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Tinderゴールドに課金した夜、後悔した半年間の話

半年間、Tinderの課金プランに毎月3,000円近く払い続けた。ゴールドにしたり、Plusに落としたり、また戻したりを繰り返した。結論から言うと、課金の効果はある。でも「誰にでもある」わけではない。

30・男性の体験
·橘みあ·7分で読める

「どうせ無料じゃ限界あるんでしょ」と思って課金したのが、半年前の話だ。


最初に選んだのはTinder Gold。月額3,500円前後。「あなたをいいねした人が見られる」という機能が目当てだった。いいねした人が先に見えれば、確実にマッチングできる人だけにいいねを返せる。効率がいいはずだった。


ゴールドに切り替えてすぐ、「あなたをいいねした人」のリストを開いた。18人いた。スクロールしながら確認して、プロフィールを読んで、8人にいいねを返した。8件マッチングした。これは確かに速かった。


でも1週間後に気づいた。その8人のうち、会話が続いたのは2人だった。


ゴールドの機能が効く人と効かない人


「あなたをいいねした人」機能は、論理的には最強の機能だ。すでに相手が興味を持っているから、マッチングが確定している。スワイプの手間も省ける。


でも、問題があった。プロフィールが弱いと、いいねしてくる相手層が変わる。無料でスワイプしていたときとほぼ同じ顔ぶれが並んでいて、そこから選んでも会話の質は変わらなかった。ゴールドはマッチングの速度を上げてくれるが、マッチングの「質」を上げてくれるわけではない。


2ヶ月目に気づいたのは、課金前にやるべきことがあったということだった。写真、自己紹介文、スポットライト(プロフィールを上位表示させる機能)の設定。これが整っていなければ、どのプランにいても結果は変わらない。逆に、ここが整っているなら無料でも一定のマッチングは取れる。


ゴールドに月3,500円払うより先に、プロフィールの写真を撮り直すことの方が費用対効果が高かった、と今は思っている。


PlusとGoldの実際の違い


3ヶ月目に、ゴールドからPlusに落とした。月額約1,500円に下がる。ゴールド固有の機能「あなたをいいねした人が見られる」がなくなる代わり、スーパーライクが追加で1日5回もらえて、リワインド(スワイプを1回取り消せる)が無制限になる。


実際にPlusに落としてみて、最初の1週間は大きな違いを感じなかった。スワイプの量は変わらないし、マッチング数もほぼ同じだった。違いが出たのは「パスポート機能」を使ったときだった。


Tinder Plusには、現在地以外の場所でスワイプできる「Tinder Passport」機能がある。出張で大阪に行く前に、大阪在住ユーザーとマッチングしておく、というような使い方ができる。旅行前に試したら、確かに現地に着く前に2件マッチングできた。大阪の人と東京で話した経験があったから、最初のメッセージのネタに困らなかった。


この機能はゴールドにもある。Plusでも使えるなら、ゴールドに戻す理由が薄くなった。


課金したけど、会えなかった時期の話


正直な話をする。4ヶ月目に、マッチングが月12件あったのに誰とも会えない時期があった。


課金もしていた。プロフィールも直していた。メッセージも送っていた。それでも、会う約束になる前に会話が止まった。渋谷の駅前で久しぶりにアプリを開きながら、「何かが根本的にズレている」という感覚があった。


振り返ってみると、メッセージの内容に問題があった。最初の数往復でオンライン上の「会話」は成立していたが、「会う約束をする」という行動に踏み込むタイミングが遅すぎた。5日間メッセージをやりとりして、相手の熱が冷めた頃に「一度会いませんか」と送っていた。


マッチングアプリの会話は、会う前提で進める必要がある。長くやりとりするほど会いやすくなるとは限らない。むしろマッチング後3〜5日で会う流れを作れるかどうかが、実際に会えるかどうかのほぼ全てを決める。これは課金では解決できないことだった。


