ゼクシィ縁結びの有料プランに課金した夜。無料との差と判断基準
マッチング7人、でもメッセージが送れない。池袋のドトールで「マッチング済み」の画面を眺め続けた2週間。課金して変わったことと、変わらなかったことを正直に書く。ゼクシィ縁結びの有料プランは、いくらなら元が取れるのか。
正直に言う。マッチング7人。でも全員に一言も送れなかったけど。
ゼクシィ縁結びを無料で2週間使って、限界を感じた。マッチングはできる。でも、メッセージを送れない。いいねを送り返してくれた相手のプロフィールを繰り返し見るだけで、会話が始まらない。
池袋のドトールでアイスコーヒーを飲みながらスマホを開くたびに、「マッチング済み」の画面が増えていく。でも何も動かない。7人分の顔写真を眺めながら、喉の奥がつかえるような焦りがあった。この人たちの中に、会いたい人がいるのに、こっちから声をかけられない。
「……課金するしかないのか」
無料会員でできることは、いいねを送ること(月15回)とプロフィールを見ること。メッセージのやりとり、検索条件の詳細絞り込みは、すべて有料プランが必要だった。
有料プランの料金と、課金して変わったこと
2週間悩んで、池袋のドトールで3杯目のアイスコーヒーを飲みながら、iPhoneの画面で「購入」をタップした。指先が少し震えた。月額約3,980円。3ヶ月プランにすれば月額換算で少し下がるが、「まず1ヶ月試す」を選んだ。
課金した瞬間、世界が変わった——と言いたいけど、そんなドラマチックな話じゃない。
まずメッセージが送れるようになった。マッチングしていた7人全員に連絡した。返信が来たのは3人。そのうち1人と恵比寿のカフェでデートをした。恵比寿駅のアトレ横のカフェで初めて会ったとき、「あ、プロフィールの雰囲気そのままだ」と思って、胸の奥がほっとした。
検索条件の詳細絞り込みも使えた。「年収」「勤務地」「結婚意欲度:1年以内」の3条件で絞ると、表示される人数はぐっと減る。でもメッセージを送りたいと思える人の割合が上がった。
「たった3,980円で、2週間眺めるだけだったものが動き出したのか」——あの池袋のドトールでの焦りは、課金1つで消えた。
課金して変わらなかったこと
ただし、課金は魔法じゃない。
マッチング数は増えない。課金はメッセージをするための条件であって、いいねが届く数には影響しない。プロフィールの完成度と写真の質が変わらなければ、課金してもマッチングの入口は変わらない。
友達に「課金したら出会える?」と聞かれたことがある。「出会えるかどうかは、プロフィール次第。課金は、出会える状態にするための入場券みたいなもの」と答えた。友達は「高い入場券だね」と笑った。「でもそれがないと、入場すらできないんだよ」と返したら、黙った。
課金すべきタイミングの判断ポイント
「まずプロフィールを整えてから課金する」が正しい順序だと思う。
審査を通ったプロフィールでいいね数が0〜5件/週なら、課金より先に写真と文章を見直す。写真は自撮りじゃなく、友達に撮ってもらった自然光のポートレートにする。自己紹介文は箇条書きの趣味羅列をやめて、具体的なエピソードを1つ入れる。
週10件以上のいいねがあるなら、課金してメッセージを始める価値がある。そこまでいいねが来ているなら、あとは「話すチャンス」を買うだけだ。
「えっ、まだ課金してないの?」——恵比寿でデートした人にそう聞かれたとき、2週間の自分がちょっと恥ずかしくなった。「7人もマッチングしてて、2週間何もしてなかったんですか?」と笑われた。「してなかったんじゃなくて、できなかったんです」と返したら、「それ、もったいなすぎません?」と言われた。
お金を払うことに抵抗があるのはわかる。でも2週間マッチング画面を眺めて何もできない時間の方が、よっぽどもったいない。
お金を惜しんで時間を失うか、時間を惜しんでお金を使うか。
新宿のカフェで、課金ボタンを押した瞬間
有料プランに切り替えたのは、新宿のカフェで友人と話した後だった。「無料で3ヶ月やって成果出ないなら、課金するか辞めるかどっちかにしな」と言われた。図星だった。
課金ボタンを押す瞬間、指が止まった。月額4,000円。飲み会1回分。でも、お金を払うことで本気度が変わる気がした。心臓がドクンと鳴って、画面をタップした。
有料で変わったこと、変わらなかったこと
変わったのは、相手の「いいね」数が見えるようになったこと。人気の人に集中して「いいね」を送る無駄が減った。渋谷のドトールでプロフィールを見ながら、「この人、いいね50以下だけど文章がいいな」と気づけるようになった。
変わらなかったのは、自分の魅力。課金しても、プロフィールが微妙なら結果は同じ。お金で買えるのは「機能」であって「出会い」じゃない。喉の奥がつかえるような焦りは、課金しても消えなかった。結局、プロフィールを書き直す方が先だった。
機能に課金したのに、まだ恵比寿の温もりを思い出す。
この記事を書いた人
27歳・東京。Pairs・with・Tinder・Omiai・タップルを延べ3年間使用。マッチングアプリで3人と出会い、2回失恋した経験をもとに執筆。失恋した夜に誰かのブログで楽になった経験から、このサイトを始めた。