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遊び目的の人に3ヶ月気づかなかった夜、後悔した7サインの話

「真剣交際希望」と書いてあった。写真も清潔感があった。「この人は違う」と思うのに3秒もかからなかった。3ヶ月後、あのサインが最初から全部そろっていたと気づいた。遊び目的の人をマッチングアプリで見分ける7つのサイン。

26歳・女性の体験
·橘みあ·4分で読める

正直に言う。サインは最初から全部あったのに、3ヶ月気づかなかった。


Pairs で彼と出会ったのは去年の7月で、プロフィールには「真剣交際希望」とちゃんと書いてあった。写真は3枚。清潔感のある服装、笑顔、旅先らしい風景写真。「この人は違う」——そう思うのに、3秒もかからなかった。


3ヶ月後、私は恵比寿のカフェで友達に話しながら、喉の奥に何かつかえた感じのまま、ずっとコーヒーカップを触っていた。「だからあれだけ言ったじゃん」と言われても、うまく返せなかった。


遊び目的の人は、悪人の顔をしていない。むしろ、最初の印象がいい。だから厄介なんだと、今ならわかる。



マッチングアプリで「遊び目的」の人が使うプロフィールのクセ


彼のプロフィールは、一見すると問題がなかった。でも後から見返すと、気になる点がいくつかあった。


写真が「いい感じ」に厳選されすぎていた。全部盛れていて、全部よそ行き。日常の一枚がひとつもない。趣味の欄には「映画、旅行、カフェ巡り」と書いてあったけど、それって話が弾みやすい無難ワードの三点セットで、実際に会って聞くと「最近はあんまり行けてないかな〜」で終わった。


自己紹介文は短かった。「楽しく過ごせる人を探しています」という一文。真剣に相手を探している人って、もう少し書く。書かないのは、誰にでも当てはまるようにしておきたいからかもしれない。


遊び目的の人のプロフィールに共通しているのは、「具体性のなさ」。どんな人と、どんな関係を、どのくらいの時間軸で築きたいか——そういうことが書いていない。



最初の3週間に現れるサイン4つ


マッチングしてから最初の3週間が、実は一番わかりやすい期間だと思う。


ひとつ目は、連絡が夜に偏ること。彼からのLINEは、ほぼ22時以降だった。23時を過ぎてくる日も多くて、最初は「忙しい人なんだな」と思っていた。でも昼間に私から送っても、夕方まで既読がつかない。夜だけ急に返信が速くなる——これは今思えば、時間の使い方に自分の優先順位が透けていたんだと思う。


ふたつ目は、デートの誘い方が「なんとなく」なこと。「今週末どっか行かない?」という誘い。どこに行きたいとか、何をしたいとか、そういう話がなかった。3回目のデートまで、彼から「ここ行こう」と提案されたことが一度もなかった。流れに任せるのが好きな人もいるけど、相手のことを考えていれば、自然と「この人が喜びそう」を考えるはず。


三つ目は、将来の話をするとかわすこと。「いつか住みたい街とかある?」と吉祥寺のベンチで聞いた時、「うーん、こだわりないかな〜」と笑いながら話題を変えられた。1回なら気にしない。でも彼は、未来につながる話が出るたびに、いつもふわっとかわしていた。


四つ目は、LINEの内容が薄いこと。「今日どうだった?」「眠い〜」「飯食った?」——会話が積み上がっていかない。私のことを知ろうとしている感じが、だんだん薄れていった。



「この人は違う」と思い込むメカニズム


「マジで? それって遊ばれてたってこと?」と友達に聞かれた時、私は即答できなかった。


違和感はあった。何度もあった。でも、その都度「考えすぎかな」と自分で打ち消していた。


人は好きになった相手のことを、都合よく解釈しようとする。夜にしかLINEが来ないのは「仕事が忙しいから」、将来の話をかわすのは「慎重な人だから」、具体的なデートプランがないのは「気を使ってくれているから」——ぜんぶ、そう読み替えていた。


with で知り合った別の人と比べて「あの人よりずっといい」と思っていたのも、判断を曇らせた原因だったと思う。比較対象が悪かっただけで、絶対評価をしていなかった。


好意を持ってから見るサインは、ポジティブに変換される。だから「気づく」のが難しいんじゃなくて、「気づきたくない」状態になってしまう。



見分けるための7つのサインを整理する


後から全部つなげると、見えてくる。


1. 連絡が夜(21時以降)に集中している

2. デートの場所・内容を相手が決めない

3. 将来・結婚・同棲などの話題が出ると会話が止まる

4. プロフィールや自己紹介に具体性がない

5. 「友達と思われたくない」発言が早い段階で出る

6. 体の距離が縮まるのが早い割に、心の距離が縮まらない

7. あなたの仕事・家族・過去に対して、掘り下げた質問をしない


7番が、私にとっては一番きつかった。3ヶ月間、彼は私の仕事の内容をちゃんと把握していなかった。「なんだっけ、デザインの仕事?」と5回目のデートで言われた時、中目黒の川沿いで、空気が少しだけ変わった気がした。


あなたのことを本当に好きな人は、あなたのことを知りたいと思う。それだけのことだった。



気づいた後にできること


3ヶ月経って気づいた時、どうすればいいのか。


まず、確認する。遠回しじゃなく、ちゃんと言葉で。「私たちって、どういう関係なんだろうって思ってて」——このくらいの言い方でいい。曖昧にしたまま続けても、消耗するだけ。


返ってきた言葉と、その後の行動を見る。言葉は取り繕えるけど、行動は取り繕いにくい。「真剣に考えてる」と言いながら、連絡の頻度も会う回数も変わらないなら、それが答え。


撤退のタイミングは、早ければ早いほどいい。3ヶ月が6ヶ月になっても、気持ちが重くなるだけで状況は変わらない。傷が深くなる前に動く——それは逃げじゃなくて、自分への誠実さだと思う。


Omiai でもタップルでも、真剣に使っている人はいる。でも同じアプリの中に、全然違う目的で使っている人もいる。プラットフォームじゃなくて、一人ひとりを見ること。サインを見る目を持つこと。感情が動く前に、少しだけ観察する時間を持つこと。


それができるようになったのは、あの3ヶ月のおかげだと、今は思うことにしている。



締め


サインに気づけなかったのは、鈍かったからじゃない——好きになることに、一生懸命だったから。気づけなかったのに、次は目を開けていていい。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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