれば)
重要なのは「全部ソロショットにしない」ことだ。友人との写真が1枚もないと「人間関係が薄い人」という印象を与えることがある。逆に全部グループ写真も「誰なの?」となる。
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写真を選ぶ前の10項目チェックリスト
プロフィール写真を設定する前に、以下を確認する。
- [ ] 1. メイン写真で顔が7割以上を占めているか(全身のみは×)
- [ ] 2. 自然な笑顔か(作り笑い・無表情・真顔の証明写真スタイルではないか)
- [ ] 3. 背景に生活感・場所の情報があるか(白背景のスタジオ写真ではないか)
- [ ] 4. サングラス・マスクで顔が隠れていないか
- [ ] 5. セルフィーをメインにしていないか(第三者撮影が最低1枚あるか)
- [ ] 6. 服にシワがなく、サイズが合っているか
- [ ] 7. フラッシュで顔が白飛びしていないか(自然光で撮られているか)
- [ ] 8. グループ写真がメインになっていないか(自分が誰かわかるか)
- [ ] 9. 全身写真が1枚以上あるか(身長・体型がわかるもの)
- [ ] 10. 2枚目以降に趣味・ライフスタイルの写真があるか
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友人の写真を改善したとき、変えたのは「プロ撮影の完璧な写真」をやめただけだ。代わりに使ったのは、去年の秋に中目黒で友達が撮ってくれた、紅葉を背景に笑っている横顔の写真。ピントが少し甘くて、マフラーが風で揺れている。「きれいな写真」ではない。でも「会ってみたい人」の写真になっていた。
写真は「自分を盛るもの」ではなく「自分の日常を切り取るもの」だ。そのことに気づいてから、マッチングの質が変わった。
よくある質問
写真は何枚登録するのが理想的ですか?↓
顔が写っていないアングルショットはアリですか?↓
加工やフィルターはどこまでかけていいですか?↓
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。