恋のアーカイブ
マッチングアプリ攻略

プロフィール文は短いほうが読まれる、たった一つの理由

「長く書けば伝わる」は間違いだった。

·橘みあ·6分で読める

マッチングアプリのプロフィール、何文字書いているか?


400文字以上書いている人は、今すぐ半分に削ってほしい。


私もかつて、びっしり書き込んだ側の人間だった。



私の失敗談


Pairsを始めたのは27歳の秋。友人から「プロフィールは丁寧に書いたほうがいい」と言われて、本当に丁寧に書いた。自分の仕事のこと、休日の過ごし方、好きな映画、行きたいカフェのリスト、将来のビジョン。気づいたら600文字を超えていた。


「これだけ書けば、私のことをわかってくれる人だけがいいねしてくれる」と思っていた。フィルタリングのつもりだった。


でも現実は違った。3週間で届いたいいねは11件。アプリを開くたびに、数字が動いていない画面を見つめていた。喉の奥に何かつかえたような、変な焦り。


友人のMikaにプロフィールを見せたら、「えー、多くない?読む気なくなるかも」と一言。


「え、そんなもの?」


「スクロールしてて、なんか疲れた、ってなるんだよね」



読まれない理由は「読む側の体力」にある


マッチングアプリを開いている時間を想像してほしい。通勤の電車の中、昼休みの15分、深夜23時のベッドの上。ぼーっとした状態で、次々と写真をスクロールしている。気になった人のプロフィールを開く。その瞬間に費やせる集中力は、正直なところほとんど残っていない。


平均的にプロフィールを読む時間は10〜15秒と言われている。


400文字を15秒で読もうとすると、1秒あたり27文字。声に出して読んでも間に合わない速さだ。最初の2〜3行で「ちょっと多いな」と感じた瞬間、ページは閉じられる。悪意じゃない。ただ、疲れているだけ。


もう一つ、長いプロフィールが引き起こす問題がある。「全部読まなきゃ失礼かな」という無意識のプレッシャーだ。本来は負担をかけるつもりなんてない。でも読む側は、長い文章の前でちょっとだけ構えてしまう。構えさせた時点で、第一印象はすでに少し傷ついている。


そして致命的なのが、長くなればなるほど「この人、どんな人なんだろう」がぼやけることだ。趣味を10個並べても、何も残らない。映画、旅行、カフェ、料理、音楽——全部好きな人は、誰にも刺さらない人になる。



150文字という解像度


Mikaのアドバイスを受けて、プロフィールを全部消した。


ゼロから書き直す作業は、思ったより苦しかった。削れば削るほど「これも伝えたい、あれも書かなきゃ」という気持ちが出てくる。でも削り続けた。最終的に残ったのは、こんな文章だった。


「最近、吉祥寺の古本屋めぐりにはまっています。週末に知らない街を歩いて、おいしいものを見つけるのが好き。一緒にどこか行きましょう。」


68文字。


その週末、いいねが急に動き始めた。3日で17件。プロフィールを開いてくれた人の「マッチング率」が、体感でわかるくらい上がった。


「古本屋、どのへんですか?」という最初のメッセージが来たとき、思わず「マジで?」と声に出た。会話の入り口が、向こうからやってきた。



何を削って、何を残すか


具体的に何を消せばいいか、整理する。


まず消すべきは、謙遜フレーズだ。「普通の人です」「面白いかどうかわかりませんが」「文章が苦手で…」——これらは書いた本人には謙虚さのつもりだけど、読む側には「自信がない人」と映る。マッチングアプリで謙遜は、武器にならない。


次に、定型句。「よろしくお願いします」「気軽に話しかけてください」。悪くはないけれど、記憶にも残らない。100人に1人が書いているような文章は、その人の文章じゃない。


趣味の箇条書きも、思い切って一つに絞る。10個並べるより、1個を具体的に書いたほうが「この人と話したい」を引き起こす。「映画が好き」より「最近、中目黒のミニシアターで観たフランス映画が忘れられなくて」のほうが、ずっと引っかかる。


残すべきものは三つ。


1. 最近やっていること(具体的な行動レベルで)

2. 一緒にやりたいこと(相手を誘う余白を作る)

3. 自分のキャラが伝わるエピソード、一つだけ


「最近やっていること」は現在進行形であることがポイントだ。去年行った旅行より、来週行こうとしているカフェ。過去より今のほうが、話しかけやすい。


「一緒にやりたいこと」は、読んだ相手に「あ、私もそれ好き」か「連れて行ってあげたい」を起こさせる。誘いの余白があるプロフィールには、自然と会話が生まれる。


エピソードは一つ。本当に一つでいい。下北沢のカレー屋で偶然隣に座った人と3時間話してしまった話でも、恵比寿の本屋で同じ本を手に取った瞬間に決めた話でも。その「一つ」が、あなたという人間の解像度を上げる。



プロフィールは自己紹介じゃない


ここまで読んで気づいたかもしれないけれど、プロフィールの目的は「自分のすべてを伝えること」じゃない。


「続きを知りたい」と思わせること。


それだけだ。


全部書かなくていい。余白を作るほど、相手は入ってくる。短く、具体的に。たった150文字が、600文字より何倍も多くを語ることがある。


プロフィールは扉であって、部屋じゃない。

よくある質問

プロフィール文は何文字が目安ですか
プロフィール文の最適な長さは、プラットフォームや目的によって異なります。一般的にはSNSは50~100文字、自己紹介資料は200~300文字が読まれやすいとされています。長すぎると読み手の集中力が失われるため、短くまとまった文が効果的です。
長いプロフィール文が読まれない理由は
長文は読み手の認知負荷を高め、離脱率が上がります。特にSNSやプロフィール欄は流し読みされるため、冗長さは避けるべき。重要情報を短く凝縮し、一目で価値が伝わることが読了率を大幅に向上させます。
自己紹介文の書き方のコツは
短く分かりやすく書くことが鉄則です。①名前と肩書き②専門分野③提供できる価値、この3点に絞り込みましょう。余計な修飾語を削ぎ落とし、相手にとって必要な情報だけを簡潔に伝えることが成功の鍵となります。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

このテーマを読む:プロフィール体験談

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