TinderゴールドとTinderプラスを3ヶ月使い比べた。どっちが使えるか
Tinderプラスを1ヶ月→ゴールドを2ヶ月、実際に使い比べた。無制限スワイプ、いいねした人の確認、ブースト機能。料金差に見合うマッチ数の変化はあったのか、具体的な数字で比較する。
Tinderを無料で2ヶ月使って、「スワイプできる回数が足りない」と感じた。
無料では1日100スワイプの制限がある。夜に開いてスワイプし始めると、30〜40分で上限に達する。「もう少し見たい」という気持ちのまま終わるのが、毎晩もどかしかった。
TinderプラスとTinderゴールドで迷って、まず料金が低いプラスから1ヶ月試すことにした。
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Tinderプラス(月額約1,800円)
スワイプ無制限、パスポート機能(位置情報を変えて他の都市を探せる)、スーパーライク月5回、巻き戻し機能(間違えて左スワイプした相手を戻せる)。
1ヶ月使った率直な感想は、「スワイプ無制限が一番使えた」だった。
回数を気にせずにスワイプできると、焦りが消える。じっくりバイオを読んで、写真を全部見てから判断できる。マッチ率が若干上がった気がしたのは、そのせいだと思う。
巻き戻しも地味に助かった。寝ぼけた状態でスワイプして間違えることが1日に何度かある。そのたびに「あ」となっていたのが解消した。
パスポートは、大阪出張のときに現地の人を事前に探せたが、実際に会う機会を作るのは難しかった。
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Tinderゴールド(月額約4,200円)
プラスの全機能に加えて、自分をいいねしている人の一覧が見られる「Likes You」機能。
これが、想像以上に使えた。
すでに自分を右スワイプしている人の一覧が表示されるので、その中からいいと思う人を右スワイプするだけでマッチング確定。マッチングの不確実性がなくなる。
ゴールドにしてから最初の1週間で、19人のLikes Youが確認できた。その中から10人に右スワイプして、全員とマッチングした。確率100%の体験は、正直気持ちよかった。
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プラスとゴールド、どちらを選ぶか
料金差は月約2,400円。3ヶ月で7,200円の差になる。
Likes You機能は、数字の面で確かに効果がある。でも、Likes Youに表示される人が必ずしも自分の好みとは限らない。「マッチングの確実性」は上がるが、「気になる人に出会える確率」は変わらない。
積極的にマッチング数を増やしたいならゴールドを選ぶほうがいい。スワイプ無制限と巻き戻しだけで十分な人はプラスで問題ない。
試すなら最初の1ヶ月だけプラスで様子を見て、Likes Youが欲しいと感じたらゴールドに上げる、というやり方が無難だと思う。
課金で変えられるのは、出会いの母数だ。会話の質は、自分で変えるしかない。それは課金した後に気づいた。
Tinder課金後の「落とし穴」——数字に溺れた1ヶ月
Tinderゴールドにしてからの最初の1ヶ月、数字ばかり追いかけていた。Likes Youの一覧を毎朝チェックして、「今日は何人増えたか」でその日の気分が変わった。新宿の職場に向かう中央線の中で、通知が来るたびに心拍が上がって、画面を確認する。数字が多い日は気分がよかった。少ない日は胸の奥にざらっとしたものが残った。
「マッチング数」が目的になって、「誰と話したいか」を考えなくなっていた。
渋谷のハチ公前で、Tinderゴールド経由でマッチングした人と待ち合わせた。会って30秒で「この人とは合わない」とわかった。でもLikes Youで見たとき、「マッチング確定」の安心感だけで右スワイプしていた。相手のバイオをちゃんと読んでいなかった。
Tinderの課金プランを比較するとき、機能の差ばかりに目が行く。でも使ってみると、「課金して増えた選択肢をどう使うか」の方がよほど難しい。プラスもゴールドも、自分の判断力を上げてくれるわけじゃない。
課金をやめた日に気づいたこと
3ヶ月使って、Tinderゴールドを解約した日のこと。代官山のツタヤの2階でコーヒーを飲みながら、3ヶ月分のやりとりをスクロールした。マッチした人数は68人。実際に会ったのは5人。そのうち2回目に会えたのは1人。
「68人とマッチングして、残ったのは1人」。この数字を見たとき、手が止まった。TinderのプラスでもゴールドでもLikes Youでも、確率を変えることはできなかった。
課金は「出会いの入口」を増やす。でも入口を増やしても、扉の先に進めるかどうかは自分次第だった。月4,200円を払っていた3ヶ月間で一番の学びは、「金をかけた分だけ出会える」は幻想だということ。出会いの質は、課金額に比例しない。
お金で買えるのは可能性。関係を作るのは、言葉だけだ。
TinderプラスとTinderゴールドの「本当の使い分け」
恵比寿のスタバで、同じくTinderを使っている友達と課金の話をした。彼はプラスのまま2ヶ月使って、マッチ数は私のゴールドの半分くらいだったけど、実際に会った人数はほぼ同じだった。
「結局、Likes Youで見つけた人も、自分でスワイプして見つけた人も、会ってからは同じだよ」と言われた。喉の奥に「確かに」という感覚がつかえた。
TinderゴールドのLikes You機能は確かに便利だ。でも便利さが「楽をする口実」になると、自分でスワイプして選ぶ力が弱くなる。楽して選んだ相手と、じっくり選んだ相手。どちらが長く続くかは明らかだ。
高円寺の部屋でTinderのプラン比較の記事を読み漁った夜がある。機能の一覧表を見比べて、「ゴールドの方が上位互換だ」と結論づけた。でも3ヶ月使った今、「どのプランを選ぶか」より「どう使うか」の方が100倍大きいと断言できる。
お金で買えるのは可能性。相手の心は、自分で掴むしかない。
Tinder課金で「元を取る」ために必要な行動量
Tinderのプラスやゴールドに課金した後、「元を取ろう」という気持ちが出てくる。中目黒の部屋でスマホを握りしめて、毎晩2時間スワイプしていた時期がある。
でも「元を取る」感覚でアプリを使うと、数を追いかける罠にはまる。たくさんマッチングすることが目的になって、一人ひとりとの会話が雑になる。
新宿のカフェで、Tinderゴールドで出会った人と話したとき、「メッセージがテンプレっぽくて最初は返すか迷った」と言われた。胸がチクッとした。確かに、コピペに近いメッセージを10人に送っていた。
課金したからといって行動を変えなければ、「無料のときと同じ結果が有料で返ってくる」だけだ。月4,200円は、自分の行動を変えるための投資であって、結果を保証するチケットじゃない。
お金で買えるのは可能性。関係を作るのは、言葉だけだ。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。
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