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テンプレートで書いた夜、後悔したプロフィール文の話

「何を書けばいいかわからない」が正直なところ。Pairsを始めて1週間、プロフィール欄を空白のまま放置した経験から作った、埋めるだけで完成するプロフィール文のフォーマット。マッチング数が変わった。

27歳・女性の体験
·橘みあ·6分で読める

「何を書けばいいかわからない」が正直なところ。


プロフィール、書けなくて当然だと思う


Pairsを始めて最初の1週間、私はプロフィール欄を空白のまま放置していた。


「趣味:映画・カフェ巡り・旅行」それだけ書いて、あとは何も思いつかなかった。いや、正確には思いつかないんじゃなくて、何を書いたらいいかわからなかった。自己PRでもなく、エッセイでもなく、でも「はじめまして、よろしくお願いします」みたいなビジネスメールにもしたくない。あの微妙な距離感。


「なんて書いた?」と友人に聞いたら、「適当に書いたよ」とあっさり言われた。適当、ね。


でも私にはその「適当」がわからなかった。


最初のプロフィールの何がダメだったか


最初に書いたのはこれだった。


「都内在住の28歳です。仕事はIT系です。映画と旅行が好きで、休日はカフェでゆっくりするのが好きです。よかったらお話しましょう!」


読み返すたびに、胃がしくしくした。全部どこかで見たことある文章。「よかったら」って言葉の弱々しさ。「IT系」という情報の空虚さ。映画と旅行が好きな人、マッチングアプリに何人いると思っているんだろう。


1週間で「いいね」は4件。全員プロフィール写真が顔なしだった。


テンプレートに出会ったのは、withを使い始めた頃


2つ目のアプリを入れたタイミングで、もう一度プロフィールをゼロから考えることにした。そのとき見つけたのが、シンプルな4行の型だった。


```

[職業/仕事のざっくりした説明]をしています。

休日は[最近よくやっていること]をすることが多いです。

先週は[具体的なエピソード]でした。

[一緒にやりたいこと]できる人に会えたら嬉しいです。

```


150文字弱。埋めるだけ。


「こんなのでいいの?」って正直思った。でも何かを変えなければ、また同じ4件を繰り返すだけだった。


実際に書いてみると、こうなった


職業欄で悩んだ。「IT系」じゃ何も伝わらない、かといって「UXリサーチャー」って書いたら聞かれないと意味がわからない。だから「アプリのユーザー体験を考える仕事をしています」にした。ちょっとだけ詳しく、でも難しくない。


休日の欄は最初「カフェ巡り」にしようとして、やめた。また誰でも書けることを書こうとしている。その週末に実際やっていたことを思い出した。中目黒のヴィンテージショップを3軒はしごして、結局何も買わずに桜並木沿いを歩いて帰った。それを書いた。


具体的なエピソード、これが一番難しかった。でも逆に、これが一番自由だった。先週起きたことをそのまま書けばいい。「吉祥寺で友達と餃子を作るつもりが、材料を切りすぎてほぼ春巻きになりました」くらいの温度感でいい。


できあがった文章がこれ。


「アプリのユーザー体験を考える仕事をしています。休日は中目黒や下北沢のヴィンテージショップをひとりでぶらぶらすることが多いです。先週は友達と餃子を作ったはずが、なぜか春巻きになりました。一緒に料理したり、街をぶらぶらできる人に会えたら嬉しいです。」


143文字。


「いいね」が1週間で26件きた。「春巻き気になりすぎ笑」というメッセージで始まった会話が3件あった。


どうしてこのテンプレートが機能するのか


「旅行が好き」と「先月沖縄に行きました」は、情報量は同じなのに印象がまったく違う。前者は性格の説明で、後者は生きている人間の話だ。


「映画が好き」と言われても、誰でも言える。でも「先週シネマカリテで見た映画が衝撃すぎて、その日ずっと頭から離れなかった」と書かれたら、「どの映画?」と聞きたくなる。


このテンプレートが優れているのは、4行目の「一緒に〜できる人に会えたら嬉しいです」という締め方だ。「よかったら」「もしよければ」という言葉を使うと、それだけで文章全体がやや萎縮する。「嬉しいです」で終わると、控えめだけど意思がある。そのバランスが絶妙にちょうどいい。


書くときの3つのポイント


1. 職業は「業界名」じゃなくて「何をする仕事か」で書く。「メーカー勤務」ではなく「食品の企画開発をしています」。その差で会話のきっかけが全然変わる。


2. 「先週の具体的なエピソード」は失敗談か、ちょっとおかしかった話がいい。成功体験や自慢話は読んでいて疲れる。ちょっと抜けたエピソードの方が、会ってみたいという気持ちを引き出しやすい。


3. 絵文字は入れない方が無難。入れると一気に文章のトーンが変わる。プロフィール文はあくまでも「会話の入り口」なので、過剰に盛らない。読んだ後に「もう少し知りたい」と思わせる余白を残すくらいがちょうどいい。


完璧を目指さなくていい


これを最初から完璧に書ける人はいない。最初に書いたものは絶対に微妙だ。でもそれでいい。


使いながら直していくものだと思えば、文章を書くことへのハードルが下がる。「先週のエピソード」は3週間に1回更新するだけで、プロフィールがぐっと生きてくる。同じ文章を3ヶ月放置していると、どんどん古くなる。更新するたびに「最近何してたっけ」と自分の日常を振り返ることにもなる。


マッチングアプリって、実は自分の生活を言語化する練習でもある。気づいたらそのことが、どこか好きになっていた。


すべてを語らなかったのに、1行の余白で指が止まった。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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