半年間の正直な結論


半年間でゴールドとPlusを合わせて18,000円ほど払った。その価値があったかと聞かれたら、「ある程度は」と答える。


課金してよかったと思う人は、プロフィールがすでに整っていて、マッチング数を増やしたい段階にいる人だ。写真も自己紹介も問題ない、でも会える気配がない、というときに課金すると効果が出やすい。


課金しても変わらない人は、プロフィールの問題を抱えたまま課金している人だ。「あなたをいいねした人」を見られても、そもそもいいねされていなければ意味がない。まず写真を撮り直す、自己紹介文を書き直す、の方が先だ。


GoldかPlusかの選択は、出張や旅行が多くパスポート機能を使わないならGoldは不要で、Plusで十分だと思う。


月3,000円の課金より、友達に写真を撮ってもらう時間の方が、マッチング率に与える影響は大きい。それが半年間かけて出した結論だ。


課金前にやっておくべきプロフィール整備


半年間の振り返りから、課金が効果を発揮するための前提条件を整理しておく。


写真は最低3枚、最初の1枚が全てを決める。Tinderの最初のスワイプは0.5秒の判断だ。自然光で撮った、表情がわかる写真を1枚目に置く。複数人で写っている写真は1枚目には絶対に置かない。「どの人?」と思われた瞬間に左にスワイプされる。恵比寿や中目黒などの雰囲気のある場所で撮ると、「どこかで会いたい」という気持ちに繋がりやすい。


自己紹介文に「会ったらこういう人」という情報を入れる。「映画が好きです」だけでは伝わらない。「週末は渋谷のTSUTAYA近くのカフェで映画パンフレットを読んでます」まで書くと、「この人に会ったときのイメージ」が浮かぶ。イメージが浮かぶ人に、人はいいねを返したくなる。


スポットライト機能を使うタイミングを選ぶ。課金プランに含まれているスポットライト機能は、プロフィールを上位表示させる機能だ。使う時間帯は夜21〜23時が有効で、アクティブユーザーが最も多い時間帯に合わせると、表示回数が増える。これを使う前に、写真と自己紹介文が整っている状態にしておく必要がある。整っていない状態でスポットライトを使っても、大量にプロフィールを見られるだけで結果は変わらない。


課金したからではなかったのに、見せ方が変わって消えた。

よくある質問

TinderのGoldとPlusはどちらがおすすめですか?
出張や旅行が多くパスポート機能(現在地以外のエリアでスワイプできる機能)を活用したいなら、GoldもPlusも含まれているので差はありません。「あなたをいいねした人が見られる」機能はGold専用です。ただし、この機能はプロフィールが整っていて実際にいいねを集められている状態でないと活きません。プロフィールに自信がない段階ではPlusで十分だと半年の経験から感じています。月額差額の約2,000円を写真撮影などに使う方が費用対効果は高い可能性があります。
Tinderに課金してもマッチングが増えない場合、どうすればいいですか?
課金してもマッチングが増えない場合、問題はほぼ確実にプロフィールにあります。特に最初の1〜2枚の写真が決定的です。表情が見えない写真、複数人で写っている写真、暗い室内写真は避け、自然光で撮った一人の写真に変えるだけでマッチング数が変わります。自己紹介文も「よろしくお願いします」で終わっているなら、具体的な趣味と場所名を入れた文章に書き直してください。課金より先にこの2点を直すことを強くすすめます。
マッチングはできるのに実際に会えない場合の原因は何ですか?
マッチングはできているのに会えない場合、最も多い原因はメッセージのやりとりが長引きすぎることです。5日以上テキストだけのやりとりを続けると、相手の熱が自然に冷めていきます。マッチング後3〜5日のうちに「一度会いませんか」という流れを作ることが現実的です。「まだ相手のことをよく知らないから」という理由でメッセージを続けても、会う前に会話が終わることが多い。会って初めてわかることの方が、アプリの会話より多いです。

この記事を書いた人

橘みあマッチングアプリ体験談ライター

27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。

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