プロフィールを定期的に更新するだけで、いいねが増える理由
作りっぱなしのプロフィールは、見えにくくなっている。
作りっぱなしのプロフィールは、静かに沈んでいく
Pairs に登録したのは25歳の誕生日を過ぎてすぐだった。
友達に背中を押されて、ちょっと気合いを入れた写真を選んで、自己紹介文も1時間くらいかけて書いた。「カフェ巡りが好き」「週末は中目黒か代官山をよく歩いてます」「映画はヒューマン系が多め」。我ながら悪くない内容だと思った。
最初の2週間は、ちゃんといいねがきた。
でも3ヶ月が過ぎる頃には、ほぼ止まっていた。アプリを開くたびにちょっとだけ落ち込んで、「まあ今は縁がないのかな」と言い聞かせながら通知をオフにして。プロフィールのことは、もう考えていなかった。
思い返すと、あのとき私は何も変えていなかった。写真も、文章も、一言コメントも。登録した日のまま、完全に止まっていた。
アルゴリズムの話をする前に
友人の奈緒から「プロフィール、ちゃんと更新してる?」と聞かれたのは、登録から4ヶ月後くらいのことだ。
「更新って、何を?」と返したら、「えー、もしかして最初から変えてないの?」って顔をされた。
彼女は with と Pairs を並行で使っていて、当時すでに3人とデートしていた。「いいねの数、登録当初より増えてるんだよね、更新してから」と言うから、「マジで?」と聞き返したのを覚えている。
ほとんどのマッチングアプリには、最近アクティブなユーザーを上位に表示する仕組みがある。アプリによって細かい設計は違うけれど、基本的な考え方はほぼ共通だ。ログインするだけでも多少は有効だけど、プロフィールを更新すると「ちゃんと動いているユーザー」として認識され、表示頻度がさらに上がる。
逆に言えば、何も更新しないアカウントは、少しずつ画面の奥に追いやられていく。誰かに嫌われたわけでも、写真が悪かったわけでもなく、ただ静かに沈んでいく。それだけで、見てもらえる機会が減っていた。
知らなかった。というより、考えたことすらなかった。
何を更新すればいいのか
奈緒が教えてくれたのは、「大げさに変えなくていい」ということだった。
プロフィールを更新しよう、と思うと、なぜか全部書き直さなきゃいけない気がしてくる。でも実際にはそうじゃない。アルゴリズムが検知したいのは「最近動いたかどうか」という事実だけで、変更の規模は関係ない。
まず写真。1枚目の写真が最も見られる場所なのは間違いないから、季節が変わったタイミングで差し替えるのが一番わかりやすい。夏に撮った写真を、秋になっても使い続けていると、「古い人」という印象を与えてしまうこともある。新しい写真が「今の自分」を正直に映している、ということが、実は相手に安心感を与える。3ヶ月前の写真より先週撮った写真の方が出会いにつながりやすいのは、アルゴリズムのためだけじゃない。「盛っていない人なんだな」と思ってもらえるから、マッチング後に関係が続きやすいのだと思う。
次に、自己紹介文のエピソード部分。「カフェ巡りが好き」という情報より、「先週、吉祥寺に新しくできたスパイスカレーの店に行ってハマった」という話の方が、圧倒的に話しかけやすい。情報じゃなくて、話の入り口を作ることが目的だから、最近あった小さなことを書き加えるだけで十分だ。
一言コメントの欄も、「最近ハマっていること」に絞って書き換えるだけでいい。「秋になってホットコーヒーに戻ってきた」とか「Netflixで北欧ドラマを見始めた」とか、それだけ。話のきっかけになれば、それで十分機能する。
更新の頻度は、週1ではなくていい
最初にそれを聞いたとき、「じゃあ毎週やった方がいいか」と思った。でも奈緒は「やりすぎると逆に怪しい」と言った。
確かに、更新頻度が高すぎると「ずっとアプリにいる人」という印象を与えてしまうこともある。月に1〜2回、何かが変わったタイミングで少し手を入れる、くらいのペースが現実的だ。「旅行に行った」「気になっていたお店に行った」「新しい趣味を始めた」——そういう生活の変化を、そのままプロフィールに反映させる感覚。
更新するために何かをする必要はない。生きていれば自然と出てくる小さなネタを、プロフィールにちょっと流し込むだけ。
私が変えてから、何が起きたか
あの会話の翌日、私はプロフィールを少し書き換えた。
1枚目の写真を、その週末に恵比寿で友達と撮ったものに差し替えた。自己紹介文に「最近、近所の銭湯に通い始めた」という一文を足した。一言コメントは「下北沢の古着屋めぐりが秋の趣味になりそう」に変えた。作業時間は10分もかかっていない。
その週、いいねが来た。久しぶりに通知を見た瞬間、喉の奥がちょっとだけ緩んだ。
大きく劇的に何かが変わったわけじゃない。でも、「見てもらえていなかった」という状況は、確実に変わった。
今日からできること、4つ
1. アプリを開いて、自分のプロフィールの最終更新日を確認する。3ヶ月以上変えていないなら、今日中に何か1つだけ変える。
2. 1枚目の写真を、ここ1ヶ月以内に撮ったものに差し替える。明るい屋外で撮れたものがあればなお良い。
3. 自己紹介文の中に「先週」か「最近」で始まる一文を1つ追加する。情報じゃなく、話しかけやすいエピソードを意識して。
4. 一言コメントを今の季節・今の自分に合わせて書き換える。長くなくていい。1行で十分。
これだけ。
プロフィールは、更新するたびに「今の自分」になっていく
タップルを使っている後輩の子が「プロフィール、作ったきりで放置してた」と言ったとき、あのときの自分だ、と思った。
作りっぱなしのプロフィールは嘘をついているわけじゃない。でも、止まった時間の中にいる自分を、ずっと代わりに立たせ続けているようなものだ。更新するたびに、そこに「今の自分」が戻ってくる。
出会いは、動いている人のところに来る。
よくある質問
マッチングアプリのプロフィール更新でいいねは増えるのか↓
プロフィール更新の最適な頻度はどのくらい↓
プロフィールが見えにくくなる理由は何か↓
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。